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初心者のための"憲法"勉強会

1 :初級:04/09/16 20:26:17 ID:6CQ+hS//
当方法律一度も学んだことありません、しかし、公務員試験で必要なんです
みなさん一緒に憲法勉強しませんか?ちょこちょこレジュメアップしていこうと
おもいます。中級上級者のみなさんおかしいところがあれば
指摘お願いします。使用テキストは芦部憲法です!

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/16 21:12:42 ID:FxWsvqbQ
上論
前文
1条〜8条=天皇、9条=戦争放棄、10条〜12条=国民主権、13条=幸福追求権

14条=平等権、15条=参政権、16条=請願権、17条=国家賠償請求権

18条=奴隷的拘束禁止、19条=思想良心の自由、20条=信教の自由

21条=表現の自由、22条=経済的自由権、23条=学問の自由、24条=両性平等

25条=生存権、26条=教育権、27条・28条=労働権、29条=財産権

30条=納税義務、31条〜40条=適性手続       

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/17 00:47:22 ID:gXzcIZPe
10条〜12条=国民主権 はちょっと変かな。

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/17 01:17:10 ID:7JiExqTN
>>1
http://www.megabbs.com/cgi-bin/readres.cgi?bo=law&vi=1010930412&rm=50

参考に。

5 :初級:04/09/17 02:37:45 ID:4pN38Ftv
ありー!!

6 :初級:04/09/17 03:09:17 ID:4pN38Ftv
第1条(天皇の地位、国民主権)
・天皇は元首ではないというのが通説
・「おことば」について
象徴としての行為と捉えれば内閣の助言と承認を要求できる利点あり。
これに対して私的行為とすると天皇の言論が自由になってしまう恐れあり。
すなわちこの問題の本質は
国事行為以外の外に広く天皇の行為を認めてしまう危険と
天皇の行為を内閣の補佐と責任から解放してしまう危険との衡量にあるとしています。

第2条(皇位の世襲と継承)
この条文に関して重要事項はありません。

択一知識として
 ・天皇について養子は禁止(皇室典範)
 ・生前退位はOK
 ・女帝は皇室典範の改正により認めることも可。

第3条(天皇の国事行為に対する内閣の助言と承認)
マイナー論点…内閣の「助言」と「承認」の両方が必要か?
 通説:どちらか一方について閣議があればよい。
 理由:国事行為が常に内閣の意見にもとづいていることが示せればいいため。
これに対して反対説は助言(事前に指示)と承認(監督)の二重の絞りにより
国事行為を厳格に監視していこうとしています。
そして天皇が内閣の助言に反して行動した場合、その行動は法的に無効となる。

択一知識…天皇は刑事責任を負わない。
     理由)国務大臣などの規定を類推し在任中に訴追をなしえず、
        また天皇は現時点で生前に退位しないので
        結果として刑事責任を負うことがなくなる。

第4条(天皇の権能の限界、天皇の国事行為の委任)
重要事項はないです。

択一知識
摂政にも臨時代行者にも在任中訴追禁止特権がある

7 :初級:04/09/17 03:16:18 ID:4pN38Ftv
第5条(摂政)
 択一の知識として
  摂政は刑事無責任ではない。
  在任中は訴追されないだけ。

第6条(天皇の国事行為1)
 内閣総理大臣と最高裁判所の長の任命についての条文。
 ・条文には載ってないが内閣の助言と承認は必要
 7条に列挙されている行為と質的には同じ。
 もちろん実質的決定は
 内閣総理大臣については国会
 最高裁判所の長官については内閣です。

第7条(天皇の国事行為2)
 有名な論点
 ・衆議院の解散の実質決定権者について
 →天皇説、7条説、69条説、制度説があるんですが、
  コンメンタールは制度説を採用している。とりあえず論文試験で使うのは
  7条説と69条説でしょうか…。
  →69条自体には解散権が内閣にあることを明示しておらず採用できないとし、
  7条の内閣の助言と承認を通じて解散権が内閣に帰属するとしておけばいいと思う。

第8条(皇室の財産授受)
 有名な択一知識
 本条の国会の議決に衆議院の優越を認めることはできない。
 ゆえに両院の意思が不一致のときは両院協議会を開いて
 そこでの意思の一致を探るしかない。



8 :初級:04/09/17 03:24:44 ID:4pN38Ftv
第九条(戦争の放棄)

 解釈についての争い
 これについて大きく3説

 ポイント
 ・「国際紛争を解決する手段としては」の解釈
 ・「前項の目的」の解釈
 ・「前項の目的」が「交戦権」にかかるかどうか
 結局のところ、前項の目的が交戦権にもかかるとすれば、
 侵略戦争のための戦争は放棄すると考えられるので交戦権の解釈を戦争をする権利
 と捉えてもよいこととなります。

 9条にまつわる判例
 ・砂川事件(固有の自衛権は放棄していないと判示)
 ・長沼事件(自衛隊の合憲性が問題となるも訴えの利益を欠くとした尻つぼみな判決)

第10条(国民の要件)
 この条文についてではありませんが
 関連事項として外国人の人権があります。
 特に問題となるのは
 1.参政権
 2.社会権
 3.出国の自由、入国の自由

第11条(国民の基本的人権の享有、基本的人権の永久不可侵性)
 ・趣旨
 12条、13条とともに第3章の総括的規定。
 基本的人権の普遍性、不可侵性、永久性、固有性という根本的性格を示している。
 ・「基本的人権」の意義
 基本的人権とは自由権のほか、参政権および社会権を意味している。
 ちなみに17条や40条は本条の基本的人権に当たらない。
 ・本条の法的意味
 基本思想の宣言であり、裁判規範性は有しない。
 ・その他の注意点
 この条文の「永久」という文言から
 憲法改正の限界を示す改正禁止規定と解する余地あり。

第12条(自由・権利の保持の責任とその濫用の禁止)
 趣旨
 不断の努力により自由権利を保持する義務、濫用禁止義務、公共の福祉のために利用する義務
 上記の3つの義務を規定。ただし、倫理的義務にとどまる。


9 :初級:04/09/17 03:34:55 ID:4pN38Ftv
第13条(個人の尊重と公共の福祉)
 ・個人の尊厳について
 全体主義の否定と利己主義の否定の二つの側面の意味があるらしい。
 ・公共の福祉について
 有名な論点があるけど、この筆者が二元的内在外在的制約説を
 採用しているようなのでうまく理解できずまとめることが出来ませんでした。
 ただ、一元的内在的制約説について書かれてるところの定義だけ記しときます。
 自由国家的公共の福祉…自由権を各人に平等に保障する場面の公共の福祉
 社会国家的公共の福祉…社会権を保障するために「とりわけ財産的な自由権」を制約する場面で問題となる公共の福祉

第14条(法の下の平等、貴族制度の廃止、栄転の授与)
 ・法の下の平等の意義
  立法者不拘束説を否定
  ∵不平等な法を各人に平等に適用すれば平等原則を無意味にしてしまうから。
  立法者拘束説を採用。
 ・合理的差別とその基準
  合理的差別は許される。
  要するに14条の平等は相対的平等を指すのですが、
  コンメンタールでは一切相対的平等の語句を使っていません。(理由は不明)
  その判定基準は厳密に必要最小限かどうかから判断するようだ。
  ただ、必要最小限かどうかを判断するためには人権の性質も考慮するみたい。
 ・適用範囲
  問題点
   外国人、天皇について及ぶかかが問題とされる
 ・1項後段の解釈
  立法者不拘束説からは限定列挙とし、
  その部分については法内容の平等まで規定されているとする
  立法者拘束説からは例示列挙。
   明確に理由付けがなされていないが、
   後段事由以外の差別は許されると解することが不当だからだろう。

第15条(公務員の地位・性格および普通選挙・秘密投票の保障)
 ・公務員…国および公共団体の事務を担当するすべての者を指す。
     私人であっても公務を委任・委託されれば公務員にあたる。
 ・選定罷免…究極的に国民の意志に基づくことを要求するにすぎない。
 ・憲法上直接選定…国会議員、地方公共団体の長およびその議会の議員
 ・憲法上直接罷免…国民審査
 ・被選挙権は個人的権利ではないが、立候補する権利、公務就任権は憲法上の権利。
 ・投票の秘密は公務員の選挙に適用されるもので、
  それ以外の選挙にも当然に適用されるわけではない。

第16条(請願権)
 ・趣旨
 主権者たる国民の政治的意思を国家権力による国政の運営に対して表明しそれを実現させる手段
 ・請願権の歴史的意義
 国民参政への突破口としての役割を果たしてきた。とても重要視しましょう。
 ・旧憲法および外国憲法の規定
 社会主義国の憲法には請願権の規定は無い。
 近代の憲法のほとんどに規定されている。
 明治憲法にも規定あり(ただしかなりの制限あり、請願の仕方によっては罰せられることも)
 ・請願先
 所管が明らかでないときは内閣へ
 天皇に対する請願も内閣へ。
 ・国会の各議院にたいする請願
 議院は各別に請願書を受理し、相互に干渉しちゃだめ。
 ・請願の主体
 自然人以外に法人もOK。外国人もOK
 ・係属中の裁判に対する請願
 司法権の独立とは国民の権利を行政権から裁判所が擁護するための法理なので
 係属中の裁判に対する国民の請願がそれを侵害するという論理にはならない。

10 :◆u0ZYnEjMF6 :04/09/17 05:40:57 ID:qtdUwg8v
>6
>国事行為以外の外に広く天皇の行為を認めてしまう危険と
広く天皇の「私的とは言えないにもかかわらず内閣の統制に服さない」行為〜だね。
天皇に広く行為を認めること自体は問題ではない−私人としての行為は当然存在する−。

>・生前退位はOK
この根拠は?生前退位は不可能が通説のはずだよ。四条を見ても、前天皇の崩御以外の
皇位継承事由は書いてないでしょ。

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/17 05:45:54 ID:4pN38Ftv
憲法って国家に対する訴訟ですよね?
なぜノンフィクション逆転事件では
新しい人権にあたるプライパシーの権利が
私人間で適用されうるのでしょうか?

スーパー初心者なのですまそ

12 :通りすがりの名無しさん:04/09/17 06:03:41 ID:ueLu/+qn
>>10
・現行法上、生前退位は認められない。
 ∵ 皇室典範4条 皇位の承継=天皇が崩御
 但し、皇室典範の改正により生前退位の制度を設けることは合憲

 # >>1 sage進行でやってほしい


13 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/17 14:29:17 ID:YnTFMrix
>>11
適用されてない 民法907条の解釈問題

14 :エビ天Mk-U:04/09/17 14:38:04 ID:qEL/SzgZ
質問です。
憲法に「法律の範囲内で条例を制定することが出来る」とある場合、条例で法律より厳しい基準による規則を定めたり、法律が規制していない事項・対象に規制を拡大することはできますか?
初心者で何も分からずに教えてちゃんですいません…

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/17 15:22:07 ID:gy7aew81
>>14
憲法の教科書の「横だし条例」「上乗せ条例」のところを読まれよ。
ちなみに実務では当然行われている。例えば青少年保護育成条例。

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/17 22:51:49 ID:Huv2Vrbz
あんま細かい論点をつついてもしょうがない。
基礎をみっちりやる方がいいと思われ。

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/18 04:21:21 ID:frTJf2MQ
>>13
そうですか
なぜ憲法のところに載っていたのだろう
新しい人権からの間接適用という形でかんがえてもいいのでしょうか?

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/18 05:25:54 ID:G7+KmW8p
>>17
http://courtdomino2.courts.go.jp/schanrei.nsf/VM2/CF4088374AF5102C49256A8500311E44?OPENDOCUMENT

 #>>13は民法709条、710条の間違いでしょう。

なお、判例がどのような立場なのか、と、
あなたが採る立場とは異なってもよいと思われ。

でもって、>>16には大賛成なのですが、
憲法の基礎っていったい何なんでしょうか。
最低限、理解して貰わなければならない事柄とは?
ふと考え込むこともあったりして。

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/18 09:07:33 ID:txs/Ng33
ちょっと尋ねるけど、憲法学の通説では、
国民主権にいう主権とは憲法制定権力である、
といわれるけど、どうして、そういえるのですかね?

全く分かりません!
根拠となる文献ありますか?


20 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/18 09:15:14 ID:dwicMwoV
>>18
一番いいのは大学の公務員試験団体に入ること。
それができないなら予備校本を買って重要なところをチェック。
あと予備校にも通う。合格者に質問する。

とにかく、基本書のみの独学は止めた方がいい。
無駄が多すぎる。

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/18 10:09:30 ID:2Ko7N3xL
トリビア

日本国憲法は、欽定憲法である。

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/18 11:39:42 ID:4IbHPeuw
本当に初心者な質問ですが、例えば校則が憲法に違反しているとしても、
それを理由に廃止させることはできない(憲法が直接に実社会に
効力を発揮することはない?)とかいうような話を聞いたのですが、
これはどういうことなのでしょうか?

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/18 13:04:39 ID:KIqY4+WF
>>22
憲法は国がやってはいけないことを定めているのであって,
市民がやってはいけないことを定めているのではないのだよ。
これが前提にあり,それを踏まえてもなお憲法が市民の間の
紛争に直接適用されるという見解と,間接的に適用されるという見解と,
全く適用されないという見解が存在する。間接的に適用される
というのが通説(および判例)。

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/18 13:34:26 ID:4IbHPeuw
>>23
わかりやすく、適切な解説ありがとうございます。

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/18 16:59:23 ID:sUhai8b9
統治行為論って、行政が司法に優越することにはなりませんか?
三権分立と矛盾する気がするんですが。

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/18 18:52:58 ID:KIqY4+WF
建前はどちらが優越とかいう問題じゃなくて,役割分担の問題だな。

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/19 10:09:28 ID:ynS4zWDv
>>22
実体法レベルだと私的自治の尊重、訴訟法レベルだと部分社会論かな。当否は置く。

28 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/09/28 21:42:53 ID:Xx/hrCX8
公務員の人権
および
在監者の人権に関して質問です

それぞれ判例および法律を根拠として各種人権がどこまで制限されているのでしょうか?


29 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/09/28 21:45:56 ID:0e3f7f8v
憲法99条を厳密に守ろうとすると、国会議員は憲法改正に反対しては
いけないことになり、憲法が永久に改正できないような気がするのですが
これはどのように考えられているのでしょうか?
「日本国憲法」そのものの存在さえあればよくて、内容は批判しても
いいということなのでしょうか?

30 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/09/28 22:27:21 ID:UECAGBRT
>>29
憲法が憲法改正発議権を国会に認めている以上、国会議員が憲法改正を議論し発議するのは問題無い。
ただ、憲法が実際に改正されるまで及び改正された後は国会議員は憲法を遵守しなければならない。
憲法について議論することと、遵守することは別次元の問題だろう。

31 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/09/28 23:13:22 ID:Vji5+tOI
>>23 間接でも直接でも 憲法は適用される 憲法以外の法規は憲法を具体化したものにすぎない
但し 具体化された他の法律や規則(学則も含む)も憲法の内容に著しく反するならば 違憲とも判断されるべきでしょう

32 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/09/28 23:14:54 ID:0e3f7f8v
>>30
行動面だけであって、精神面まで強制しているわけではないということですね。
ありがとうございます。参考にします。

33 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/09/28 23:48:25 ID:rYnGd/8v
>>25 
確かに統治行為論を多用することは、憲法がわざわざ裁判所に違憲審査権を付与した趣旨を没却しかねないから、限定的に用いるべき議論だろうな。

34 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/09/29 04:20:03 ID:JrhB5J39
>>28どなたかよろしくお願いします

35 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/09/29 05:03:38 ID:JrhB5J39
とりあえずわかっている範囲で整理してみました補足修正お願いします

公務員

人権の制限

憲法尊重擁護義務→思想良心の自由の制限
職務上知りえた秘密を守る義務→表現の自由の制限
国家公務員法102条→政治活動の制限

判例
地方公務員法 刑事罰の際の免職 28条4項 合憲
国家公務員法102条 政治活動の禁止 合憲
労働基本権の保障はおよぶ 最判 昭40、7、14
争議権の禁止 合憲

36 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/09/29 05:13:48 ID:JrhB5J39
在監者

人権の制限

在監目的、憲法18条→
集会結社の自由の制限
知る権利の制限
13条の制限
通信の秘密の制限

判例
閲読の制限、信書の発受の制限 合憲
喫煙の制限 合憲
在監200、204条 範囲を超えると判事

37 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/09/29 14:12:06 ID:oj4cFPNG
少し違う話で申し訳ないですが、
日本は準敵国が(日本への)ミサイル発射のため(と推測される)に
ミサイルに燃料を注入し始めたら憲法上、ミサイル基地に先制攻撃を
仕掛けることはできるのでしょうか?

今の憲法9条の内容でも、先制攻撃していいものなのですか?

38 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/09/29 15:17:42 ID:2wMlhEAM
先制自衛権の問題か…
これは憲法学界で正面きって論じている人は少ないと思ったが。。(どなたかヘルプお願い) 

国際法で考えるなら、「明白かつ信じるに足る十分な根拠があり、
急迫している」ような事態だと先制自衛権の行使は適法という見解がある(山本草ニ)。

先制「核」攻撃は見解が割れていて、上記の要件にプラスして
「国家の存亡にかかわる事態」(相手国が核ミサイルの発射準備をしている等)
と認められれば適法とする見解と、それでもダメという見解がある。
(国際司法裁判所も意見が5分5分で判断不能)

国家の存亡に極度な危険をもたらす事態と判断できれば、国家緊急権(でいいのかな?)等を
援用してやるしかないのでは。条文の解釈・国連の援護など待っていられない。

39 :38:04/09/29 15:31:48 ID:2wMlhEAM
やるときはやらなきゃいけないので憲法議論の実益に乏しい、ということかもしれない。
ただ、もちろん建前上は「先制自衛はイクナイ!」となっていて、だからこそ
ミサイル迎撃システムなど、「飛行途中で撃ちおとす」ためのシステムを
開発・導入しているということ。

深い憲法議論があればオレも知りたい。どなたかおながいします。



40 :38:04/09/29 15:57:53 ID:2wMlhEAM
>建前上は「先制自衛はイクナイ!」となっていて、

内閣答弁、憲法学通説、ね。

41 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/09/29 22:48:10 ID:Of2lDssk
一義的な答えなんてあるわけないじゃん

42 :37:04/09/30 00:48:29 ID:DtXX4Ix6
>>38
御丁寧にありがとうございます。
石破防衛長官が「必要と有らばやる」らしい答弁を行っていたので
憲法解釈上、合法なのか違法なのか気になっていました。
改憲論議の上でも「現行で先制攻撃可能ならばあえて改憲する必要は無い」
との意見もあり、正確なところを確認したかったのです。

実際のところはグレーゾーンでその都度、現状に即した
口実なりを設ける、と言ったところでしょうか?

43 :38:04/09/30 15:13:41 ID:y0keVWsq
>>42
教科書どおりに言えば、9条の下では「専守防衛」(武力攻撃を受けてから動くこと)が
原則なので先制自衛権の行使はやっぱり違憲ということになるんじゃないかな。
核ミサイルだとしても公海上で迎撃するしかない。相手国を先に叩けないと思う。
ここまでは建前。実際はアメリカ(安保条約)が仕掛けていくと思うが…

どうしても先制自衛が必要な極限状態っていうのは可能性としてありうる。
国際司法裁判所(>>38)が答えを出さなかったのはそれと関係がある。
「やってよい・やっちゃいけない」、とはっきり言ってしまっては
マズイということ。

政府が先制自衛権をグレーゾーン扱いしてるのも同じこと。
9条からいって「やります・できます」と言ってはマズイし
「やりません・できません」と言っては国防に対する認識の甘さを問われる。

石破は憲法も国際法もずいぶん勉強してる人だから、例の発言の真意は
「北朝鮮(中国も?)に対する牽制」ということだと思う。

44 :37:04/09/30 17:04:57 ID:6jYVF1yv
>>43
なるほど、いまだ曖昧な状況と言うことですね。
たしかに、「攻撃のおそれがある」場合だと自衛隊法などでも
原則として、侵犯機への攻撃は不可ですから自衛隊法も憲法に
準じている状況なんですね。

時代が変わって決戦兵器が直接の爆撃から長距離弾道弾へ移行する間、
憲法論議をおろそかにしてきたツケというべきでしょうか?

日本の場合、拡大解釈して攻撃可能でも実際能力が無いという
国民としては笑えない現状がわかれば改憲に拍車がかかるでしょうね。

侵犯機に関しては自衛隊の内訓では攻撃可能と明言されていると
聞きましたが威嚇射撃から攻撃へのプロセスにスキが無いか心配です。

45 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/09/30 22:04:33 ID:FwtZS793
9条で話題になってる中スマソ。
公務員、皇族、国会議員、裁判官などは憲法擁護の義務がありますよね。
前からの疑問なのですが、これは改憲できないのでは?改憲論議もだめ。
民間で勝手に改憲を論じるのは良いけど、国会議員は現憲法を擁護する義務があるので、
改憲は受け付けられない。=国会も発議できない。
純粋に憲法のこの部分を読むとこう解釈できるのですが。

46 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/09/30 22:44:50 ID:XLaAUYeq
 「法律は守らなければならない」と「法律を正当な手続で改変する」
 は両立する。

 公務員等の憲法尊重擁護義務と憲法改正も同じ。

 ただし、憲法改正でも、憲法の根本理念(人権尊重・民主主義・平和主義等)
を覆すような改正をするのは、憲法尊重擁護義務に反すると思う。
 (私見 憲法前文第一段参照) 


47 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/10/01 20:50:32 ID:tsc2Xebw
>>46
サンクス。了解了解。まあ民主主義と人権尊重は消えないと思うが、
自民党が改正したいのは平和主義にかかわるところだよね。前文、9条。
その辺りはどうなるんだろうか。護憲派の人はそこら辺から攻めていかないのだろうか。

48 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/10/01 21:28:07 ID:Rj6DUEpl
>>47
平和主義は変えないでしょ。変えたがっているのは非武装という部分だけで。

49 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/10/01 21:29:37 ID:7ZiXFiWx
>>47
よく勘違いされるが自民党も平和主義は変えないよ。
自民党の改正案でも第九条第一項の戦争放棄規定は
残すことは決定している。
第二項を改正して自衛隊を明文化することと国連の要請で
海外活動できるようにするだけだ。

50 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/10/01 23:01:14 ID:tsc2Xebw
そですか。平和主義なら核武装の可能性は0でFA?
>第二項を改正して自衛隊を明文化することと国連の要請で
海外活動できるようにするだけだ
アメリカの要請の間違いでは?個人的には小沢−横路の国連待機部隊を支持するが。

51 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/10/01 23:23:01 ID:QaTIjDf/
平和主義というのは結局のところ侵略戦争を放棄するということだろ。

52 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/10/02 00:22:28 ID:hEpZ3T9p
 たしかに、侵略戦争の放棄は平和主義の重要な内容だろう。
 日本国憲法の平和主義は、ただ自国が侵略しないということのみを
意味するのではなくて、他国における積極的な平和構築を予定していると
思う。そして、「平和」とは広く恐怖・欠乏からの解放なども含む
と思われる。(前文第2段参照)
 さらにいえば、平和構築の手段として軍事的手段は用いないのが、
日本国憲法の趣旨だろう。(小泉首相の憲法引用はおかしい)


53 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/10/02 02:21:22 ID:r7Wpl7GU
>>37-52
憲法9条改正・軍隊保持に賛成か反対か
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/jurisp/1095068256/

54 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/10/02 09:07:24 ID:3bMwkUrZ
7章、包括的基本権と法の下での平等

1,生命・自由・幸福追求権

1,1,幸福追求権の意義

1,1,1,憲法13条の法的性格

 第13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

 ・13条→人権の固有性・人権の総称
 ・幸福追求権→新しい人権→裁判による救済を受けることのできる具体的権利

ー判例ー京都府学連事件ー
最大判 容ぼうの撮影 
  憲法13条→肖像権を認める→個人の容ぼうを撮影することは許されない

ー判例ー速度違反車両に対する運転者の容ぼうの撮影ー
最大判 容ぼうの撮影 
  緊急の必要性・現行犯・許容限度→肖像権・プライパシーの権利を侵害しない

1,1,2,幸福追求権の意味

 ・人格的利益説 個人の人格的な生存に不可欠な利益を内容とする権利の総体(であり、一般的行為利益説ではない、しかし、制限する場合は合理的理由が必要)
 ・補充的保障説 個別の人権が適用されない場合に限って13条が適用(特別法と一般法の関係)

1,2,幸福追求権から導き出される人権

 ・新しい人権 プライパシーの権利、環境権、日照権etc
 ・最高裁で認められたもの プライパシーの権利としての肖像権、(人格権)
 



55 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/10/02 09:07:54 ID:3bMwkUrZ
ー判例ー前科紹介事件ー
最大判 前科の紹介
  前科・犯罪経歴→人の名誉にかかわる→みだりに公開されないことを認める→弁護士による前科の紹介は違法 プライパシーの権利を認める

ー判例ー北方ジャーナル事件ー
名誉の保護→人格権を認める

1,3,プライパシーの権利

1,3,1,沿岸と意味

 ・定義 私生活をみだりに公開されない法的法的保障ないし権利(宴のあた事件)
・憲法 幸福追求の権利から派生→私法上の権利として認める
 ・京都府学連事件、前科紹介事件により確立
・自己に関する情報をコントロールする権利へと展開

ー判例ー宴のあた事件ー
  東京地裁 プライパシーの権利の侵害
  @私生活が事実まとはそのように捉えられる恐れがある
  A一般人の立場から公開を欲しない
  B一般人に知られていない
  →プライパシーの権利の侵害を認める

1,3,2,違憲審査の基準

 @誰が考えてもプライパシーに該当 厳格な基準(例,前科紹介事件)
 A一般的にぷらいパート考えられるものまたは判然としないもの 合理性の基準

1,4,自己決定権 
 
 ・プライパシーの権利より展開
 ・家族のあり方を決める権利、ライフスタイルを決める権利、生命の処分を決める権利
 ・目的、合理的な理由により制限される可能性(高校生の髪型)




56 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/10/02 09:08:24 ID:3bMwkUrZ
2,法の下の平等

2,1,平等の観念の歴史

 ・形式的平等(法的に均等に扱う)(機会の平等)→資本主義の発達→格差拡大→実質的平等(結果の平等)→社会権として実現
 ・平等原則の基準 実質的平等が最大限考慮→合理的な取り扱い上の違い(合理的な差別)にあたるか否か

2,2,憲法における平等原則
 
 ・明治憲法 公務就任資格の平等という形のみで保障
 ・日本国憲法 
  
  第14条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
   2 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。
   3 栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。
  第15条 3 公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
  第24条 2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。
  第26条 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
  第44条 両議院の議員及びその選挙人の資格は、法律でこれを定める。但し、人種、信条、性別、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によつて差別してはならない。

2,3,法の下の平等の意味

 第14条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
 
 ・法内容の平等 法適用の平等のみならず法内容の平等を認めることによって、違憲審査を認め、国家権力からの不可侵を保障し、また、不平等法の無効性


57 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/10/02 09:08:48 ID:3bMwkUrZ
・相対的平等 事実的際・実質的差異を前提として、同一の条件・事情の下では、均等に取り扱わなければならない
  →刑法上の取り扱いの差異・事実的際・実質的差異が社会観念上合理的である場合は平等違反とはならない

2,4,平等違反の違憲審査基準

 ・二重の基準
  立法目的と立法目的を達成する手段の合理性の有無を2つの基準
  1、精神的自由権に関連、該当 厳格な合理性 (関連、選挙権)
  2、経済的自由権に関連、該当 合理性の基準
  によって判断し違憲を審査

ー判例ーサラリーマン税金訴訟ー
  最判 所得課税方法および格差 14条1項に違反の有無
  立法目的の不合理性が認められない→合理性の基準の適用→立法府の裁量を認める→違憲ではない
  問題 経費が限度を超える場合は違憲であると解されるのが妥当

ー判例ー堀木訴訟ー
  最判 児童不要手当の拒否,供給禁止規定 25条、14条に違反の有無
  合理性の基準の適用→立法府の裁量を認める→供給禁止規定は不合理ではない
  問題 生きる権利を考慮するなら、精神的自由権としての厳格な基準を用いて合理性を判断すべき
 
2,5,平等の具体的内容
 ・列挙に該当しない場合でも不合理なあらゆる差別は禁止される
  判断基準→厳格審査の基準 やむにやまなむ必要不可欠なもの 人種 信条
厳格な合理性 身分、性別
・人種 厳格審査の基準
 ・信条 厳格審査の基準 企業による解雇の無効
 ・性別 厳格な合理性 女子差別撤廃条約

ー判例ー女子再婚禁止期間事件ー
 最判 女子再婚禁止期間の違憲性
  厳格な合理性→例外的な場合にあたらない→女子再婚禁止期間は違憲


58 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/10/02 09:09:57 ID:3bMwkUrZ
・社会的身分/、門地 厳格な合理性 
  
ー判例ー非嫡出子相続分規定事件―
最判 非嫡出子相続分規定事件は14条に反するか否か
  法律婚主義→非嫡出子相続分規定事件合理的→立法府の裁量が認められる→合憲
  問題 社会的身分による差別→厳格な基準→合憲とはいえない

2,6,存続重罰規定
ー判例ー存続重罰規定ー
  一部立法目的は合理的であるとし、啓の重みが限度意を超えているとして立法目的手段としては合理性に書くとして意見だとして刑法を適用、もう一方は、立法目的自体が合理性に欠くとして違憲だとした

2,7,議員定数不均衡の合憲性

1、数的平等+投票価値の平等
2、選挙権および投票価値の平等は表現の自由に含まれる→厳格な基準
3、選挙法は人格平等を基礎→平等原則は形式化されたものである→構成かつ効率的に代表されるための費人工的要素は定数配分が人口に比例しているという大前提の下でなされなければならない
 
 →衆議院 二対一投票価値の平等の原則に反する一人一票に原則を書く






59 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/10/04 02:34:37 ID:oPdSwuQM
憲法の条文を全部暗記した。

メリット:6法引く手間が省けた。

以上

60 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/10/05 00:48:10 ID:Ro6BK4TV
>>59
次は民法全部暗記に挑戦してください。
…意味があるかどうかは知らないけど、ちょっと威張れるかもよ。

61 :名無しさん@名無し案予備選挙実施中:04/10/05 02:06:39 ID:tPkLMWhR
>>60
さすがに1000条もある民法は無理です。
長い条文も多いですし・・・
覚えた憲法も時々そらんじないとどんどん忘れていきますし。
でも暗記するとその学問に対して少し意欲がでてくるので、
民法100条分、刑法100条分をピックアップして覚えてみます。

以上

62 :法の下の名無し:04/10/06 15:26:11 ID:hd3Ed7jA
憲法12条の「不断の努力」とは、一般的にどのような解釈をすればいいのですか?

63 :法の下の名無し:04/10/06 17:15:46 ID:HRy+pRMb
みんなちょっとは憲法の勉強をしなさい、ってことでしょ
特に憲法のイロハもわかってない国会議員

64 :法の下の名無し:04/10/06 21:38:49 ID:4psnwaMq
>>62
自由や権利って言うのは、それを保とうとする努力によって保たれるのであり、
ほったらかしにしてたらだめよってことじゃ?参政権とか良い例だね。
断つことのない努力=ずっと続ける努力。

65 :法の下の名無し:04/10/06 23:13:38 ID:eFWvkW/T
>>64
すれ違いだけど、民法の権利失効の原則なんかもここから来てるのかな?

66 :法の下の名無し:04/10/07 12:19:42 ID:p3cFfult
考えたこと無かったが,時効制度も憲法条文に当てはめるならそういうことか。

67 :法の下の名無し:04/10/07 15:32:40 ID:mIr19BVJ
民法と憲法の対話。このスレでは展開すべきではないだろうが、おもしろそう。

68 :法の下の名無し:04/10/07 17:00:17 ID:p3cFfult
ジュリストの憲法制定何年か記念号でそういう特集があったような。

69 :法の下の名無し:04/10/07 23:23:45 ID:IlmQdN7d
>>65
憲法と民法が逆。

70 :法の下の名無し:04/10/09 03:01:50 ID:zLzjNuAb
権利の上に眠る者は保護されない。

71 :考えない名無しさん:04/10/10 20:12:30 ID:C8e3OYUE
>>70
それじゃあ、国家に忠誠を誓って裏切られた者はどうなる?
おめーら、まったり語ろうぜ?!!

72 :法の下の名無し:04/10/11 13:24:09 ID:5ijNsTP/
>>71
国家に忠誠なんか誓うなよ。裏切られるのが落ち。w
ばかげたことはしなさんな。

73 :法の下の名無し:04/10/29 17:50:17 ID:gZxS5Cue
スレ違いでスマソ。
小嶋和司先生の憲法概説が信山社出版から
出るみたいだが、これは良書普及会のやつと同じ?


74 :法の下の名無し:04/10/29 17:56:46 ID:cXTiWybd
>>000

これやめてくれないか? いちいちそのレスまで戻らなきゃ話が読めないからさぁ
文章ごとコピペしろよ 馬鹿

75 :法の下の名無し:04/10/30 08:08:33 ID:fKhBpYpf
>>74
今時専用ブラウザくらい入れてくれ

76 :法の下の名無し:04/11/01 18:21:28 ID:eSfHIRs8
具体的に「〜」場合ってどうなりますか?
ということを聞きたいのですがこのスレでいいのですか?

77 :法の下の名無し:04/11/08 17:24:48 ID:uq5fVQ+v
s

78 :法の下の名無し:04/11/30 05:14:23 ID:YkbbshAf
人権とは何かといった基礎概念の理解と、なぜ人権に限界があるのか
といった論点の理解はどこを勉強したら良いですか?芦部の憲法で

79 :法の下の名無し:04/12/10 04:25:12 ID:nsLZ2p9G
基本的人権の原理〜基本的人権の制限(人権共有主体性、二重の基準など)では?

80 :法の下の名無し:04/12/20 22:43:30 ID:I0x2IgTS
>>11からの議論が分からんのだが・・orz
例えば、週刊誌の差し止めってのは
プライバシーと表現の自由の対立って構造・・だよね?
プライバシー権ってのは13条からの憲法上の権利でしょ?
なぜに効力論を語らずに先に進めるんですかね・・?

分からないorz

81 :法の下の名無し:04/12/22 02:53:30 ID:beo4VXl4
>>80
差し止め請求は民法709条に基づいて請求する。
709条の条文上の要件は@故意過失A権利侵害(≒違法性)B損害の発生C因果関係。
ここで、出版差止めの場合には、A権利侵害(≒違法性)の要件が問題となる。
原告はプライバシー権という権利が侵害された主張する。
他方、被告たる出版社は表現の自由が憲法上認められているので違法性が阻却される
ないしは差止めが認められるほど重大な権利侵害はないと主張する。

的外れな回答だったかな?
俺は最近憲法勉強してないからあまり自信ない・・・


82 :法の下の名無し:04/12/22 02:58:23 ID:beo4VXl4
>>81
709条の要件論についてはいろいろ学説があるし、差し止め請求の場合は
709条本来の場面と少し要件が変わってくるけど、それは言いっこなしで。

83 :法の下の名無し:04/12/22 10:52:45 ID:naTLR9vC
差止め請求の根拠は民法709条ではなく、人格権に基づく妨害排除請求権
だろう。この場合の要件については、@BCは不要だと思う。


84 :80:04/12/23 00:47:27 ID:lTUuv5gG
>>81-83
ありがとうございます。
しかし、なぜ効力論を語らずに先に進めるのか?
は未だ分からずですw

三菱樹脂に言う、営業の自由VS思想良心・信条の自由の構図は
出版差止に言う、表現の自由VSプライバシーという構図と
やはり別物なんですかね。(?)
前者は効力論が争点だけど、後者は効力論なんて一言も出てこない。
おそらく自分が知らない、間違えているからなんだろうけど、
構図認識のどこが間違えているのか教えていただけると助かります。

おもいっきり教えて君でスイマセン。

85 :法の下の名無し:04/12/23 08:57:36 ID:R3z5mG3r
>>84
もちろん、効力論も問題にはなるよ。でも、その事案において、まず
どの論点から論じなければならないのか、っていう優先順位てのもあるんだよ。
私人間効力は、学説も判例も、殆ど争いのないところだから、例えば司法試験
のように、1200文字程度で書けってなると、他に論点があるなら、効力論を
ダラダラと書くわけにはいかない。論点が少ないなら、書くことになる。
だから、認識が間違っているわけじゃない。



86 :法の下の名無し:04/12/23 08:59:43 ID:R3z5mG3r
>>84
もちろん、効力論も問題にはなるよ。でも、その事案において、まず
どの論点から論じなければならないのか、っていう優先順位てのもあるんだよ。
私人間効力は、学説も判例も、殆ど争いのないところだから、例えば司法試験
のように、1200文字程度で書けってなると、他に論点があるなら、効力論を
ダラダラと書くわけにはいかない。論点が少ないなら、書くことになる。
だから、認識が間違っているわけじゃない。

87 :法の下の名無し:04/12/23 09:01:26 ID:R3z5mG3r
やべ・・・。
二重レス、すまん

88 :法の下の名無し:05/01/14 00:12:36 ID:LweRvSJ8
un

89 :アイコン:05/01/14 01:29:38 ID:kNVkAOB2
侮辱罪について教えてください

90 :CPR:05/01/16 05:02:53 ID:Y6b6T6TS
>>89
お答えします。おそらく名誉に対する罪としての
「名誉毀損罪(刑法203条1項)」と「侮辱罪(刑法231条)」
との差異についてでしょう。それでは・・・
A.共通点
1保護法益
>>名誉毀損罪と侮辱罪は、共に名誉を保護法益とする犯罪です。
名誉は、内部的名誉・外部的名誉・名誉感情とに分類されますが、
名誉毀損罪・侮辱罪共に外部的名誉を保護法益としています。
侮辱罪に関しては名誉感情を保護するものであるとする見解も存在するが、
@法文の文言に「公然」という要件があること、
A名誉感情や名誉意識を持ち得ない幼児・法人等についても、
その外部的名誉を保護すべきであることから、
侮辱罪についても保護法益は外部的名誉であると考えられる。
2親告罪
>>名誉毀損罪と侮辱罪は、共に親告罪である(刑法232条1項)。
つまり、検察官が起訴するに際し、被害者自身の告訴を必要とする。
B.相違点
1事実の摘示
>>法文の文言の差異から、両罪は事実の摘示により区別されます。
すなわち、名誉毀損罪は事実を摘示して外部的名誉を低下させる場合であり、
侮辱罪は事実を摘示せずに外部的名誉を低下させる場合である。
このように侮辱罪は、名誉侵害の程度が小さいことから、その法定刑は
名誉毀損罪よりも程度の軽いものとなっている。
ここでの事実とは、内用の真偽を問わず、又、公知非公知を問いはしないが、
ある程度具体的な内容を含むものでなければならず、
単なる価値判断や評価だけでは事実とはいえないと考える。
2真実の証明による違法性阻却
>>名誉毀損罪に於いては、摘示された事実について真実であることの証明があった場合、
正当な言論の行使として、一定の要件の下に、違法性が阻却されるとして、
個人の名誉の保護と、表現の自由の保障との調和が図られている(230条の2)。
これに対し侮辱罪に於いては、事実の摘示が構成要件に該当しないことから、
このような規定が定められていない。
3死者の名誉
>>名誉毀損罪に於いては、死者の名誉も保護される(刑法230条2項)が、
侮辱罪に於いては保護されない。
・・・以上

91 :CPR:05/01/16 05:04:19 ID:Y6b6T6TS
>>90
長すぎました・・・
申し訳ありません。

92 : :05/01/16 12:26:23 ID:XWcpdigg
憲法要論          石田光義著(2625円 )を
買って読め 司法試験なんぞは石田先生にかかれば一発だ。

93 :法の下の名無し:05/01/16 18:59:51 ID:CTZ7c+sD
初心者のために教えてくれ。
憲法を学ぶ意義
憲法を学ぶ楽しさ
を、どうかこの若輩ものに教えてくれ。

94 :法の下の名無し:05/01/16 23:26:48 ID:oHeGs7A5
>>憲法を学ぶ意義
資格&公務員試験のため
>>憲法を学ぶ楽しさ
何か、偉くなったような気分になれる

95 :法の下の名無し:05/01/16 23:56:49 ID:gkY1D7HK
天皇が行方をくらませ、やむなく失踪宣告がなされて皇位継承が行われた場合、
前天皇が帰ってきて、失踪宣告が取り消されたら、「天皇」の地位はどうなりますか?
事実上の生前退位が認められることになるのですか?


96 :修論執筆中:05/01/17 03:55:31 ID:X3HNRTmq
あと3時間で論文を完成させなければならないんですが、参考文献をグーグルで検索してもマガジンプラスなど
ありとあらゆる手段を用いても見つからない文献があります。
芦部信喜『講座憲法訴訟 第2巻』有斐閣(1987年)の中の横田耕一「合理性の基準」が何ページから
始まるか知りたいのです。
もしお持ちの方がいらしたら知らせていただけないでしょうか?

97 :法の下の名無し:05/01/17 08:25:47 ID:oLm+bj1t
読んでもないのに引用しようとするのもなあ

98 :法の下の名無し:05/01/17 09:40:36 ID:b5HmZWgt
法律を信じて疑わない人々のこと、
法の無謬性を信じる人々のことなんていうんだっけ

99 :96:05/01/18 09:28:13 ID:wYN7RNCR
読んだのが多すぎてどこにコピーが行ったかわからなくなって
いましたが、コピーの山の中から発見することができました。


100 :法の下の名無し:05/01/18 21:26:11 ID:3387DtNE
すいません憲法の質問なのですが・・・
1 教科書などでは,自然人・法人・外国人・・・などという分類になっているが,
  なぜ,自然人(国民・外国人),法人(国内・海外)という区分にならないのか?
  海外法人=法人+外国人の組み合わせで足りるという理解でいいですか?
  民法上,外国法人には鉱業法や船舶所有などの制限があると習ったのですが,
  これらの合憲性審査はどのようにしているのか?
2 自然人について,憲法が保障する人権はどの種類のものがどの範囲で保障されるか
  (憲法の適用範囲の問題)?
  たとえば,アメリカ在住のアメリカ人に日本国憲法の人権保障が及ばないのは何故か?
  国毎に人権規定が異なるので,国籍が変わった場合には保障される人権も変わるので
  はないか?
2問目は,長谷部教授がちょっと触れているようなのですがいまいちよく分かりません。

101 :法の下の名無し:05/01/19 03:23:14 ID:G5qfgpsS
>>100
1 外国法人の人権享有主体性については、確かに論じられることが少ないけど、それは単に
憲法研究者のイマジネーション不足みたいなものが理由でしょう。近年は、人権享有主体性に
関して、外国法人について論及してる例があったような。鉱業法などによる制限は、帝国主義の
時代に欧米列強が合法的に現地の鉱山や油田を獲得して、そこから生じる資源を収奪していたと
いう例がありますから、法人自然人を問わず、外国人の財産権の制限の例としては不合理とは
言えないでしょう。

2 結局、憲法の適用範囲の問題とも言えますが、古典的に言うと、人権規定の対国家性という
性質からも明らかなように、憲法はその適用対象としての国家・政府の統治権の存在を前提として
いるので、日本国の統治権の及ばない範囲に日本国憲法の人権規定が効力をもつと言っても、
なんら意味はないでしょう。実際問題として、日本国憲法の人権規定を根拠にして、外国在住の
外国人の人権保障をするというのは内政干渉にしかならないでしょう。結局、人権と言っても、
当該個人が生活する地域を統治している国家がどういう憲法をもっているかに依存するとしか
言えないです。

102 :100:05/01/19 18:47:20 ID:QKx1FnZG
1 外国法人に対する制約には,外国法人を対
  象とするがゆえの特徴というものが何か出
  るのでしょうか(権利の性質によると思い
  ますが。)?
  たとえば鉱業法の制限を例に取った場合,
  採掘権の取得は経済的自由に属すると思う
  のですが,これを日本法人には認めて外国
  法人には認めないので,外国人であるか否
  かが判断基準になっていると思われます。
  規制目的自体は>>101にご指摘のとおり国を
  維持するための国策と考えるとどうなるの
  でしょうか?規制目的二分論を使えるのか
  ,最終的な意見審査基準は何になるのか,
  どなたか分かる方教えてください。
2 >>101ご指摘の文からは,対国家との関係で
  人権規定があるのだから,ある憲法に記載さ
  れている人権規定は,当該国の国民にしか適
  用がないように読めるのですが,この理解で
  よろしいでしょうか?
  (この理解を推し進めると,国籍法によって
  ,人権の享有主体性が決まることになるよう
  にも思えて,こちらの理解不足かなと思って
  いますが・・・。)
  ある人にどの国の人権規定が及ぶか,はどの
  ように判断すればいいのでしょうか?日本を
  旅行中のアメリカ人にはどこの憲法の人権規
  定が適用されるのでしょうか?

103 :法の下の名無し:05/01/19 20:39:18 ID:ePbs1Nrz
日本人女は、白人男の肉便器。

104 :101:05/01/20 11:32:23 ID:Pdrh4KCu
>>102
1 外国法人に対する制約としては、外国人と法人という二つの観点から権利の享有主体性、
そして具体的に保障される権利の制約が考えられるのではないですか?いずれにしても、
日本国籍を持つ自然人に比べ権利の保障は制約されざるを得ないでしょう。
採掘権取得の制限について、これを消極目的と見るか積極目的とみるかはどちらも成り立つと
思われますが、国内産業維持という積極目的の規制と見るのが無理が無いとすれば明白性の
基準で考えて問題は無いと思います。101のレスでは一種の国策として説明しましたが、
これも具体的内容を国内産業維持とすれば積極的目的の規制とできます。国の存立維持の
ような大げさな目的を立てると当該規制は消極目的になりますが、厳格な合理性の基準となり
ますが、規制目的はクリアできても規制手段については異論が出るかもしれませんね。



105 :101:05/01/20 11:48:07 ID:Pdrh4KCu
>>102
>人権規定の対国家性という
>性質からも明らかなように、憲法はその適用対象としての国家・政府の統治権の存在を前提として
>いるので、日本国の統治権の及ばない範囲に日本国憲法の人権規定が効力をもつと言っても、
>なんら意味はないでしょう。
前のレスのこの部分は、対国家との関係といっても、「日本国の統治権の及ばない範囲」で日本国
憲法の人権規定の効力を云々することに意味が無いというところを言いたかったのですが、要するに
憲法という国内法の妥当範囲内において憲法の人権規定は効力を持ち、保障されるのであって、
国外(=自国の国内法の妥当範域外)では、人権保障が問題となる当該個人の生活または滞在
する国の国内法の保障に依存することになるでしょう。もし、その国の人権保障に問題があるならば、
法的には当該国が締結している人権条約による保障を考えるほかないと思います。
というわけで、「国籍法によって、人権の享有主体性が決まる」というのは、>>100の2の問題には
関係ありません。むしろ、国籍がどこであれ、日本国内を旅行中のアメリカ人にはまず日本国憲法の
保障する人権が認められ、それでも足りなければ日本国が締結している人権条約の保障する人権を
援用するということになると思われます。
(つづきます)

106 :101:05/01/20 11:58:02 ID:Pdrh4KCu
>>105からつづきます。
>>100の2、>>102の2で提起された最初の疑問(「アメリカ在住のアメリカ人に日本国憲法の
人権保障が及ばないのは何故か?」)は、人権享有主体性の問題というよりは、一国の国内法の
空間的妥当範域という問題として考えてはいかがでしょうか。
その上で次の疑問(「国毎に人権規定が異なるので,国籍が変わった場合には保障される人権も
変わるのではないか?」)については、人権の普遍性という建前は、実際に妥当している各国の憲法に
よって保障される人権のあり方、種類などに差異が生じざるを得ないという現実から、「然り」と答える
ことになるのではないでしょうか。

法律論としては上記のようになりますが、付け加えると、「人権の普遍性」というのは、「国によって人権
保障に差があるのだから不足があっても仕方ない」で済ませるものではなく、「それでも全ての人間に
等しく保障されるはずであるから、当該国家の人権保障のあり方は改善されるべきである」と訴える
思想の力にあるということはできます。

以上、最初のレスが大変わかりにくくてご迷惑をおかけしました。もうしわけありませんでした。


107 :法の下の名無し:05/01/20 23:14:01 ID:UsTxC1NU
お勧めの教科書は何ですか。

108 :100:05/01/20 23:31:08 ID:jCX3u+If
>>104-106
1 やはり規制目的については,評価が分かれてしまうのですね。
2 >>106なるほど人権の適用範囲を属地主義的性格と理解するということですね。
  ということは,日本を訪れている外国人は母国の憲法が排除され,日本国憲法が適用
  される結果,相当不完全な人権しか保障されないように思われます。
  まあ,人権も前国家的なものと後国家的なものがあるので,このような問題は個々の
  人権規定についてひとつひとつ議論が深まるのを待つしかないのかもしれませんね。
  ただ,人権の前国家的性格を強調する見解からは,世界統一憲法典によって統一され
  た人権規定を設ける方向に向かおうとするのかもしれませんが・・・。
ご回答ありがとうございました。

>>107
定評あるもの
芦部信喜「憲法」岩波書店
芦部信喜「憲法学1,2,3」「芦部憲法学を読む」有斐閣
佐藤幸治「憲法」青林書院
野中睦男他3名「憲法」
辻村みよ子「憲法」日本評論社

その他(若干癖があります。)
松井茂記「憲法」
阪本昌成「憲法理論1,2,3」
長谷部恭男「憲法」

109 :平下流:05/01/21 00:52:36 ID:WvBLd+Iz
>>107
飯田忠雄「日本国憲法正論」信山社〔SBC学術文庫〕平成10年 6,667円

110 :法の下の名無し:05/01/21 01:30:06 ID:XKvBBfTy
>107
小室直樹『日本国憲法の問題点』

111 :法の下の名無し:05/01/21 23:09:21 ID:V9Yij40A
【「NHK ETV2001騒動」についてのご提案】
日本弁護士連合会
会長 梶谷 剛 様

「NHK番組 ETV2001騒動」がつづいております。これについて私の関心は、政府高官ら
による表現の自由侵害について国民がどれだけ抵抗を示すか、ということにあります。

19日のNHK幹部の記者会見の中であった、「国会議員への事前説明は通常業務」
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050120/mng_____sya_____012.shtml
というのは、ひどすぎます。

しかし、このNHK幹部記者会見後、世論が、表現の自由の侵犯を切り口としない方向へ
流れていくことを知り、問題が深刻化していると考えます。

この際、基本的人権を擁護し社会正義を実現する源泉たる日本弁護士連合会様から、何
らかの声明をご発表くださいますよう提案申し上げます。

112 :法の下の名無し:05/01/21 23:33:52 ID:wSCBb3+D
朝日新聞の立場は、主張だけあって、立証がないから
法律家としては奈何せん支持不可能なんだよね。

113 :法の下の名無し:05/01/23 16:02:43 ID:+C8ulQZK
議会復権論(国会中心構想)と国民内閣制論(内閣中心構想)の対立について教えてください。

114 :101:05/01/23 18:27:21 ID:9XYvu3dM
>>108
1 規制目的について。規制目的というのは一つの立法に対して一つの目的が対応し、それが唯一
絶対というわけではありません。公衆浴場距離制限規定の最高裁判決の変化のように、消極目的
から積極目的に変化することもあります。このあたりは芦部の憲法(第三版)の207頁以下にも
記述がありますので参照してください。

2 人権の適用範囲について。日本を訪れる外国人に所属国の憲法が保障する人権が保障されない
というのは当然のことです。アメリカ合衆国国民が、日本国内滞在中に合衆国憲法修正第2条の
武器を携帯する権利を日本の警察や裁判所に対して主張しても全く意味がないのは明かですよね?

ついでですが、世界統一憲法典というのは本当に望ましいですか?仮にアメリカ合衆国や西欧諸国の
憲法典の水準の人権規定が出きれば幸いかもしれませんが、中国や北朝鮮レベルの人権規定が
世界統一憲法典の人権規定となると、少なくとも普通の西側先進国の国民には悪夢以外の何物でも
ないです。現在では、各国憲法および法体系による人権保障のあり方・差異を承認した上で、人権
条約による普遍化を狙うというのが一番望ましいまたは一番ましなやり方のようです。

115 :法の下の名無し:05/01/23 23:13:00 ID:Unv5YJx9
言論内容中立規制ってなんですか??

116 :100:05/01/23 23:52:04 ID:gPbOPrma
>>114
すいません,誤解を与えてしまったようですね・・・
1 おっしゃるとおりだと認識しています。ただ,前のカキコで意図したのは,
  ある立法に対応する規制目的が何かについて,論者によっては評価が分
  かれるのではないかということです。
  勿論,世の中の変化に伴って,規制目的が変化することがあるのは当然
  ありえます。
2 「日本を訪れる外国人に所属国の憲法が保障する人権が保障されない
  というのは当然のことです。」ということ自体が論証されなければならな
  いと考えています。
  あと,世界統一憲法については,人権の前国家的性格を極端に強調すれ
  ば,そういう主張もありえるかという程度の話です。
  そのようなことは現実的には不可能ですし,そもそも価値観や社会制度が
  異なる社会間において,統一憲法を設けるというのは,どこかの社会のル
  ールを他の社会に押し付けるおそれがあると考えられますので,妥当でな
  いと思われますね。

117 :法の下の名無し:05/01/23 23:59:25 ID:rLOeV5VB
>>115
表現の自由に対する制約の一種で,時,所,方法に関する規制のことです。
憲法の教科書には必ず記載があると思いますので,該当箇所を読んでみてください。



118 :法の下の名無し:05/01/24 23:16:14 ID:oCOwLzoA
そもそも、憲法第21条(検閲の禁止)によって、公権力による「発売禁止処分」は禁止されているのである。
「製作・販売を禁止するための勧告」という表現自体が憲法に反しているおそれがある。もし実際にそんなことをしたら大問題になるだろう。


すみません、上記の文章っておかしな点あります?

119 :法の下の名無し:05/01/25 00:05:50 ID:muFytajL
>>118
まず、最高裁の立場を確認してはどうですか?税関検査事件で、検閲の主体は行政権であると
限定してます。そうなると条件付ですが、裁判所による「発売禁止処分」は憲法21条2項には
反しないということになります。

次に、「製作・販売を禁止するための勧告」の「勧告」が法的拘束力を持たない「勧告」の場合は
どうですか?

実際には、マスコミが騒いで「大問題」にはなるでしょうが。

120 :118:05/01/25 00:24:02 ID:egeiO8kn
>>119さん
レスありがとうございます。

>法的拘束力を持たない「勧告」

はい、法解釈上、「勧告」は「自粛を促すもの」で「法的拘束力は持たない」と理解してます。
それを踏まえた上で、
「製作・販売を禁止するための勧告」というのをすることはできるか否か・・
というのがちょっと気になってまして。

どうでしょうか?

121 :118:05/02/02 23:28:34 ID:EpCMpOzL
ノーレスみたいなんで上記の振りは終了ってことでお願いします。
ありがとうございました。

122 :法の下の名無し:05/02/04 00:14:58 ID:jY1m+zux
>>120
いろいろ忙しくてレス遅れて大変申し訳ないです。もう見ていないかな・・・

>「製作・販売を禁止するための勧告」
前は突っ込まなかったんですが、これも表現おかしいんですよ。
「禁止」が、行政行為で言う国民に不作為義務を課し、自由を制限する「禁止」ならば、
それを内容とする「勧告」とは「燃えない炎」のような形容矛盾であって、ありえないと思います。

そういう理屈っぽい突込みとは別の視点から見ると、「製作・販売を禁止するための勧告」
なるものは、法律的効力をもつものではなく、事実上の強制によって製作・販売を禁止する
「働きかけ」のようなものではないでしょうか。

それから、
>「製作・販売を禁止するための勧告」という表現自体が憲法に反しているおそれがある。
「表現自体が憲法に反している」というのはどういう事態なのか?このあたりも文章表現として
おかしいかと思います。


123 :法の下の名無し:05/02/13 21:53:02 ID:zwenxFaZ
外国人の人権について質問です。
国家公務員になるには,日本国籍を有することが条件とされていますが(国籍条項),
これは何故ですか?

公務就任権が参政権的性格をも有するか,それとも職業選択の自由としての性格しか
有しないかについては見解が分かれていることから,以上の要件が付されていると考え
られますが。

立法・行政・司法のそれぞれに公務員がいますが,これらの公務員に上位の理由があ
てはまるのでしょうか?
立法・・・国会議員,各議員の速記官,警備員
行政・・・各省の職員,独立行政委員会の職員
司法・・・裁判官,その他の職員
これらの分類のうち,司法については政治と分離することが必要であることから,参政
権的性格を根拠にできないのではないかと思います。
そのほかにも立法府の速記官や警備員,行政の独立行政委員会の職員についても同
様にいえるように思われますが。

憲法学説上,そのあたりはどうなっているのでしょうか?


124 :法の下の名無し:05/02/13 23:19:53 ID:27f5PY/0
国家公務員は主権を持つ日本国民の主権執行代理人だからではないの。
憲法前文にも日本国民だけが日本国を運営できるような文言がある。
日本国民による、日本国民のための、日本国公権力行使と言う
ことでないの?

125 :法の下の名無し:05/02/14 00:47:26 ID:zaI9zzt0
2chウヨにも見捨てられ、工作員が必死に弁護する自民党憲法試案のポイント

ポイント1 信教、表現、結社の自由を圧殺するすべき
信教について、政治家の好きな支出が自由に可能
表現については、政治家が子どもに悪影響があると思えるものは自由に発禁処分可能
財産については、政治家の心の安静のために邪魔なものは自由に制限可能

ポイント2 国民に新たに押し付けられる義務の数々
「国防の義務」=徴兵制を可能に
政治家の思う家庭像を保護する義務、女性は男の私物へ
生命倫理という政治家の好きな倫理に服従する義務

ポイント3 政治家、役人に対する義務、責任に対する記述なし
国民から預かった権力を行使している政治家や役人はやりたい放題
税金と権力は政治家と役人の私物と化してしまいます

126 :法の下の名無し:05/02/15 18:01:38 ID:maX8uraE
ところで政治的代表と社会学的代表はまったく相反するものではなく、社会学的代表は政治的代表の一つの形態にすぎず、社会学的代表は本質的に政治的代表の欠点を克服できてないとあるのですがこれはどういうことでしょうか?

127 :法の下の名無し:05/02/15 19:29:23 ID:ZHGgJTXo
なんか 野中、中村、高橋、高見の「憲法U」になんかそんなことが書いてあったような。

128 :法の下の名無し:05/02/15 19:30:12 ID:ZHGgJTXo
すいません、>127は、>126についてです。

129 :法の下の名無し:2005/03/22(火) 21:28:08 ID:gDHMgLea
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/jurisp/1111401714/149

付け焼刃の知識→http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/jurisp/1111401714/146の解釈論もどき
なぜそうなのか→具体的な問題点を文中で一つも挙げずに「明らかに明確性違反」と決め付けている。
明確にお答え頂きたい→明確に答えてほしければ明確に質問願えます。





130 :法の下の名無し:2005/03/28(月) 06:07:12 ID:O4zwvV2u
先日、風呂屋に行ったのですが、脱衣場に、防犯カメラがありました。ダミーとは思うのですが、本物だと、やはり違憲ですか?

131 :法の下の名無し:2005/03/28(月) 10:47:55 ID:G4OLdbIm
>>130
間違いなく憲法違反ですね。
すぐ捕まります。

132 :法の下の名無し:2005/03/28(月) 14:06:04 ID:nXHimUzD
>>130
銭湯が公営か私営化によるなあ。

133 :法の下の名無し:2005/03/28(月) 18:29:20 ID:psdovsZM
まず憲法の「私人間効力」について

134 :法の下の名無し:2005/03/28(月) 19:16:13 ID:nXHimUzD
そもそも,プライバシー権とはなにか。それは憲法で保障されている人権なのか。
また,脱衣場に、防犯カメラを設置するのはプライバシーの侵害になるか。ダミーでもそうなのか。

135 :法の下の名無し:2005/03/30(水) 12:01:51 ID:MzCrABqd
はめ撮りは通常公務の外形を備えない行為であるが、A(国税専門官)がB(女性)を
口説くにあたり国税専門官としての地位を強調していたこと、及びBは国税を滞納しており
Aはそのてんに着目して交際を迫った以上、Aの行為は公務員としての立場を離れたまったくの
私人としての行為ということはできない。
よって外形上Aの職務に属する違法な行為によりBが損害を受けたことは明白であり、
国賠法上の国又は公共団体の公権力の行使に当る公務員が、その職務を行うについて、故意又は
過失によつて違法に他人に損害を加えたときに該当する。
AがBに対し個人的に不法行為責任を負うだけでなく、Aの属していたC(国税庁)も
国家賠償法一条に基づき損害賠償責任を負う。


136 :法の下の名無し:2005/04/24(日) 14:10:43 ID:EFF1qGQ9
マジ悩み、マジ話はどこですればよろ?

137 :法の下の名無し:2005/04/26(火) 15:58:38 ID:8W2SXkG3
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050425i314.htm
西山事件の人が復活?

138 :法の下の名無し:2005/05/07(土) 17:18:58 ID:i6iKHfg8
『三菱樹脂の思想・信条を理由とした本採用拒否は違憲である』
という立場での論文を書かなきゃなんですけど
論点や書き方などさっぱりです。だれかアドバイスください。

139 :法の下の名無し:2005/05/07(土) 17:43:19 ID:H0yU3wJx
>>138
憲法の私人間効力について 直接適用説、間接適用説、無効説のうち、直接適用説でいくか
直接適用した場合、企業の営業の自由、採用の自由も憲法で保障されているから、それとの
比較をどうするか。
二重の基準論でやるのかな

140 :法の下の名無し:2005/05/07(土) 21:35:44 ID:yta17YNE
事実関係の正確な把握。
事実関係の雇用関係法における意味の把握(「内定」や
「試用期間」の意味・法的効果)。
本採用拒否の法的根拠とされた条項・該当事実の確認
右条項への該当性判断について、憲法の効力問題。




141 :法の下の名無し:2005/05/08(日) 23:19:22 ID:Uk3uBodu


142 :法の下の名無し:2005/05/09(月) 08:12:12 ID:V8+5PApg
この人はいつになっても司法試験に受かりません。
かわいそうなので教えてやってください。
http://www.beatum.jp/~issophp/index_2.html

143 :法の下の名無し:2005/05/10(火) 03:24:54 ID:9WeDfJVk
初学者なんですけど、ぜひ知ってる人いたら教えて下さい。
なんで地方の議会議員の人にはリコール制度があるのに
国会議員にはリコール制度がないんでしょうか??
地方自治はその地方の住民が直接政治に参加して、日常生活と政治を
結びつけることが目的だから、地方議会議員にその地方の住民がリコールを
求める事は出来る、と本で読んだのですが国会議員はその理屈では通らないのでしょうか?
地方議会議員のリコールに住民の署名が必要なのだったら、国民全員の代表である国会議員のリコールには、 国民の署名があったらリコールはできるのではないかと思うんですけど・・(国会議員一人のために国民全員で署名するのは大変だとは思いますが・・)
あまり2ちゃんに書き込んだことがないのでここに書いていいのか分からないんですけど
板違いではないのでしたら教えて下さい。

144 :法の下の名無し:2005/05/10(火) 09:39:28 ID:+p4hFhCY
こんにちは。私も今年大学に入って法学を学び始めたものです。
いきなり質問で済みません。
一元的制約説の内在的制約と二元的制約説の内在的制約は違うと聞いたのですが
二元的制約説の内在的制約とはどのようなものなのでしょうか?
外在的制約というのはよく分かるのですが内在的というのがいまいち分かりません
うちの憲法の教授に聞いてもろくに答えてもくれないのです。
もし説明して下さる方がいらっしゃったらお願いします。


145 :法の下の名無し:2005/05/11(水) 00:52:05 ID:PxwpGMh4
>>143
教科書の該当部分を読んでください。
キーワードは「代表民主制(間接民主制)」「自由委任の原則」。

146 :法の下の名無し:2005/05/11(水) 01:42:04 ID:I8cxO/3n
>>143
ありがとうございます。

147 :法の下の名無し:2005/05/12(木) 15:49:23 ID:Ye7yPCOj
100地。
例えば、
天皇の地位が国民によるものに変化した以上
皇室の伝統云々関係ないじゃん


従来の八月革命説とかも問題だが
これもトンデモ本かな?
文●新書

148 :法の下の名無し:2005/05/12(木) 20:05:33 ID:9XHWI7Ko
>>147
何を言ってるのか全然わからん。
とりあえず「100地」って何?

149 :法の下の名無し:2005/05/13(金) 00:31:54 ID:6nHk+21Y
100=百

150 :法の下の名無し:2005/05/15(日) 17:45:10 ID:nGSXFbzk
国法の諸形式と相互関係について述べなさい。
とくに、法律と条例の関係をふまえて述べなさい。

こんなレポート提出課題が出たんだけど、法学初学者過ぎて、
何聞かれてるかも分らないです。
「国法の諸形式」って何???
ちなみに、芦部憲法持ってます。


151 :法の下の名無し:2005/05/15(日) 20:03:36 ID:TdO2S6zk
国法の諸形式は、憲法、法律、予算、命令、議員規則、最高裁判所規則、条例、条約
などのこと。これらの法規範がそれぞれどんな特徴を持っていて、相互の関係はどうか
(例えば、憲法と条約はいずれが優位するのか)をまとめればよいのでは。
法律と条例の関係は、徳島市公安条例事件の判例を詳しく書くとよいかと。

芦部ではそれぞれ該当箇所を読まないといけないけど、有斐閣憲法II(野中・中村・高橋・高見)は
第20章がズバリ「国法の諸形式」だから、こっちをよんだほうがいいかと。

152 :法の下の名無し:2005/05/15(日) 20:47:34 ID:nGSXFbzk
150です。
ありがとうございました。
本当に何が何だかという初学者でしたので本当に助かります。
芦部憲法の中味を拾ってどうにかしてみます。



153 :法の下の名無し:2005/06/06(月) 15:04:55 ID:JD7Be4kY
法の下の平等のレジュメを付くらないといけないんですが
ここに書いてある感じのことをかいていけば大丈夫なんでしょうか?
レジュメなんてつくったこともないんでアドバイスお願いします。

154 :法の下の名無し:2005/06/06(月) 15:31:16 ID:DR909INr
>>153
大学のレベルと、ゼミのレベル(1年生対象か、上級学年の専門ゼミか)によるけれど、基本的には
・大学で使用した教科書、または芦部で法の下の平等の主要論点を拾う。
・重要判例を拾う(尊属殺重罰規定事件、衆院定数不均衡事件は最低限必要)。
・あなた自身が重要と思うトピックを一つ決めて、それについて分析し、あなたの見解(多少は拙くても
オリジナルな見解が良い)を述べる。

大体、これくらい出来ていれば評価は悪くはならないでしょう。

155 :法の下の名無し:2005/06/06(月) 16:56:37 ID:JD7Be4kY
>>154
ありがとうございます!
参考にしてがんばります!

156 :法の下の名無し:2005/06/07(火) 15:00:33 ID:pWm6W5We
>>155
準備進んでますかね?

オリジナルな見解というのは難しいかもしれないけど、自分が興味持った判例や学説取り上げて比較検討すれば、
それなりに格好はつきます。例えば、尊属殺重罰規定事件の地裁、高裁、最高裁の判決の比較をして、
それぞれの論理の違いを明らかにする。衆議院定数不均衡事件なら、同様に地裁、高裁、最高裁の比較や
最高裁判決でも複数あるから年代順に比較するとか。

判例百選は最低限チェックし、その事件の評釈で取り上げられた評釈もチェックしましょう。それくらい勉強してれば、
担当教員は安心しますから、評価は悪くならないです。ただ、読み間違いすると駄目なのはもちろんですから、
しっかり判例と評釈の文意は取りましょう。

それと、レジュメの中で取り上げた参考文献はしっかり、著者名・書名・出版社・出版年・頁を明記すると
形式が整って評価ポイントアップします。

157 :法の下の名無し:2005/06/08(水) 01:42:07 ID:JioUacgy
最近、公務員の悪行が表にどんどん出てきますが
国民には裁判を通して公務員の削減を求めることはできないのでしょうか?
憲法15条をそのまま読めば可能だと思うのですが・・・

158 :法の下の名無し:2005/06/08(水) 07:36:18 ID:65cT/0Av
何をどのような手段で訴えるのさ?

159 :法の下の名無し:2005/06/08(水) 09:12:26 ID:wq6yKBOo
15条だけじゃ裁判にはならんから、国家公務員弾劾法の制定運動をして、その法律の中に
違法行為を行った公務員の弾劾手続を定めるよう要求してください。

160 :法の下の名無し:2005/06/08(水) 13:09:13 ID:lck9Z8Le
すみません。私人間効力の論点、平等の論点とはどんなところでしょうか?

161 :法の下の名無し:2005/06/08(水) 18:11:07 ID:lQ4Ii4d4
>>160
んーと、子供電話相談室じゃないんで、自分なりに調べて「これでどうですか?」くらいはやってみてください。
手近なな教科書で該当部分の見出し抜き出すだけでも多少は格好がつくよ。

162 :160:2005/06/09(木) 17:44:34 ID:g1V97+26
調べたんですが、間接適用説と直接適用説の学者の対立以外に
もっと端的な論点はないのでしょうか?平等と私人間効力の論点をまとめろと
教授に要求されました。初学者なんで、厳しいっす。芦部憲法は一通り読みました。
日産自動車の判例も読みました。どなたか少しでも救済お願いします・・

163 :法の下の名無し:2005/06/10(金) 18:42:14 ID:J5i1DfNJ
>>162
あー、ようやく飲みこめた。漫然と2つの質問しているんじゃないのだね。ちょっと悪かった。
基本的には法の下の平等の問題で、特に私人間効力に絞ってまとめろということでOK?
法の下の平等の多様な論点から、定数訴訟や尊属殺事件などを排除して論点絞らせたいというのが
担当教員の意図かと思われるが、そういう理解の上で言うと、こういう感じで大丈夫だと思う。

まず、14条関係で、
・平等というものの理念・思想
・平等権か平等原則か
(上記2つはかなり抽象的になるので、簡潔にまとめる)
・法の下の平等をめぐる主要論点
  絶対的平等・相対的平等
  立法者拘束説・立法者非拘束説
  後段列挙の非制限的例示・制限的列挙
(以上を的確かつ簡潔にまとめた上で、平等条項の私人間効力に移行)
・私人間効力一般の論点としての無効力説、直接効力説、間接効力説
・主要判例の検討として、三菱樹脂事件、日産自動車事件、昭和女子大事件など

学生の報告や答案としては、主要論点をしっかり拾って、通説と判例の立場を確認できていれば
それなりの評価は得られると思われます。教科書は芦部中心で良いから、判例百選を手がかりに
判例評釈を一通り集めて読みこんでいけば評価はさらに高くなるでしょう。
報告者の見解を求められるならば、あなたなりに意見を述べるまたは疑問点を述べる。

164 :法の下の名無し:2005/06/24(金) 02:15:54 ID:HRolx5jz
日本国憲法をかえることはできないのだろうか?いいかげん何かしら改正すべきだと思うのだが。

165 :法の下の名無し:2005/06/24(金) 09:34:21 ID:VKUsbZ/H
>>264
変えることはできる
・改正手続ふむ
・クーデター
・外国に日本を占領させる



166 :法の下の名無し:2005/06/24(金) 11:44:57 ID:HRolx5jz
でもいい大学入ってバリバリ勉強しないとそういうお役職につけないよな。

167 :法の下の名無し:2005/06/26(日) 00:58:12 ID:1tQcA1No
院試(法学研究科)のためにサブ科目として憲法をやらなくてはなりません。
1年の時に憲法やりましたがほとんどおぼえてません。(芦辺憲法を使ってました)
どういう風に勉強したらいいでしょうか


168 :法の下の名無し:2005/06/26(日) 07:38:29 ID:w7bVhC+Z
司法試験用の参考書や問題集で十分でそ。

169 :法の下の名無し:2005/06/27(月) 13:47:47 ID:Zsz79KoJ
公務員試験の論文対策のため、憲法の判例集を購入しようと思ってます。
何がお勧めでしょうか。テキストとしては芦部憲法を持ってます。
ちなみに以下のような過去問のレベルです。

1、未成熟の青少年の保護を目的として刑法上わいせつ物に当たらない表現物
 の販売を禁止し、かつ有害図書を自動販売機に収納することを禁ずる条例を
 定めることの憲法上の問題点について論ぜよ。
2、A・Bのいずれかを選択
 A 政党に所属する議員が、事実上党議に拘束され、党の指示に従って行
  動することを強いられることと、憲法43条の「全国民の代表」の関係
  について論ぜよ。
 B 国民に対して強制的に賦課される金銭(検定手数料や郵便料金等)に
  ついて、法律に定めなければならないことの憲法上の問題点について論
  ぜよ。

170 :法の下の名無し:2005/06/28(火) 00:46:37 ID:ROuSairT
百選でいいんじゃない。

171 :法の下の名無し:2005/06/28(火) 09:11:59 ID:zHAbNc1l
>>170
レスどうもです!百選購入してみたいと思います。

ところで公務員試験などで憲法の論文を書く場合、判例とは違う学説に従う
場合に、「・・・である(芦部説)。」などと誰の学説であるかを明確に
したほうがよいでしょうか?そうでないとただ判例と違うことを書いている
ということで、間違っていると採点されそうで不安です。


172 :法の下の名無し:2005/06/28(火) 09:48:52 ID:MBdkJsr1
そんなことはない。
むしろ論者をハッキリさせておきながら、理解がお粗末だと
減点(または加点事由のはずが加点なし)になるのでは。

173 :法の下の名無し:2005/06/28(火) 11:26:42 ID:zHAbNc1l
>>172
レスありがとうございます。

それでは「私見では…」とか「通説では…」などと書いたほうが
良いでしょうか?それともそういった余計な前置きはいらないでしょうか。

なんかつまらない質問ばかりですいません。

174 :法の下の名無し:2005/06/28(火) 12:01:57 ID:KRhKm9np
いりませんよ。
通説的な考え方が頭に入ったなら、それを筋の通った形で書き出せれば十分。
あと、判例については、別の人が言ってたように、
司法試験用のテキストで判例のたくさん載せられたものもあるから、
それを利用した方が、百選を独学で読みこなすよりいいと思う。

175 :法の下の名無し:2005/06/28(火) 12:10:56 ID:Dlik7fYu
先例でもない判例を書くと答練では評価されても本番では逆に減点なんだが

176 :法の下の名無し:2005/06/28(火) 12:13:24 ID:Dlik7fYu
> 司法試験用のテキストで判例のたくさん載せられたもの
糞しかないよ
網羅的に結論だけ押さえるには有斐閣の青いの
解説は最低最悪百選で出来ればLLIのものを見るべし

憲法は判例をどこまで丁寧にするかが全て

177 :法の下の名無し:2005/06/28(火) 12:23:11 ID:KRhKm9np
>>176
司法試験用のテキストというのは、
予備校の出してる「判例集」のことじゃないよ。
それに、あくまでも>>169のような公務員試験だからね。
そこまでやる必要があるかな。
まあ、どうとでも考えることができるからいいけど。

178 :169:2005/06/28(火) 12:43:19 ID:zHAbNc1l
皆さん、いろいろアドバイスありがとうございます!助かります。
実は本番まで2・3週間程度しかなく今、必死に勉強してるところです。
一応基本的な知識はあるので、あとは論文がうまく書けるかというのが問題です。

ところで公務員試験などで「公務員の労働基本権や政治的自由」を
論じる場合、あまり判例と違うことを書くと受験者の思想(左よりだとか)を
疑われる可能性はあり得ますでしょうか?
芦部憲法に従うとそんな風になってしまいます。
質問ばかりですいません。

179 :法の下の名無し:2005/06/28(火) 13:23:39 ID:2jdxqFa/
即効性を求めるなら司法試験用の過去問と問題集(答案練習会に
使った奴をまとめたのが普通だ)をバンバン解いたら。答案構成だけ
でもいいし。それ以上の難問は出ないでしょ。

解説が欲しければ棟居(北大教授)が辰巳からLIVE本という憲法の
過去問を解説したのがあるから,それがいいかもね。予備校の回答
よりは多少なりとも学問的に信頼できる。

同じく棟居が信山社から「憲法解釈演習」というのも出してる。
応用問題ばかりなので,上記の過程が終わってからでいいと思うが。


180 :法の下の名無し:2005/06/28(火) 13:25:49 ID:2jdxqFa/
まぁあと答案の説はどうせみんな同じ受験通説(=芦部・佐藤ベース)で
書いてくるだろうから,心配しなくていいと思うよ。
もっと低次元で決着は付く。

181 :169:2005/06/28(火) 14:53:11 ID:zHAbNc1l
沢山アドバイスありがとうございます!
本屋に行っていろいろ見比べてみたいと思います。
ところで芦部説だと議員定数不均衡について1対2以上を違憲とすべきと
ありますが、これだと判例とあまりに差が開きすぎるような気がしますが
どうでしょうか?
判例もどのあたりを基準にしているのか、ころころ変わってる(?)ような気がして
覚え切れません。。
ホント質問ばかりで申し訳ないです。

182 :法の下の名無し:2005/06/28(火) 15:16:39 ID:vbEBua9d
「違憲とすべき」=ベキ論。合理的根拠なし。

「判例」=明確な基準は示さず。ある一定の範囲に落ち着いているようだが、
個別の事例で判断するのみ。公務員試験用のテキストにも載ってるから、
ある程度調べてから聞け。

183 :169:2005/06/28(火) 15:36:48 ID:zHAbNc1l
レスありがとうございます!
何対何にすべきというのは合理的根拠がなく、判例のように個別の事例で
判断するほうが妥当ということでしょうか。
すっきり単純に覚えるというわけにはいかなそうですね。

184 :通りがかり:2005/06/28(火) 23:06:10 ID:XLn1vg1C
>「違憲とすべき」=ベキ論。合理的根拠なし。
 漏れは、ここの意味が良く分からんのだが、解説してくれ。

 芦辺説を批判する趣旨?
(少なくとも)2対1以上は違憲とすべき、という理論は、2倍以上だと
複数選挙(人によって2票以上与える)を認めるのと同じになるから、という
理由に基づくと思ったが、これは合理的根拠ではない、ということ?

185 :法の下の名無し:2005/06/28(火) 23:52:32 ID:rrh6caaP
どっちも根拠はある。
芦部にもちゃんと書いてあるし、判例にも書いてある。
まあ、公務員試験レベルなら、参考書に書いてあること押さえとけばいい。
いじょ

186 :法の下の名無し:2005/06/29(水) 19:14:08 ID:qmH/rcaI
日本国憲法の特徴を固有性に着目して3つ挙げよ。
その3点についてそれらが他の憲法にないとする根拠と
それらのできた経緯も答えよ


分かる方いますでしょうか?


187 :法の下の名無し:2005/06/29(水) 19:27:32 ID:ls84qkPa
分かるけど教えないよ

188 :法の下の名無し:2005/06/29(水) 21:36:38 ID:zlv7IDvi
>>184
>(少なくとも)2対1以上は違憲とすべき、という理論は、2倍以上だと
>複数選挙(人によって2票以上与える)を認めるのと同じになるから、という
>理由に基づくと思ったが、これは合理的根拠ではない、ということ?

なぜ、「2倍以上」になるのかについて合理的説明がなされていない。
逆に言えば「1.9倍ならいい」や「1.5倍ならいい」と言えることになるが、
一人当たりの投票価値2票の違憲性と1.5票の合憲性を説明できないでしょ。

>>185
根拠と合理的根拠はイコールではない。
もし判例が合理的根拠を示しているのなら、ここまで学説が頓珍漢な論議を
する必要も無いわけだし。



189 :法の下の名無し:2005/06/30(木) 00:12:01 ID:ePf2F0K/
>>186
おれもわかるけど教えないよ。

190 :法の下の名無し:2005/06/30(木) 00:31:37 ID:AxOSBHLC
何としても芦部に盾突きたい方がいる

191 :法の下の名無し:2005/06/30(木) 00:40:02 ID:mJ0Nx+NM
比例代表制にすれば全て解決

192 :法の下の名無し:2005/06/30(木) 00:47:46 ID:ePf2F0K/
1対2っていうのは、まさに憲法が、何かの「基準」であって、
そこから「なるべく」はみ出さないようにしようっていう程度の
拘束力しか持たないことを認める数字。

193 :法の下の名無し:2005/06/30(木) 01:37:28 ID:MXc77/LS
そういうことだな。
「アシベが言う」=「合理的」
では司法試験はムリ。
公務員試験ではOK。


194 :法の下の名無し:2005/06/30(木) 02:58:17 ID:FXJ6pIps
学説に対する理解の相違なのかもしれないが、
1対2の基準を提唱する学説も、それが唯一絶対の判断要素とは言わないし、
1対2未満ならすべて合憲だなどとは言ってないのではなかろうか?

195 :法の下の名無し:2005/06/30(木) 09:44:52 ID:MXc77/LS
合理的根拠でない所以。

196 :法の下の名無し:2005/06/30(木) 11:49:37 ID:SRR1FXR7
ねえねえねえ。憲法改正って、たとえば9条なら9条だけで国会議決・国民投票必要なのか、
憲法改正案っていうかたちで概括的に国会議決・国民投票でいいのか、どっちなん。
文言からは後者っぽいんだけど、多少問題ある改正条文あっても、ことなかれ主義で
通っちゃう可能性あること考えると、難あるようにも思うんだけど。

197 :法の下の名無し:2005/06/30(木) 13:02:23 ID:CJQVewul
>>196
憲法改正手続法なるものが制定されれば、その法律が定めるやり方に従う。だから、法律次第で
どちらもありえる。

さらに、法律が許す範囲内で、個別条文ごとにA案、B案のいずれか選択。またはある案の賛否のみについて選択。
または、複数の条文を包括したA案、B案のいずれか選択。またはある案の賛否のみについて選択。
いずれもありえます。全ては法律の規定次第。

198 :法の下の名無し:2005/06/30(木) 13:19:41 ID:SRR1FXR7
ふーん。のわりにはあんま議論されてるの聞かないな。
左翼もこっち方面でがんばりゃいいのに。

199 :法の下の名無し:2005/06/30(木) 13:20:09 ID:SRR1FXR7
ていうか俺IDかっこいいにもほどあるな

200 :法の下の名無し:2005/06/30(木) 18:42:55 ID:IxnwKUyK
>>198
十年前くらいまで憲法改正自体がタブーだったから議論の蓄積が意外と少ない。
一部の好事家研究者が現実性のない一種の空理空論として研究していただけ(本来おかしいんだが)。

近年、憲法改正手続法制定をめぐる議論が盛んになりつつあるけど、憲法改正の実体に比べると、
手続は専門知識が多少要るから素人には難しいだろう。

左翼は、憲法改正手続法制定自体が改憲の外堀埋めることになるとみなして絶対反対。だから、
そっち方面の研究なんて当分やるわけない。

201 :法の下の名無し:2005/06/30(木) 20:41:28 ID:5iKMzBp8
一条ごとじゃないと違憲になるってどっかに書いてなかったかな。
国民投票法が出来てから,憲法学者・行政法学者入り乱れての
大論争が起きそうなものだが。

202 :法の下の名無し:2005/07/01(金) 22:43:13 ID:BdE+vR5k
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050701-00000089-mai-soci
年齢による差別というのは日本ではほとんど問題視されないが、アメリカだと違憲だろうかな。


203 :法の下の名無し:2005/07/02(土) 13:47:00 ID:Z0JpSKok
>>202
国立大学法人の行為が政府の行為になるのかな?
私人間効力とか部分社会の問題になると思うが…

204 :法の下の名無し:2005/07/02(土) 17:57:45 ID:xCZjRIHu
>>202
興味深い憲法訴訟になりそうだな。
確かにアメリカなら違憲の結論になりそうだが。
>>203
富山大学事件の判例でも部分社会の内部行為だからといって
すべて司法審査が及ばないとはいっていない。
「一般市民法秩序と直接の関係」がある場合は司法審査が及ぶ。

205 :法の下の名無し:2005/07/02(土) 18:05:06 ID:S36eEQGg
>>203
国立大学法人てのは独立行政法人の一種じゃなかったっけ?
国、地方公共団体にはならないが、その他の公共団体には含まれるんじゃない?
だったら私人間効力ではない。

部分社会論と言えなくもないが、この件は入学拒否であるから一般市民法秩序との直接の関係を
持つし、司法審査に馴染まないとは言えないと思うんだが。

>>203
アメリカだと国立女子大も違憲だろうし、日本の平等とアメリカの平等の違いは興味深いね。
結局は、差別だ!と言う奴がいて、なるほど差別だ!と納得する奴がどれくらいいるかということに
左右されるんだろう。しかし、日本で年齢による差別を理由とした入学拒否を訴える事件があると、
半ば迷惑な気もするけど、オモシロ半分で応援したくもある。

206 :法の下の名無し:2005/07/04(月) 20:26:09 ID:3HUZhlM2
>>181
学者たちが2倍という数字にこだわるのは
日本国憲法が施行された当初から選挙区間に
よっては2倍程度の格差があったからだよ。
憲法施行当初からの格差であるから違憲無効とは
言えないわけさ。


207 :法の下の名無し:2005/07/04(月) 21:20:37 ID:3HUZhlM2
参院選における宮城地方区と鳥取地方区の間に
2.62倍の格差が最初から存在していた。



208 :法の下の名無し:2005/07/04(月) 22:52:40 ID:ps/OPARy
俺は10年以上前の法学部生(ゼミは憲法)で最新の状況は知らないけれど、
国民投票に関する議論って全く無いに等しい状態じゃないかな(少なくとも
当時は)?

これから大慌てで議論を始めるのかもしれないけれどこんな重大な問題を
忘れていた?って間抜けにも程があるという気がする。

209 :法の下の名無し:2005/07/04(月) 23:36:53 ID:fp6ZQ9eF
>>208
文言自体は政府がみょ〜な解釈方法でも発明しない限り複数の意味にとれるような文章じゃないからな
その必要もなかったし

210 :みう:2005/07/16(土) 20:41:15 ID:a3h7zrnG
こんばんは。ちょっとお伺いしたいのですが
表現の自由に対する制約は必要最小限にしなければならず、何よりも尊重されなければならない
理由を、経済的理由と比較して説明せよ。 と聞かれたらなんと答えたらいいでしょう
か?

211 :法の下の名無し:2005/07/16(土) 22:49:43 ID:fkgYdmW4
>>210
宿題は自分でやれ、ていうか、教科書嫁よそれぐらい

ヒント:民主政治のプロセス、個人の尊厳

212 :法の下の名無し:2005/07/16(土) 23:40:32 ID:UF1cEOOf
>>210
 ↓これが模範回答。この通り書けば単位は間違いないよ。


 表現の自由に対する制約を最小限にするということは、言論の自由を認めるということだが、
資本主義下で言論の自由を認めれば、出版資本・印刷資本を握っているブルジョアが思想の自由
競争において圧倒的に有利となる。したがって、ブルジョアの階級支配を永続化するためには
表現の自由の優越的地位を認めことが必要となる。

 他方、経済的自由についての制約立法が可決されたとしても、金を持っている資本家に
とっては、政治家を買収して当該立法を廃案にすることで修正することが可能であるため、
特に優越的地位を認める必要はない。これが、したがって、経済的自由の制約を幅広く認め
ても、階級支配には何らの支障もない。

 これが、表現の自由に優越的地位を認め、他方、経済的自由には認めないとすつ二重の
基準のイデオロギー的根拠である。

 表現の自由の優越的地位が認められるべきだとするのは、アメリカ的なリベラリズムの
イデオロギー的影響であって、社民勢力が強いドイツにおいて表現の自由の優越的地位jが
認められていないのは、けだし当然のことと言えよう。

213 :法の下の名無し:2005/07/18(月) 14:22:28 ID:c1YVZlt8
age

214 :法の下の名無し:2005/07/18(月) 14:35:35 ID:zRi2vSRH
>>212
おいおい、ちょっと不味くないか??w

215 :平下流:2005/07/18(月) 14:37:37 ID:c1YVZlt8
日本に憲法はありません。
歴史的事実を知らない上に、万人に平等に与えられているはずの思考能力をも持ち合わせていないヤシが多いので、別の板に書いたことをもう一度書く。
<不毛、不毛。
だいたい「日本国憲法」なんて幻。
所謂「日本国憲法」ができたとされている時、その日本は占領下、
ストでさえGHQの命令で中止された。
主権さえない独立さえしてない国に憲法なんておこがましくて。
それに、言葉の矛盾だ。
そこんとこ先入観なしによーく考えてみよう。
そうすればバカでも解る。>


216 :平下流:2005/07/18(月) 14:43:30 ID:c1YVZlt8
175 :法の下の名無し :04/12/27 11:23:16 ID:01XKDH0l
>>173
でも改正選挙法後の帝国議会で修正のうえ可決されたね。

歴史的事実とは?
なぜ主権さえ独立していない国に憲法がおこがましいのか?
言葉の矛盾とは?具体的に。
先入観とはどのような先入観か?具体的に。


217 :平下流:2005/07/18(月) 14:45:54 ID:c1YVZlt8
178 :平下流 :04/12/29 17:50:42 ID:GUapnF10
>>175
Q『でも改正選挙法後の帝国議会で修正のうえ可決されたね。』
A 独立していない国家の議会で何を決めようが意味がない。


Q『歴史的事実とは?』
A 昭和20年9月2日から昭和27年4月28日までは「日本国」という国家は無かったこと。


Q『なぜ主権さえない独立さえしていない国に憲法がおこがましいのか?』
A 国家さえ無いのに憲法なんてありえない。それなのにずうずうしくも制定したと思い込んでいるハジ知らずということ。
 
Q『言葉の矛盾とは?具体的に。』
A 憲法は国や国の機関を義務付け拘束するもの。
ということは憲法を制定する権能を持っているのは、独立国の主権者であり、それ以外ではありえない。
独立国と憲法は切っても切り離せない。憲法があるということは、その地域は独立国であるということ。
従って、独立国でないのに憲法の制定とは言葉の矛盾。

Q『先入観とはどのような先入観か?具体的に。』
A 憲法なんかあるはずが無いのに、学校でも社会でもあると教えられ、
本当にあるかないかを自分の頭で考えようとせず、あるものと思い込んでいること。


218 :法の下の名無し:2005/07/18(月) 15:15:58 ID:zRi2vSRH
おいおい、あんたらの巣はここだから間違えんなよ

【憲法】無効論に乗り換えよう【無効確認】
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/jurisp/1115205220/

219 :法の下の名無し:2005/07/18(月) 22:37:37 ID:rsFhJO8k
質問です…
憲法でレポートを書くとしたら題材は何が一番書きやすいですか?ちなみに3000字ぐらいです…

220 :法の下の名無し:2005/07/18(月) 22:46:08 ID:Z8f5JP9M
表現の自由か政教分離についてかな
典型判例とかを挙げながらまとめれば何とかいけそう

221 :法の下の名無し:2005/07/19(火) 03:36:45 ID:D4wRdGGe
>>220
どうもです(^^)v

222 :法の下の名無し:2005/07/19(火) 20:05:25 ID:kXviGlUR
テストで論述の時のおおまかな書き方を教えてください

223 :法の下の名無し:2005/07/19(火) 20:24:58 ID:nWpdpdzB
>>222
一行問題:定義→制度趣旨→要件→効果
事例問題:問題提起→規範定立→あてはめ・私見→結論

224 :法の下の名無し:2005/07/19(火) 20:32:38 ID:kXviGlUR
>>223すみません。基本的人権の私人間効力について論じなさいとか、法の下の平等と積極的差別是正策について論じなさいという問題なんです。

225 :法の下の名無し:2005/07/19(火) 20:35:25 ID:nWpdpdzB
>>224
一行問題じゃんか。

226 :法の下の名無し:2005/07/19(火) 21:15:17 ID:lbXKL8Zv
いきなし、スイマセン・・・。
教えてください!!

次の各文について、@正しいか誤っているか、A正しい又は誤っている
と判断した根拠を示しなさい。(適用条文、参考条文があれが、指摘し
文章にして説明しなさい。)
例題:選択債権について選択を行った後でも、その選択を撤回するのは
   自由である。
解答例:@誤っている。
    A407条2項により、選択債権において一度選択を行った場合、
     相手方の承諾がなければ、その選択を撤回できないから、
     撤回することが自由とは言えない。 

1、家屋の売買契約を結んだが、実は契約前日に当該家屋が隣家からの
  出火により、焼失していたとしても、契約自体は有効である。同様に、
  契約の翌日に隣家からの出火により契約の目的物である家も類焼して
  しまった場合も、契約は有効に成立している。

227 :法の下の名無し:2005/07/19(火) 21:18:09 ID:nWpdpdzB
>>226
1.誤っている
2.契約前日に目的物が滅失していた場合、原始的不能で契約は無効である。

228 :法の下の名無し:2005/07/19(火) 22:04:40 ID:lbXKL8Zv
ホント早々とありがとうございます。
このような形が32問あるのですが、分かる方いらしたらどうか何問でも
よろしいのでお願い致します。十分身勝手なことは承知していますが、
初心者なもので、今必死に勉強していまして、皆さんのお力が・・!!

2、特定の物を引き渡すことを内容とする債権を特定物債権といい、一定
 種類の物を一定量給付することを内容とする債権を種類債権という。
 特定物債権は種類債権に変わることはないが、種類債権が特定物債権
 に変わることはある。
3、Aはビール1ダースの注文をBから受けた。しかし、Aが配達する途中で
  Cのわき見により、Cの車に追突されたため、この1ダースは全て割れてしまった。
  ビールの破損についてAには過失がないので、AがBにビールを給付
  する義務は消滅し、BはCに損害賠償を請求できることになる。
4、利息制限法の規定によれば、元本10万円未満では年20%、10−100万未満
  では年18%、100万円以上でえは15%を超える利息は無効であるが、
  無効であることを知らなかったためにそれを任意に支払ってしまった場合、
  返還請求するこは出来ない。
5、利息制限法の規定にも関わらず、貸金業者から200万円を年利20%で
  借りた債務者は、利息を任意に支払った時でも、利息制限法に違反した部分
  の利息を元本に充当するか、元本がなければ、不当利得として、
  返還請求できる。
6、いわゆる闇金から、10日で5割の利率で3万円を借りた場合、借主は
  支払った利息のうち、利息制限法に違反する部分を全額返還請求できる。
7、選択債権において、選択権は原則として債権者にある。
8、選択債権において一方の債権が不能となった場合、債務者は不能と
  なった債務を選択することはできない。
9、法律上、認められた強制方法として、債権内容を直接に実現する
  直接強制の他、債権者が債務を履行し、その履行費用を債務者
  から取り立てる間接強制などの方法がある。
10、債務不履行の1つの要件として、帰責事由がある。これは、具体的には
  債務者の故意過失のことであり、債務者以外の者の故意過失は、当然
  無関係である。

ひとまず10個です・・・。

229 :法の下の名無し:2005/07/19(火) 22:07:55 ID:PbI0PC1w
課題?
そもそも民法じゃんそれw

230 :法の下の名無し:2005/07/19(火) 23:06:55 ID:lbXKL8Zv
はい、課題で・・・。
書くとこ間違えたんですね・・。


231 :法の下の名無し:2005/07/19(火) 23:08:48 ID:nWpdpdzB
>>228

2.正しい。

3.誤り。
  Cは当該債権の履行補助者であり、
  履行補助者の故意・過失を債務者の故意過失と同視する通説の立場に立てば、
  Aの債権は消滅しない。

4.誤り。
  利息制限法1条2項には、任意に支払った超過利息は返還請求できない旨の規定があるが、
  超過利息は元本に充当し、元本が消滅てなお超過部分が残る場合は、
  その部分に付き返還を認めるのが判例の立場である。

232 :法の下の名無し:2005/07/19(火) 23:11:54 ID:lbXKL8Zv
>>231
誠にありがとうございます!!
ホントに助かります。

233 :法の下の名無し:2005/07/19(火) 23:12:22 ID:nWpdpdzB
てか、こんなことしてる場合じゃないことに気付いた。
自分の課題の締め切りが目前まで迫ってるw

234 :法の下の名無し:2005/07/19(火) 23:17:12 ID:3kfwRDnv
あんたいい奴だなあ。課題がんばって。

235 :法の下の名無し:2005/07/19(火) 23:20:13 ID:nWpdpdzB
>>234
ありがと。かなり煮詰ってるw

236 :法の下の名無し:2005/07/19(火) 23:28:27 ID:BbkSrH7b
スレ違いだったらすいません!
作為請求権で、国に対して一定の行為を要求する権利とあるんですが、一定の行為ってどんな行為なんでしょうか?

237 :法の下の名無し:2005/07/20(水) 10:03:18 ID:gsyQ6oai
憲法の第三者効力について勉強する時のポイントはどの辺りでしょうか?

238 :法の下の名無し:2005/07/20(水) 11:21:09 ID:+6T+EPoV
3つ質問させていただきます。

1.「悪法も法なり」について、価値説の立場から説明せよという問題があるのですが、
  「悪法も法なり」とは具体的にどのような意味なのでしょうか?

2.経済と政治と法についてどのようなつながりがあるか教えてください。

3.「存在する権利と創造された権利」というのはどういう意味なのでしょうか?
  
分かる方お願いいたします。

239 :法の下の名無し:2005/07/20(水) 11:40:57 ID:xcpjsqbm
議員定数不均衡問題がテストに出るらしいのでCブックを写したりしながら
一応書いてみたんですけど、間違ってる箇所を指摘して頂けたら幸いです。
長文Uzeeeeeという方はスルーしてやってください。


 議員定数不均衡配分規定によって生じる投票価値の不平等は憲法違反か否かは
(1)投票価値の平等は憲法の要請するところか
(2)定数の配分決定は国会の合理的裁量権の範囲内か
(3)裁量範囲外であるならそれを正当化する理由はあるか
の三点によって決することができる。以下これらを順に検討していく。

 (1)現行法上は一人一票の原則が保障されている。
しかし、議員定数配分規定には不均衡があり、人口数との比率によって、
選挙人の投票価値に不平等が生じている。
そこで憲法は投票資格の平等だけでなく、投票価値の平等も
保障しているかが問題となる。
今日、投票価値の平等は憲法の要請するところであるということに争いはない。
通説及び判例もこれを支持し、14条1項、15条1項及び3項、
44条但書を総合解釈したものに根拠を置いている。
以下その理由を述べる。
 @投票価値に個人差を設ければ、結局憲法で禁止する複数投票制を認めることとなり、
憲法14条1項「法の下の平等」の保障が全うされない。
 A憲法が「人類普遍の原理」(前文)としての民主制の原理に基づき、
  国民の公務員選定、罷免権を「国民固有の権利」と謳い、
 「普通選挙を保障」している(15条1項、2項)こと自体に、
選挙区間における投票価値の平等を要請する趣旨が含有されている。

続きます

 

240 :法の下の名無し:2005/07/20(水) 11:41:41 ID:xcpjsqbm
 (2)議員定数配分規定には政策的技術的考慮要素が含まれるため、
国会の合理的な裁量権に委ねられるものと解される。
その際の合理性が是認される範囲内にあるかは、次の二点から判断される。
  @定数配分における比率の僅差が1:3を超える時
   この僅差は、人口が少ない地域の利益代表を国会に迎えるため、
   また選挙区が分断しない近接地域の行政区画と定められているといった
   先に述べた政策的技術的考慮要素に配慮した結果と言える。
  A定数配分規定が合理的期間を経過した時
   普段に変動する人口比率に即時に対応することは現実的に困難で
あるため、合理的期間を定め、その期間内に僅差の是正が行われていない時は
合理性がないと判断される。

(3)一般に国会の合理的裁量範囲内とは到底考えられない程度に達している時、
それを正当化する理由の存否

以上三点から、定数配分規定の人口比率に対する僅差が1:3を超え、
さらに合理的帰還を徒過した場合であり、さらに公権力側にそれを正当化
する理由がない時は、それは投票価値の不平等による
違憲の判決が下されると思われる。


以上です。乱文拙文申し訳ありませんでした。


241 :法の下の名無し:2005/07/20(水) 11:41:52 ID:248iE2gJ
>>228
>>231

3.誤り。
  Cは当該債権の履行補助者であり、
  履行補助者の故意・過失を債務者の故意過失と同視する通説の立場に立てば、
  Aの債権は消滅しない。

理由付けがちがうだろう。この例ではCは履行補助者じゃない。
持参債務の特定前なのでAのビールを給付する債務は依然として存続する。
BはCに損害賠償を請求できない。

7は誤り。選択債権の選択権は原則債務者。410条とかその辺に条文が。
8は誤り。債権者の過失で不能となった場合等には債務者は不能となった債権を選択して事実上債務を免れることが出来る。
9は誤り。履行費用を債務者から取り立てるのは代替執行。414条2項?
10は誤り。履行補助者の故意過失も帰責事由になるとされている。

242 :法の下の名無し:2005/07/20(水) 11:58:55 ID:bU5y0Fgi
子供電話相談室みたいになってきたなあ。。。

>>236
作為請求権の典型は社会権だけど、生存権の場合に国に対して要求する行為から考えてみて。

>>237
第三者効力、私人間効力については、学説の違い、主要判例(三菱樹脂事件など)をしっかり押さえる。

243 :法の下の名無し:2005/07/20(水) 12:05:37 ID:bU5y0Fgi
>>238
あなたは基礎法スレに行った方が良いよ。
あと、質問をもう少し詳しくした方が答え易くなると思う。

244 :法の下の名無し:2005/07/20(水) 16:16:15 ID:RB0xMZ5k
20行くらいで人権の私人間効力について論述せよ。って問題で、どのように書いていけばよいか教えてくれませんか?

245 :法の下の名無し:2005/07/20(水) 22:45:49 ID:oT7fdrq/
まず私人間効力を認める説と認めない説(少数だが)がある。それを論述。
認める場合は直接適用説と間接適用説があることを論述。
通説判例とも間接適用説だから間接適用説について判例をいくつか引用する。
そしてどのような条文が適用されてるか述べる(民法の一般条項でいいだろう)。

これくらいで20行書けそう?

246 :法の下の名無し:2005/07/21(木) 00:25:56 ID:NWdVVfrO
みなさんは論文とかレポートの提出のときは本やネット参考にしますよね?そのとき丸写ししたりしてるもんなんですか?

247 :法の下の名無し:2005/07/21(木) 00:58:01 ID:hPIDiyEy
>>246

ある程度、文章を変えまつ。

こうすれば自分の文章ということになるけど、丸写しは盗作でつ。

248 :法の下の名無し:2005/07/21(木) 01:06:12 ID:NWdVVfrO
そうですか(x_x)ある程度文章はかえるつもりなんですが…参考文献は書かなくてもいいんでしょうか?

249 :法の下の名無し:2005/07/21(木) 01:17:00 ID:LyoFNRsQ
参考文献は書く

250 :法の下の名無し:2005/07/21(木) 09:40:59 ID:IDkKBqx/
>>239
>今日、投票価値の平等は憲法の要請するところであるということに争いはない。
>通説及び判例もこれを支持し、14条1項、15条1項及び3項、
>44条但書を総合解釈したものに根拠を置いている。

争いのない点を出題するわけがない。

また、お主は、司法ではない民衆訴訟たる選挙無効訴訟において、裁判所が当然の
ごとく違憲審査できるかのように書いているが、付随的違憲審査制という立場から
すれば問題になるのでは?

公選法204条の解釈の問題については51年判決での天野武一裁判官の反対意見、
選挙と憲法14条の問題ついては58年判決における藤崎萬里裁判官の反対意見
には目を通しておくのがよいと思われる。



251 :法の下の名無し:2005/07/21(木) 16:56:31 ID:CCWNMu9p
>>245ありがとうございます。昨日は徹夜だったので寝てからやってみます。

252 :法の下の名無し:2005/07/21(木) 21:39:12 ID:2H/WtJPG
憲法勉強しようと思って教科書読み出したんですけど全く意味が分かりませんorz
ばかなおれにも分かるようにさらっと憲法がどうゆうものか教えていただけないでしょうか?

253 :法の下の名無し:2005/07/21(木) 22:56:28 ID:XcjUiz8I
>>252

リベラルな理解だと、憲法は「国家権力を規律する法」ということです。
人権を守るために国家権力をも規律しようという意図で制定された法。
だから、ほとんどの憲法が人権規定と(国家の)統治機構の二大部門から成ってます。

ドイツ国法学系の理解だと、「共同社会の法的基本秩序」と言われますね。
人権が私人間にも適用されることを考えるとこの理解のほうが良いかもしれません。

他の実定法(民法、刑法etc)との関係では「最高法規」です。
憲法に反する法律は、違憲・無効となる点で、他の法律より上位の法ということになります。

254 :法の下の名無し:2005/07/21(木) 23:04:26 ID:Asy9GoMQ
>>250
初学者のつまらない質問に答えていただき、有難うございました
これを参考に明日の試験に特攻したいと思います


255 :法の下の名無し:2005/07/21(木) 23:26:22 ID:2H/WtJPG
>>253
レスありがとうございます。
私の頭じゃよくわかんないんですが、つまり憲法は人権を守るためにあり
国家のための法律で他の法律は憲法に反することはできないとゆうことでしょうか?



256 :法の下の名無し:2005/07/21(木) 23:29:17 ID:Q0nHdnXS
目的・効果基準論って何か判るシトいますか?さっぱりわからない。
・目的効果基準論&その問題点
エロいシトお願いします。明日、試験で政教分離について取り掛かってるんだが・・・
終わりが見えてこない。

257 :法の下の名無し:2005/07/21(木) 23:31:44 ID:XcjUiz8I
>>255

だいたい良いけど、「国家のための」というよりも、「国家を規律するための」としたほうが良いと思う。



258 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 00:12:01 ID:kceFm1T2
突然失礼します。
憲法の「法の下の平等」について、自分の考えがまとまらなくて困っています。
自分の語彙の少なさが原因かと…
どなたか、自分はこんなことを考えている!っていう方、参考にさせてください!

というか、レポートの題の設定選択から間違っている気もします。
「日本国憲法について」「思想・良心の自由」「信教の自由と政教分離」「平和主義」
「生存権」「地方自治」「天皇制」「法の下の自由」
これらの中で比較的書きやすい議題ってなんでしょうか…??
よろしくお願いします。

259 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 00:52:12 ID:NIlHsbi3
>>253
 いろいろ誤解を与えかねない記述やな・・・。まあ初学者相手にはいいのかな?
(正確さを犠牲にしても、わかりやすければそれでいいのかも)

>憲法は「国家権力を規律する法」
 「国家権力を規律する法」という定義は、憲法というより、憲法も含んだ
「広義の公法」の定義かと。行政法がその典型。この定義だと刑法・民訴法・
刑訴法なども含んでしまう。
 じゃあ憲法って何だよって突っ込まれると結構困るけどね(苦笑)。
私流の解釈だと、「国家の統治機構の基本法、三権の裁量に委ねること
がなじまない事項を規定した法」ってなところだろうか。統治機構のしくみ
(三権分立、議院内閣制、違憲立法審査権等)を規定する。「法律は両議院の
過半数の賛成により成立する」など、意思決定の方法自体を規定する。
また、表現の自由が典型だが、立法府の裁量に委ねると統治機構そのものが
瓦解する恐れがある権利が侵害されないように規定する。など。
 もっとも、この定義だと、イギリスのConstitutionが
通常の法律と同じ要件で改正できることを説明しきれないわけだが・・・

>人権が私人間にも適用されることを
 これは実質的意味の憲法というより、形式的意味の憲法の話では?
憲法典に規定された人権が私人間(しじんかん)に適用されることがありうる、
ということは、憲法典の本来の趣旨ではないでしょう。そして、質問の
意味は「実質的意味の憲法とは何か」ということでしょう。

>つまり憲法は人権を守るためにあり
>国家のための法律で他の法律は憲法に反することはできないとゆうことでしょうか?

>「国家のための」というよりも、「国家を規律するための」としたほうが良いと思う。
 些細なことですが、「国家を規律するための法律」ではなく、
「国家を規律するための法」という表現を使ってください >>255
憲法は法ではありますが法律ではありませんので・・・
(法律ではない法の方が世の中にはたくさんあるのですよ・・・ex.府省令)
もちろん、憲法に反してはいけない法も、法律だけではありません。
 どうでもいいようではありますが、大学生にもなって「ゆう」はやめましょう。
大学生活のみならず、この先恥をかきますよ・・・
 「憲法は人権を守るためにあり国家を規律するための法」というところは
まったく間違いではありませんが、せめてもう一つ、
「憲法は国家の統治機構の基礎を定めた法」という表現も加えると、
初学者の憲法理解としてよろしいかと。憲法は人権と統治の二つの
分野に分かれていますからね。あなたの大学も一部―人権、二部―統治
という形になっていませんか?

260 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 00:58:48 ID:NIlHsbi3
>目的・効果基準論って何か判るシトいますか?さっぱりわからない。
 さっぱりわからない、という人には説明しようが無いんですよね。
なぜか。教科書が一番わかりやすく書いてあるわけですが、それを読んで
わからないわけでしょう。ただの学生が教科書以上にわかりやすく
説明できるわけないです。
 すこしレベルの高い(というより斜に構えた??)話をすると、
日本の憲法及び判例における政教分離の概念は矛盾だらけ、というか、
そもそも国家とは、日本とは何か、という視点の欠けた空疎なものです。
そんなわけで、特に判例はかなり意味不明、相互に矛盾しているとしか
思えないようなものがゾロゾロあるわけです。あなたはそこでひっかかって
いるのではないでしょうか。開き直って、「どうせ憲法も教科書も判例も
矛盾だらけだから、目的効果基準の教科書の定義を覚え、判例を覚え、
そのまま試験に書こう」くらいの発想をしたほうがいいのかもしれません。
 さらにつっこんだ話をすると、かなり批判されそうですが、
憲法全部そうですが、20条はアメリカによって日本の現実を無視して勝手に
作られたため、現実と乖離しているわけです。んで、現実と憲法の文言を
うまくあわせようと裁判官が四苦八苦しているわけです。ひどい場合になると、
「比較衡量」という名のただの裁判官の政治的意見の吐露でしかないもの
なっています(憲法論議で錯綜しているものは、大抵法的議論ではなく、
個人の政治的理念のぶつかりあいになっています。9条しかり。あれは
法学の議論とはいえない)。
 すこし具体的に話をすると、20条の条文を素直に読むと、国は一切の
宗教活動ができない、としか読めません(特に三項)。しかし一方で、
憲法1条により日本国の象徴である天皇は、神道という宗教の最高司祭的
地位にあり、天皇を日本国の象徴たらしめているのはその神道上の地位に
よるものです。神道という宗教を抜きにして天皇は語れません。
天皇が神道の儀式をやらない、というわけにはいきません。神道はあきらかに
宗教です。国は一切の宗教活動が出来ないのに、その国の象徴は
宗教活動が任務・・・もうわけわかりませんね。もうここからおかしいんですよ。
要するに天皇の宗教的側面すら無視して20条を作ってるわけです。
そんなわけで、憲法の文言を誠実に読み、かつ論理的一貫性のある政教分離論
というのは、まあまず無理です。はい。


 いいですか、「日本国憲法」なんてのは現実乖離、支離滅裂です。
それを現実にあわせるのが仕事の裁判官は、自分でも納得のいかない
理屈をこねています。民法や刑法のように、論理的にすっきり理解しよう、
とおもったら大火傷します。割り切って通説判例を丸暗記するか、
もしくは私のように政治寄りのやや斜に構えた?憲法論に突き進むか、
どちらか選ぶしかないと思っています

 いやー初学者にこんな毒々しいこと書いてよかったかな・・・
憲法の正体を簡単にしりたきゃ「法律学の正体」という本を
読んでね。

261 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 01:27:52 ID:OjP3/da7
>>258
信教の自由と政教分離がやりやすいかな

262 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 01:27:55 ID:G2J2EMpb
>>259 どっちかって言うと、チミも初学者だと思うけど。

> 「国家権力を規律する法」という定義は、憲法というより、憲法も含んだ
> 広義の公法」の定義かと。行政法がその典型。この定義だと刑法・民訴法・
> 刑訴法なども含んでしまう

それじゃあ、近代国家発生以前に刑法が存在していたことは、どう説明するわけ?
 刑法は国家権力一般を規律するのではなく、国家の刑罰権のみを規律するもの。
 国家権力発動の形式だというなら、民事訴訟法だってそれに入るわけだから。
 国家権力一般を規律するのはあくまでも憲法のみ。

> 「実質的意味の憲法とは何か」

 錯乱してますね。実質的意味の憲法というのは、あらゆる時代のあらゆる場所にに存在する"体制"の
ようなものを言っているわけでしょう。この意味で言えば、江戸時代にも実質的意味の憲法があったことになる。
 
 憲法とは何かと、聞かれた場合に、実質的意味の憲法を問われていると考えて回答するのは的外れです。
 初歩的な概説書である芦部憲法でも読み直したら?

> 憲法典の本来の趣旨ではないでしょう

その点は学説が分かれています。むしろ、国家からの自由を規定した対国家の規範こそが
後から発生したという学説があるのですよ。保護義務論の発生とのからみでね。

263 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 01:42:20 ID:zvpbGmFt
>>260
ネ申、有難うございます。毒々しいなんて、そんな初学者の自分には勉強
になる事ばかりです。教科書、もう一度読み直してみます。
参考になりました!「法律学の正体」、是非読んでみようかと。感謝(-人-)


264 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 01:58:40 ID:G2J2EMpb
>>263

チョッと待って。

あんなアホな書き込みに「神」って・・・・

もうちょっとアメリカの違憲審査基準(レモンテスト)の影響などを調べて
ちゃんと書いたほうがいいとおもうよ。

目的効果基準については、憲法の教科書をいくつか図書館で借りてきて
信教の自由の項目を集中的に読めばわかる。

アメリカ判例法の影響について書かないと、いい点はつかないよ。

265 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 02:02:15 ID:G2J2EMpb
googleで、目的効果基準、レモンテスト と入力して検索すれば、
いっぱい引っかかるよ。

266 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 02:05:57 ID:zvpbGmFt
>>264-265
ふむ、アメリカの違憲審査基準(レモンテスト)についても、調べてみます!
わざわざ、調べ方までどうもです(-人-)アリガタヤ
必死な人間にとっては誰でもネ申に見えるのです。

267 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 03:36:32 ID:WCVPMCpV
皆さんレスありがとうございます
このスレを参考に課題をやってみたんですがなにかおかしい所がないか見ていただけないでしょうか?
題名は「だれにでも分かる憲法」です。

憲法とは、国家の基礎を定めた法です。(戦争放棄・戦力不保持、基本的人権の尊重、三権分立など)
憲法は国家に対する法、法律は国民に対する法である。つまりは憲法は国がやってはいけないことを定めているのであって,
国民がやってはいけないことを定めているのではないと言うことです。
しかし憲法は法律の上位にあるので法律はすべて憲法の定める範囲内でなければならないので、
国民も憲法に反することはできないということです。
今の日本国憲法はアメリカの手で作られ、戦後統治における民主化政策の一環として憲法改正が行なわれた結果できたものです。
日本には戦前、大日本帝国憲法がありましたが戦後の日本の非軍団化・民主化には,憲法の全面改正が必要不可欠であったため政府によって,
さまざまな改正案が作成されました。しかし政府案は以前の憲法とあまり変わらないものだったため、
戦後日本の民主化政策を推し進めていたGHQ(マッカーサー)は強い不満を示し,
独自の修正案(マッカーサー草案)を日本政府に示すことになり、この草案を元に長時間審議、修正を重ね
1946(昭和21)年11月3日に公布され1947(昭和22)年 5月3日に施行されて今の日本国憲法となりました。


268 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 05:36:42 ID:G2J2EMpb
> (戦争放棄・戦力不保持、基本的人権の尊重、三権分立など)

最初は憲法一般を論じていて、
「今の日本の憲法は・・・」以下で日本国憲法に
話を限定しようとしているんじゃないの?

だとすれば、最初のほうで「戦争放棄・戦力不保持」が出てくるのはおかしい。
これは日本国憲法の話であって、憲法一般の話ではないのだから。
アメリカ憲法は、戦争放棄や戦力不保持は定めてませんよ。
フランスの憲法典に人権規定はありません。この丸括弧はまるごと削ったほうがいい。

「今の日本国憲法はアメリカの手で作られ」 ← 表現がウヨっぽいぞ!
  
   ↓

「今の日本国憲法の草案は、アメリカの軍人を中心とするGHQ民政局によって作られ」

269 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 05:47:27 ID:WCVPMCpV
>>268
レスありがとうございます。
早速修正しました
自分で書いてて色々不安だったので助かりました

270 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 05:58:17 ID:G2J2EMpb
「法律は国民に対する法である」


 この表現もチョッと問題なので削ったほうがいい。
 たとえば、警察官職務執行法など、国民に向けられていない法律もある。

 憲法は国家に向けられたものだと言っていいが、法律は国民に向けられたものとは
かぎらない。 

271 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 10:13:34 ID:ARLFHrxL
>それじゃあ、近代国家発生以前に刑法が存在していたことは、どう説明するわけ?
>刑法は国家権力一般を規律するのではなく、国家の刑罰権のみを規律するもの。
>国家権力発動の形式だというなら、民事訴訟法だってそれに入るわけだから。
>国家権力一般を規律するのはあくまでも憲法のみ。
 反論なのかと思ったら微妙に違うような。あなたがいいたいのは、
「憲法は国家権力『一般』を規律する」ということですね。これについては
あえて否定はしません。そもそも私は「憲法は国家権力を規律する法」
と言う253が間違っているとは言ってないのですよ。ただ、「国家権力を規律する」
のは憲法だけではありませんよね、と細かい話をしてみただけです。
 ところで、「一般」という言葉はあまり使わない方がいいと思います。
「一般」では一体何を指しているのか不分明だからです。まあ私も
「基本」という同じような言葉を使っているのでお互い様ですがw

>実質的意味の憲法というのは、あらゆる時代のあらゆる場所にに存在する"体制"の
>ようなものを言っているわけでしょう。この意味で言えば、江戸時代にも実質的意味の憲法があったことになる。
 おっしゃるとおりです。えーと、私は何を批判されているのかな・・・?

>むしろ、国家からの自由を規定した対国家の規範こそが
>後から発生したという学説があるのですよ。
 学説もなにも、それが歴史的事実かと思いますが。
うーんと、あなたは私を批判したいんじゃなくて、単に私の舌足らずを
指摘した、ということでしょうか。

>もうちょっとアメリカの違憲審査基準(レモンテスト)の影響などを調べて
>ちゃんと書いたほうがいいとおもうよ。
 いや、だから、「さっぱりわからない」と言う人に、アメリカの違憲審査基準
の説明をしてもしょうがないのですよ。それこそ「教科書読んで頑張ってね」
としか言えないのですから。

>日本には戦前、大日本帝国憲法がありましたが戦後の日本の非軍団化・
>民主化には,憲法の全面改正が必要不可欠であったため
 勝手に「全面改正が必要不可欠」にしないように(笑)。
部分改正で十分だったと思いますよ。超然内閣制を議院内閣制に改める、
など。そもそも「全面改正」は法学の議論上不可能です。主権の所在を
変更するのは法的には無理、というのが通説(政治的には可能)です。
だから「八月革命説」という非法的理論でごまかしているわけです。
 憲法を全面的に変えたのは、大日本帝国憲法をスケープゴートにする
ことで責任追及を和らげよう(特に天皇制廃止)ということだと思います。
現実には憲法で規律されている事項というのはごくわずかで、法律レベル
でかなり処理できるため(例えば環境権)、憲法というのはそんなに
いじくる必要はないと思います。現行憲法もね。

272 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 11:04:00 ID:MF62Wh2W
> おっしゃるとおりです。えーと、私は何を批判されているのかな・・・?

実質的意味の憲法があらゆる時代・あらゆる場所に存在し、江戸時代にも
存在することを認めた上で、あなたは、実質的意味の憲法について論じなければ
ならないと言うのですから、それでは江戸時代の憲法まで含めた超歴史的な憲法
を論じなければならないことになり、的外れな議論になりますね、という批判です。

> 学説もなにも、それが歴史的事実かと思いますが

私は歴史的事実だとは思いません。それを否定する学説があるのですから。
 参照↓

「まず、自由放任主義の土俵が確立し、「国家からの自由」という意味での自由の
観念が確立するためには、その前提として、そのような土俵をつくり出すために、
私人間の関係に国家が干渉し、「国家による自由」の追及が課題になる段階が
あった、ということである。いいかえれば、徹頭徹尾「国家からの自由」として構成され、
その内容についてはあげて私的自治にゆだねるという建前をとる「形式的自由」が
問題となるための前提として、「国家による」「実質的自由」の確保が課題とされた、
ということである。」  樋口陽一『比較憲法』p.134.



273 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 11:28:12 ID:MF62Wh2W
> 「全面改正が必要不可欠」にしないように(笑)。
> 部分改正で十分だったと思いますよ。

 やはり日本の「非軍事化・民主化」のためには全面改正が不可欠だったと思いますね。
 そもそも大日本帝国憲法は、憲法と言っても名ばかりで皇室典範と同位の法として
最高法規性が否定されていました。また天皇主権の欽定憲法であり、広範な天皇大権
・統帥権が認められていました。

 君主が主権者であり、最高法規制が否定された欽定憲法を持つような国家を民主主義
の国家とは言いません。それはせいぜい外見的立憲主義の国家でしょう。
 
 日本の民主化・非軍事化のためには憲法の全面改正が必要であったというのは
全く正しいと思いますが。

> 超然内閣制を議院内閣制に改める、など

 超然内閣というのは、大日本帝国憲法に規定されていた制度ではないと思いますが。

274 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 18:00:13 ID:Ub6fjkMi
長くなったので分割します。
>実質的意味の憲法があらゆる時代・あらゆる場所に存在し、江戸時代にも
>存在することを認めた上で、あなたは、実質的意味の憲法について論じなければ
>ならないと言うのですから、それでは江戸時代の憲法まで含めた超歴史的な憲法
>を論じなければならないことになり、的外れな議論になりますね、という批判です。
 もともとの質問は252「憲法がどういうものかわからない」でしたね。
この質問に対し、「日本国憲法典」という形式的意味の憲法について
語ることは妥当か。いまにして思えば、妥当だったかもしれない(笑)。
ただ、実質的意味の憲法を語れ→超歴史的な憲法を語れ ということにはならないかと。
憲法について学びたい大学生に、江戸時代というほとんど現代と関係のない
Constitutionを語ってもしょうがないでしょう。当然、近代の憲法に限定
されますよ(近代の憲法といってもいろいろあるわけですが・・・)。

>私は歴史的事実だとは思いません。それを否定する学説があるのですから。
> 参照↓
>「まず、自由放任主義の土俵が確立し
>(中略) 樋口陽一『比較憲法』p.134.
 あれ?えーっと・・・私はこの樋口先生の学説に反対はしてませんが・・・
あーどこかで議論がかみ合ってないような気がします。もしこの話を続ける
気がおありでしたら、あなたの主張と、その反対説についてまとめて
みてくれませんか。


> やはり日本の「非軍事化・民主化」のためには全面改正が不可欠だった
>(以下略)
 これを読んで、「今でもこんな主張をする人がいるのだなあ」と
かなり驚きました。朝日岩波文化はいまだ健在??

> そもそも大日本帝国憲法は、憲法と言っても名ばかりで皇室典範と
>同位の法として 最高法規性が否定されていました。
 はい基礎的な質問。皇室典範が大日本帝国憲法と同位の法であることが、
具体的にどのような弊害を生んでいましたか?「憲法は最高法規でなけれ
ばならない」というのもドグマの一つですよ。259でもちょっと触れました
が、イギリスのConstitutionは成文憲法ではないわけですが、
普通の法律の手続で改正できますよ(軟性憲法)。憲法の最高法規性は
自明の必須原理というわけではありません。そもそも、「憲法の下に
法律がある」という理解自体表層的なものです。フランスでは民法
こそが法の典型という発想ですね。公法優位の思想はドイツ法的ですね。
どちらが正しいということはいえず、考え方の違いです。
そもそも、例えば民法は、憲法の下位法規たる法律ではありますが、
憲法から演繹的に民法が導き出されているわけではありません。

275 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 18:02:35 ID:Ub6fjkMi
>また天皇主権の欽定憲法であり、広範な天皇大権 ・統帥権が認められていました。
 はい質問。「広範な」とはどういうことでしょうか。「天皇大権」と
ありますが、どれくらい権力があったのでしょうか。例えば4条。
「天皇ハ国ノ元首ニシテ統治権を総攬シ此ノ憲法ノ條規ニ依リ之ヲ行フ」
天皇の統治権は憲法の制約下にあります。あたりまえですね。
5条と6条。天皇ハ帝国議会ノ協賛ヲ以ッテ立法権ヲ行フ
天皇ハ法律ヲ裁可シ其ノ交付及執行ヲ命ス
協賛とは議決のことですね。立法権はあくまで天皇にありましたが、
帝国議会の議決が必要でした。つまり、実態は議会で作った法律にサイン
(御名御璽)するだけであり、実は現行憲法下でもまったく同じです。
8条(緊急勅令)第2項 此ノ勅令ハ次ノ会期ニ於テ帝国議会ニ提出スヘシ
若シ議会に於テ承認セサルトキハ政府ハ将来ニ向テ其ノ効力ヲ失フコトヲ
交付スヘシ
天皇には国家緊急権として緊急勅令を出す権能が認められていましたが、
あくまで緊急事態対処のためであり、議会の事後承諾が必要です。
日本国憲法では緊急勅令に該当する法規は認められていませんが、
むしろそれは批判されるべきことです(首都東京が占領されるような
事態になったらどうする気なのか?)。
 さていちいち帝国憲法を引用してもしょうがないのでこの辺でやめますが、
あなたの批判する「広範な天皇大権」とは、具体的にどのようなものですか?
具体的に何が批判に値するのですか?

> 君主が主権者であり、最高法規制が否定された欽定憲法を持つような国家を民主主義
>の国家とは言いません。それはせいぜい外見的立憲主義の国家でしょう。
 くどいようですがイギリスを引用しますと、国王に主権があるわけですが。
主権はあれど、歴史の知恵として、イギリス国王は実際に政治責任が生じる
ような行為はしていないわけですな。「君臨すれども統治せず」の原則
は説明するまでもないかと思いますが。
 で、基礎的なミスをやらかしてますね。立憲君主体制と民主主義は
矛盾しません。この二つは次元の異なる話なので、ごっちゃにしては
いけません。ヨーロッパには君主国がたくさんありますが、ヨーロッパの
君主国はみんな民主主義をやってないんですか?そんなばかな。

>日本の民主化・非軍事化のためには憲法の全面改正が必要であった
>というのは全く正しいと思いますが。
 まず根本的に、あなたは戦前の日本人・日本国を侮蔑しすぎです。
もう少し歴史の勉強してください。戦前日本は民主主義をしていなかった?
そんなばかな。あなたが歴史の授業でやった「大正デモクラシー」という
用語はいったいどこにいったのです?大正デモクラシー時代、純粋な超然内閣
は嫌われ、衆議院に基礎をおかない内閣は新聞によって激しく批判されて
いました。貴族院については、非民主主義的機関であり、私は改革が必要
であったと思いますが、漸進的に変えていけば良いのだと思います。
それこそイギリスの貴族院House of Lordsの歴史が参考になるかと。
 ちょっと政治的話。「日本の非軍事化」とおっしゃいますが、日本の
非軍事化は正しかったのでしょうか?そこからして激しく意見が対立
すると思います。非軍事化が正しいということを自明として議論をするのは
さすがに無茶だと思います。今の日本に自衛隊はいらないのですか?
そんなきょうび共産党ですらいわないようなことを。
そもそも共産党は当時非軍事化には反対だったのですよ。「軍隊の無い国なん
てありえない」と日本国憲法に異を唱えていました。いまと反対ですねw
その他、第一次大戦後、ドイツは軍縮を強いられ、非武装地域が設けられたり
しましたが、そのことがかえってドイツ人の反感を買い、ナチス―ヒットラー
の台頭の萌芽となりましたね。

 最後に。私は「憲法の全面改正が必要」という表現に異を唱えただけで、
「憲法の『大幅な』改正が必要」という表現ならばあえて否定はしませんで
した。私は「大日本帝国憲法は部分改正で十分」という考えをとっています
が、これ自体は私の政治的主張にすぎず、「法的に絶対に正しい」などと
主張できるものではないからです。

276 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 18:03:12 ID:Ub6fjkMi
最後。長くてすいません。

>超然内閣というのは、大日本帝国憲法に規定されていた制度ではないと思いますが。
 細かいなあ。確かに大日本帝国憲法には内閣に関する直接的な規定は
ありませんね。55条によりそれを示唆する文言はありますが。
 じゃあ言い換えますか。「議院内閣制をはっきりと規定する」。
これでよろしいですか?


 書いてて思ったんですが、なんかスレ違いのような気がしてきました。
スレ違いならレスをつけないでください。逆にレスが付いたらまた
書き込みをします。もう一つ。明日から月曜の夕方まで書き込みができなく
なります。その間書き込みが無いからといって「逃げやがった」とか
いわないでくださいねw

277 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 21:52:44 ID:We6I4TuP
勉強になるなあ。この長文かく方の。

278 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 22:03:08 ID:QwOwTWKL
>>277

間違いだらけだよ。本気にするなw

279 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 22:24:23 ID:IdtiRxHG
> 当然、近代の憲法に限定されますよ

では、実質的意味の憲法について書くべきという、あなたの主張>>259
は破綻しましたね。実質的意味の憲法は近代に限られないわけですから。

> 私はこの樋口先生の学説に反対はしてませんが・

樋口先生は、「国家からの自由」よりも「国家による自由」が先だと主張している。
これを認めるのであれば、「国家からの自由」が先であり、それが歴史的事実だと
主張していたあなたの主張>>271 は反証されましたね。

> イギリスのConstitutionは成文憲法ではないわけですが、
> 普通の法律の手続で改正できますよ(軟性憲法)。

はあ? 不文憲法が普通の法律の手続きで”改正”された例を挙げてくださいwww

> 皇室典範が大日本帝国憲法と同位の法であることが、
> 具体的にどのような弊害を生んでいましたか?

 憲法改正手続きによっても改正不能なものとして神聖視されたことが
神権天皇制を支えていたわけですから、明らかに弊害です。

280 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 22:28:56 ID:IdtiRxHG
> 「憲法の下に 法律がある」という理解自体表層的なものです。フランスでは民法
> こそが法の典型という発想ですね。

典型性と、最高法規性は全く別の話です。
当たり前ですが、フランスにも違憲審査制が存在しており、憲法に反する法は
無効とされます。

> 「広範な」とはどういうことでしょうか。「天皇大権」と
> ありますが、どれくらい権力があったのでしょうか

↓ここでも読んで勉強しなさい。ここにも天皇の大権は広い範囲に及ぶとありますね。
ttp://db.gakken.co.jp/jiten/ta/316050.htm

 こんな広い天皇大権を維持した民主主義なんてのは聞いたことがありませんがwww

281 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 22:36:48 ID:IdtiRxHG
> くどいようですがイギリスを引用しますと、国王に主権があるわけですが

 はあ? イギリスが国王主権の国?ww
 通常、イギリスは国会主権の国だと言われ、国王主権の国ではない、と説かれます。

 ↓参照
「イギリス近代立憲主義を総括した書物というべきダイシーの名著『憲法研究序説(初版1885)』(伊藤正巳=田島裕訳)は、
「国会主権」(Souvereignty of Parliament)から筆をおこしている。イギリスは、硬性憲法をもたないから、国家の最高意思は、
議会制定法=法律という形式で示され、名誉革命によって確認された<King in Parliament>の主権とは、両院と国王の
共同意思によって、そのような法律がつくられるということを意味した。その後、この定式のもとで実質上、国会そのものの
主権が確立してくるが、そのような移行は、まず、立法権の行使から国王が実質上排除されるというかたちで進行した。
国王の法律裁可拒否の大権は、十八世紀はじめ(一七○七年)を最後として、それ以後は一度も行使されなくなる。
こうして、「国会主権」の中心的部分がいちはやく確立された。」 (樋口前掲書p.120)

282 :法の下の名無し:2005/07/22(金) 22:45:32 ID:IdtiRxHG
> 確かに大日本帝国憲法には内閣に関する直接的な規定は
> ありませんね。55条によりそれを示唆する文言はありますが。

 往生際が悪いですよwww
 ↓この規定のどこをどうよんだら、超然内閣を示唆してるように見えるの?w

 第55条 国務各大臣ハ天皇ヲ輔弼シ其ノ責ニ任ス
     2 凡テ法律勅令其ノ他国務ニ関ル詔勅ハ国務大臣ノ副署ヲ要ス

 超然内閣と55条は何の関係もありません。

> 立憲君主体制と民主主義は 矛盾しません。この二つは次元の異なる話なので、
> ごっちゃにしては いけません。

 対日本帝国憲法は、イギリス的な立憲君主制ではなく、広範な天皇大権が規定された
外見的立憲主義の憲法でしょう。こんな憲法と民主主義は両立しません。
 
 イギリスが民主主義国だと言えるのは、国会主権の国であり、国会が選挙によって
選出され、民主的正統性を付与されているからですよ。

 他方、大日本帝国憲法は天皇主権の憲法であって、議会主権の国ではなく、
広範な天皇大権が規定されていた。
 部分改正によっては、民主主義との両立は不可能です。

283 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 00:33:45 ID:m1QSOs5g
 やっぱり分割するハメに。
 ウホッ!私叩かれまくりですね!一方的じゃないですか!
いやー盛り上がってきたなー。
さて、往生際の悪いレスでもするかな。議論で負けても、得るものが
あればそれでよし。

>実質的意味の憲法について書くべきという、あなたの主張は破綻しました
 いや、だから、274で「いまにして思えば、妥当だったかもしれない(笑)。」
って認めてるやん。そんなに鬼の首を取ったように喜ばんでも。

>樋口先生は、「国家からの自由」よりも「国家による自由」が先だと主張している。
>これを認めるのであれば、「国家からの自由」が先であり、それが歴史的事実だと
>主張していたあなたの主張>>271 は反証されましたね。
 ああ、これ。私の読解力が足りなかったのが原因だと後で気づきました。
失礼しました。さて、「国家からの自由」と「国家による自由」どちらが先か。
今よく考えてみると、「国家による自由」の方が先ですかね(今まで
この点について考えたことが無かった)。しかしこのことと、この論点の
おおもとの「憲法の私人間効力うんぬん」とは関係が無いように思います
が。「国家による自由」は「国家による法と統治機構によってもたらされる
自由」であって、そこで用いられる法はConstitutionに限定されない
(むしろConstitutionが直接関わってくる場面は限られている)
のではないかと。

>はあ? 不文憲法が普通の法律の手続きで”改正”された例を挙げてくださいwww )
 おおっと、鋭い突っ込み!ぼくちゃんピーンチ!(笑)
 さて何から喋ろう。第一に、イギリスという国は前にも言いましたが、
憲法と法律の区別というのがないのですよ。「Constitutinの一部という
べき法律、判例」などが多数あるだけです。イギリス憲法は、マグナ−カルタ
・権利の請願・権利の章典などの文書や議会法・代議員法等数百の法律、さら
に慣例や判例などの複合体で形成されています。うーんと、私が「改正」と
いう表現を使ったから誤解を生んだかもしれないな。イギリスの場合、
憲法は「改正」というより、後発の法によって「修正」されて
いくものです。後法優位の原則がConstitutin的法でも生きています。
第二に、あなたの引用した「Souvereignty of Parliament」(議会主権)
というものは、「議会は最高の立法機関である」「議会の立法権限は無制約」
「立法の有効性は議会以外のものは判断できない(違憲立法審査の否定)」
の三つの意味がありますね?んで、議会の立法権限は無制約なのですから、
Constitutin的内容の変更もまた無制約なのは当然です。

> 憲法改正手続きによっても改正不能なものとして神聖視されたことが
>神権天皇制を支えていたわけですから、明らかに弊害です。
 再質問。「神権天皇制」なるものの法学的意味・意義を述べよ。
皇室典範が天皇制を支えていたのはもちろん認めます。
しかし、それが何がいけないのか意味不明なのですよ。
皇室典範は確かに大日本帝国憲法の条項によっては改正できませんでした
(皇室典範の条項により改正することはできた)。
しかしそれが何がいけないのか?皇室典範に定められていたことは、
皇位継承の順序とか、摂政についてとか、皇室の財産に関する規定とか、
そんなものです。現行皇室典範とさほど違う内容の規定ではなく、
皇室典範自体に罪はないかと。あなたはその皇室典範によって支えられた
「神権天皇制」なるものを批判しているようですが、その神権天皇制とは
どういう意味、どういうもので、なにがいけないのか、やっぱり意味不明
なのですが。無学な私に説明していただけるとありがたい。

284 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 00:34:56 ID:m1QSOs5g
続き。
>↓ここでも読んで勉強しなさい。ここにも天皇の大権は広い範囲に及ぶとありますね。
> こんな広い天皇大権を維持した民主主義なんてのは聞いたことがありませんがwww
 そりゃあ聞いたことが無いでしょう。天皇は日本独自のものですからw
結局私に対する批判としては不十分ですね。「権能が広い」→「悪」
とはならないでしょう。権能が広範に渡ること自体が批判に値するのでは
なく、権能の範囲が狭くとも、悪用されたらいけないわけです。逆に言うと
天皇の権能が広範に渡っていても、日本国の統治機構に悪影響が無ければ
良いのです。そこで悪影響の具体例が必要だ、ということです。
一つ具体例を出せば、やはりホットな論題は統帥権でしょうか。
統帥権に関する規定は悪用されましたね。しかしそれは、憲法の条文を
誠実に読み、尊重擁護せず、政治的意図のために曲解されたものにすぎま
せん。憲法の規定に問題があったというより、日本の政治そのものの
問題であるというべきであるように思います。どんなすばらしい憲法を
つくろうとも、それを扱う人間が憲法を尊重擁護しなければ憲法の精神は
容易に破壊されるのです。その典型例が憲法9条の解釈改憲ですね。
 以下蛇足。そもそも私は統帥権に関する条項も改正すべきであった、統帥権
は内閣に属するとすべきであった、と思っています。憲法制定時は、議会や
政党は党利党略を追及するものでしかなく、国益は行政府によって担保
されると考えられていました。統帥権が独立して天皇直下にあるのは、
統帥権を議会(という信用の置けないもの)から独立させよう、という
発想からでした。しかし時代は変わり、衆議院に基礎をおく内閣が
「憲政の常道」にかなう、という理解になりました。その時点で
議院内閣制および統帥権の所在の変更をすべきだったんですよ。
時代の変化に応じて憲法を適切に変えてこなかった、という意味で、
私は戦前も戦後も同じ愚を犯しているなぁ、と強く嘆息する。

>通常、イギリスは国会主権の国だと言われ、国王主権の国ではない、と説かれます。
 はいはい、「Souvereignty of Parliament」(議会主権)ね。
これについては、君主主権と矛盾するものではありません。要するに、
「Souvereignty」は多義的だ、ということなのです。よって、
「主権は議会にあるか国王にあるか」という言い方は意味を成しません。
「Souvereignty of Parliament」における「Souvereignty」の意味は
限定的で、「第一の、至高な」いったところでしょう。つまり、
先ほどの説明を読んでいただきたいのですが、要するに議会の立法権限
が圧倒的に強いことを表現しているだけなのです。
「Souvereignty」や「Souvereign」を辞書で調べてみたことはありますか。
「Souvereign」とは、まず第一に「君主であること」=「主権者であること」
という意味なのですよ。原義として君主と主権は同義だったのです。
主権という言葉を定義することはこんなんですが、以下の2つくらいに
日本では用いられていると思います(国際法上の文脈を除く)。
1:国のありかたを最終的に決定する力 2:統治権
さてイギリスの議会は、1を満たすかどうかは微妙なところです。
2については明らかに違います。司法権は及ばないからです
(厳密に言うと、House of Lordsは司法権にも関わっているんですがね)。
さて、三権すべての統治権を持つ主体はどこにあるか。実質的には
どこにもありません。国民主権だろうが議会主権だろうが国王主権だろうが
同じですね。あとは形式の問題なのです。イギリスではあくまで国王に
三権があるわけです。ただそれが単なる形式であって、現実には圧倒的に
議会に強い権限があるため、その実態を「Souvereignty of Parliament」
と表現したのです。まとめると、国王主権と言った場合の主権は形式面
からの用語であり、議会主権と言った場合の主権とはその権限の大きさを
形容しているのですね。

285 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 00:36:05 ID:m1QSOs5g
ラスト。さて寝よう。月曜日の夜が楽しみだ。

>往生際が悪いですよwww
> ↓この規定のどこをどうよんだら、超然内閣を示唆してるように見えるの?w
> 超然内閣と55条は何の関係もありません。
 しつこいなあ。大日本帝国憲法は内閣について直接の規定をおいていない、
ってちゃんと認めたでしょうが。こういうのを「批判のための批判」と
いうのですよ。
 さて、補足。55条を持ち出したのは、大臣が独立に天皇に対して責任を
負う、という規定であるから。これは議会に基礎を置かない大臣・内閣
の存在を前提にした(つまり議院内閣制を否定した)規定です。もちろんこの
規定があるから当然に超然内閣になる、というわけではありませんがね
(だから示唆、という言い方をした)。

> 対日本帝国憲法は、イギリス的な立憲君主制ではなく、広範な天皇大権が規定された
>外見的立憲主義の憲法でしょう。こんな憲法と民主主義は両立しません。
 なぜ「外見的」といえるのか、やっぱり意味不明です。
天皇の権能の制約については十分説明したつもりですが・・・

> イギリスが民主主義国だと言えるのは、国会主権の国であり、国会が選挙によって
>選出され、民主的正統性を付与されているからですよ。
 もうわけわからなくなってますね。議会の一部たる貴族院の議員は選挙で
選ばれているわけではないことをまさか知らないのですか??

286 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 01:04:20 ID:ZHWZHgPT
> だから、274で「いまにして思えば、妥当だったかもしれない(笑)。」
> って認めてるやん。そんなに鬼の首を取ったように喜ばんでも。

じゃあ、この論点については、あなたの意見は破綻したということで終了。

> 今よく考えてみると、「国家による自由」の方が先ですかね

 では、この点でも、あなたの意見は破綻しましたね。

> しかしこのことと、この論点の おおもとの「憲法の私人間効力うんぬん」とは
> 関係が無いように思いますが。
 
 ↓関係あります。
 
 「間接適用説の母国であるドイツでは、一九八○年代後半以降、私人間効力論
について、新たな傾向が支配的となった。それは私人間効力を基本権保護義務の
一部であると理解し、後者の視点から私人間効力問題を再構成する傾向である。」
 小山剛『基本権の内容形成』p.94

 このように、ドイツでは私人間効力は保護義務の一環とされる。
 保護義務とは、国家が人権保護のために積極的な行動を行なわなければ
ならないということであり、国家による自由を実現するものである。

 したがって、私人間効力と国家による自由は関連がある。

287 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 01:11:59 ID:ZHWZHgPT
> イギリスという国は前にも言いましたが、 憲法と法律の区別というのがないのですよ。
> 「Constitutinの一部というべき法律、判例」などが多数あるだけです。

 「Constitutinの一部というべき法律、判例」というのは成文化されたものでしょう。

 私が聞いているのは、不文憲法が法律と同じ手続きで改正される例を挙げよということ
ですよ。あなたは不文憲法が法律と同じ手続きで改正されると言ったのですから。

> イギリスのConstitutionは成文憲法ではないわけですが、
> 普通の法律の手続で改正できますよ(軟性憲法)。
                  >>274 より

 ↑ここでは明らかに不文憲法が法律と同じ手続きで改正されると言っている。
 
 それで例を問うと、「Constitutinの一部というべき法律、判例」などの成文化された
ものを持ち出す。これでは議論のスリカエでしょう。

 成文化されたものではなく、<不文憲法>が法律と同じ手続きで改正された例を挙げてください。

288 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 01:13:38 ID:m1QSOs5g
 やべえ、早く寝ないと。

>このように、ドイツでは私人間効力は保護義務の一環とされる。
> 保護義務とは、国家が人権保護のために積極的な行動を行なわなければ
>ならないということであり、国家による自由を実現するものである。
 いや、だから、その保護義務は否定していないけれども、
保護義務は憲法で規定されねばならないのですか?
むしろ法律レベルで保護したほうが柔軟でよいかと思いますが。
あえて憲法で規定する積極的理由を教えていただきたい。

289 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 01:22:50 ID:m1QSOs5g
 なかなか細かく突っ込んできましたね。ふーむ。

> 私が聞いているのは、不文憲法が法律と同じ手続きで改正される例を挙げよということ
>ですよ。あなたは不文憲法が法律と同じ手続きで改正されると言ったのですから。
 いや、だから、私の用語選択のミスなのですよ。283で書いたとおり、
「改正」ではなくて後発の法によって「修正」された、というべき
ですか。アメリカ憲法では「修正○条」ってのがどんどん追加され、
既存の条文はそのままですよね。あのイメージです。
不文憲法を「法律」で「改正」するのは無理ですね
(同じ不文法、例えば判例で修正することは実際しているでしょうが)。
失礼しました。
 しっかしまあ、ずいぶんと重箱なレスだなぁ。まあいいんですけど。

290 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 01:27:14 ID:ZHWZHgPT
> 「神権天皇制」なるものの法学的意味・意義を述べよ。
> 皇室典範が天皇制を支えていたのはもちろん認めます。
> しかし、それが何がいけないのか意味不明なのですよ

 王権神授説に類似して、「現人神」たる天皇が大権を振るう制度を
神権天皇制と言ってよいでしょう。 「いけない」かどうかではなく、こうした制度は
民主主義と両立しない、と言っているのですよ。

> 「権能が広い」→「悪」 とはならないでしょう。権能が広範に渡ること自体が
> 批判に値するのでは なく、権能の範囲が狭くとも、悪用されたらいけないわけです

 良いか、悪いか、ではなく、民主主義とは両立しないと言っているのですよ。
 天皇が軍隊を統帥することができ(統帥権)、そのほかにも勅令を出すことなどが
できますが、こうして出された命令は民主主義によって正統化されていません。
 
 選挙によって選出された議会が法律を定めるというのであれば、この法律は
選挙という民主的手段によって正統化されていますが、大日本帝国憲法時代の
天皇の統帥権や勅令は民主的正統性が欠けているわけでしょう。
 こんなものが堂々とまかり通るような制度は民主主義と両立しないと言っているのですよ。

> 国王主権と言った場合の主権は形式面 からの用語であり、議会主権と言った場合の
> 主権とはその権限の大きさを 形容しているのですね

 国王主権説は否定されているでしょう。
 「King in Parliament」に主権があるというのは聞いたことがありますが、イギリスでは国王が
主権者だと公然と言っている人がいるんですかね。もしいるのなら、引用してもらえますか?

 ↓普通はこうだろ。
> 国家体制は国王を国家元首とし、国民主権に基づく立憲君主国である
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9

291 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 01:30:21 ID:4w+9xNMQ
お二人でやるにしても、コテハンつけて他人から理解できるようにやってください。

292 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 01:35:46 ID:ZHWZHgPT
> 「外見的」といえるのか、やっぱり意味不明です。

 ↓普通は「外見的」というんですよ。

> 明治22(1889)年2月11日、大日本帝国憲法は発布され、まがりなりにも国家統治の
> 基本原則をもち、それにしたがって運営されてきた。
> しかし、その実態はふつう外見的立憲主義と説明されるように、天皇主権の下、国家の
> 各統治機構が、「輔弼」、「協賛」または「天皇ノ名デ」行なうという骨抜きの形をとっていたのである。
ttp://www.liberalarts.cc/kenpo.html  より

 大日本帝国憲法は、ふつう外見的立憲主義と言われるんですよ。
 こうした通説に異をとなえるのであれば、反論する側に説明責任がありますね。

> 天皇の権能の制約については十分説明したつもりですが・・・

 どこで説明していますか?あなたは次のように書いているのですよ。

> 天皇の権能が広範に渡っていても、日本国の統治機構に悪影響が無ければ
> 良いのです。
  >>284 より

 天皇の権限は、制約されていて、なおかつ広範なわけですかwww

 なんか、支離滅裂じゃないですか?

293 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 01:52:10 ID:m1QSOs5g
 やべえまじで寝られん。明日6時起きだよ〜。

>王権神授説に類似して、「現人神」たる天皇が大権を振るう制度を
>神権天皇制と言ってよいでしょう。 
 天皇制は王権神授説に基づく、という考え方はおかしくないで
しょう。ただ、それが何がいけないのでしょうか。形式的に
王権を神からいただいた、という形にしているだけで、神の代理人
として巨大な権能をもつわけではありませんよね。
 「現人神」という用語を使われていますが、この用語は
戦中の、極めて限定した時期で、かつ大日本帝国憲法の精神が
守られなかった時代のしろものなので、大日本帝国憲法全体を
論じるのには不適切な用語です。「現人神」が不適切な用語で
あったことは、「昭和26年1月1日の詔書」(一般に、「人間宣言」
などという誤解を生む呼ばれ方をされている文章)で明記されて
います。http://members.jcom.home.ne.jp/w3c/defence/S210101shosho.html

>天皇の統帥権や勅令は民主的正統性が欠けているわけでしょう。
> こんなものが堂々とまかり通るような制度は民主主義と両立しないと言っているのですよ。
 統帥権に関しては、民主的正統性は確かに欠けていますね。だから
改正すべきだった、と284に既に書いてあるんですが。
勅令に関しても、無制限に作れるものでは無いことも説明済みですよ。
補足。9条。「天皇は・・・必要なる命令を発し、又は発せしむ。ただし命令
をもって法律を変更することを得ず」現行の法の政令も似た性質を
持ってますね。議会の議決こそ不要なれど、法律に違反はできない。
そしてなにより重要なことは、これらのことは部分修正で十分解決
できるということです。これも説明済みなんですが。統帥権も
勅令の権能も内閣の下におけばいい。それだけでOKでしょ。

> 国王主権説は否定されているでしょう。
> ↓普通はこうだろ。
>> 国家体制は国王を国家元首とし、国民主権に基づく立憲君主国である
>ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9
 あのねぇ・・・ネットでは、いくらでも反対の見解をもつページを
探すのは容易なのですよ。そしてそれが正しい内容であるかは
判然としないのですよ。ネットで調べ物をするときは注意してね。
http://www.japet.jp/nihonjin/london/lo-data.htm


 最後に。あなたの書き込みを読んでいると、「大日本帝国
および天皇は悪」という判断が先走っているように読めます。
もう少し冷静に勉強し分析したほうがよいですよ。
さらにいうと、もっと日本国憲法を相対化したほうがよろしいかと。

294 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 02:00:41 ID:m1QSOs5g
 めんどくさくなってきたので簡単に(ていうか寝ないと)。

>大日本帝国憲法は、ふつう外見的立憲主義と言われるんですよ。
>こうした通説に異をとなえるのであれば、反論する側に説明責任がありますね。
 「外見的立憲主義」を通説と考えるのであれば、それが「通説」
と呼ぶに値することを説明する責任がありますよねw
 先ほども書きましたが、ネットでちょっと書き込まれていたこと
を読んだぐらいで勝手に「通説」にするのはいかがなものかと。

>どこで説明していますか?
 275。

>> 天皇の権能が広範に渡っていても、日本国の統治機構に悪影響が無ければ
> 天皇の権限は、制約されていて、なおかつ広範なわけですかwww
 国語力をつけてください。「天皇の権能が広範に渡っていても」という
表現は、私が「天皇の権能は広範囲だ」と思っているわけではなくて、
あなたに譲歩して、「仮に天皇の権能が広範に渡っているとしても」
という意味です。

 えーい今度こそ寝るぞ!

295 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 02:08:23 ID:ZHWZHgPT
> 天皇制は王権神授説に基づく、という考え方はおかしくないで
> しょう。ただ、それが何がいけないのでしょうか。

 良い/悪いの話ではなく、民主主義とは両立しないと言ってるの。
 だから、日本の「民主化」のためには、全面改正が不可欠であったと。

 王権神授説に基づく憲法は民主主義とは両立しませんから、
あなたの言っている「民主化」のためには「部分改正で十分」という意見は
破綻していると、こう言っているわけです。

> 天皇制は王権神授説に基づく、という考え方はおかしくないで
> しょう。ただ、それが何がいけないのでしょうか。
 
 「いけない」かどうかではなく、王権神授説のようなものは、民主主義とは
両立しない、と言っているのですよ。
 天皇の地位や大権は、王権神授説によって正統化されるわけで、これは
天皇は神聖にして侵すへからすという条文にも現れている。
 こうした神権的正統化は、民主的正統化と矛盾するわけでしょう。

 したがって、神権天皇制は民主主義とは両立せず、日本の民主化のためには
当然にも、旧憲法の全面改定が必要であったわけです。

296 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 02:13:43 ID:ZHWZHgPT
> あのねぇ・・・ネットでは、いくらでも反対の見解をもつページを
> 探すのは容易なのですよ。そしてそれが正しい内容であるかは
> 判然としないのですよ。ネットで調べ物をするときは注意してね。
> http://www.japet.jp/nihonjin/london/lo-data.htm

 そのページのどこに「反対の見解」がありますか?

 そのページの主権についての文章は次のようにあります。

> イギリス国王は,英本国,その海外領土および英連邦諸国の元首であるが,
> 国王の主権は名目的なものである。

 これは国王の主権は名ばかりである→実際には国王には主権はなく国民に主権がある、
と言っているわけですから、国王主権を否定しているわけでしょう。

 これは私の見解に「反対の見解」ではなく、あなたの見解に反するものでしょう。

 再度聞きますが、現在のイギリスが国王主権の国であるというのは誰が主張していますか。
 ぜひ引用してください。

297 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 15:26:02 ID:XbwJVV9Q
法学初心者です。
「公法の基本形式について
それは何を目的とするのか
そのためにどのような手段をとるのか」
教えていただけませんか??

298 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 15:47:10 ID:NALN7WlL
>>297
「公法の基本形式」って?
実際の問題はどう書いてありますか?正確に書かないと答えが出ないよ。

299 :297:2005/07/23(土) 18:53:03 ID:ai9h4riN
>>298
これが実際の問題なんですよ(>_<)
基本形式ってゆーのは、
多分私法が個人間の問題について規定してるのに対して、
公法は国家と国民の間の問題について規定している
ってゆーようなことだと思います。


300 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 19:23:47 ID:DLa7Z9iJ
それは行政法の話ではないのか。
公法私法二分論。

301 :297:2005/07/23(土) 19:48:01 ID:ai9h4riN
…ってか法学の概論なんですよ。
だから法体系のだいたいのイメージってゆーか…
なんか答えにくい質問で申し訳ないです。

302 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 19:48:48 ID:ExYo6KTQ
どこの先生?

変な問題だなあ

303 :法の下の名無し:2005/07/23(土) 19:50:03 ID:DLa7Z9iJ
塩か原の行政法の教科書でも嫁
宿題は自分でやれ

304 :297:2005/07/23(土) 20:56:39 ID:ai9h4riN
ごめんなさい(;_;)


305 :法の下の名無し:2005/07/24(日) 01:19:16 ID:dQ4/uuOh
>>299
「公法の基本形式」ってのがテクニカルタームとして存在してないんだよ。
だから、なんの話かわからない。

公法私法二元論なら、行政法の公法私法の区分の所を書けば良いんだと思うが。

306 :法の下の名無し:2005/07/24(日) 04:40:42 ID:urxmCnB/
公法を大別する区分、というふうに解釈すれば、
憲法、行政法、刑法のそれぞれを意味するとも取れるけど・・・・

授業の内容がどういうものか分からないから何とも言えないね。

それとも、私人間の法関係を規制する私法との関係で
国家と個人を規律することを公法の基本形式というんだろうか・・・

ともかく、変な先生だな
どこの先生なの?

307 :法の下の名無し:2005/07/24(日) 11:33:08 ID:UlSQOCsh
大体、一行問題に授業にも出ずに答えようってのが無理だろ。
授業聞いてないと出題意図もわからないわけだし。

大人しくノート調達しろ。

308 :法の下の名無し:2005/07/24(日) 15:15:05 ID:2YwK+X1X
憲法の基本原理である国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の3つの
関係を教えていただけるとありがたいです。国民主権と基本的人権の尊重
の関係はわかるのですが、そこに平和主義が絡むとよくわかりません。
よろしくお願いします。

309 :法の下の名無し:2005/07/24(日) 16:53:02 ID:qMquJgMy
平和主義ってのは、本来の近代憲法、近代立憲主義とは直接関係ないです。
ただ、20世紀の2つの大戦を経て平和主義思想が先進諸国にも普及したことと、
なによりも日本の場合は敗戦とその後の経緯から平和主義が特筆大書されているのです。

近代憲法の基本原理=国民主権+基本的人権の尊重、となっていて、
これに日本国憲法制定の背景として平和主義が加わるという流れで大丈夫のはずです。

先生によっては、国民主権と基本的人権の前提が平和なのだから、平和主義がすべての
基本だというような立場の人もいますが、その辺は講義ノート見ながら調整してください。

310 :法の下の名無し:2005/07/26(火) 04:45:34 ID:beLMzKS7
法人の人権享有主体性について、「人権」と、「憲法上の権利」の区別が
関係するというのはどういうことかわかりません。ぜひとも教えてください。

311 :法の下の名無し:2005/07/27(水) 12:08:17 ID:oISiyvgH
>>310
まず、人権と憲法上の権利の区別をする。両者を区別しない立場が多いが、両者を区別するなら、
さしあたり下記のように区別することにする。

人権=自然人である人間が、人間であるという事によって当然持つ権利。この権利は自然人のみに
認められる。
憲法上の権利=憲法によって保障される権利。この権利は自然人のみでなく、法人にも認められる。

両者を区別しない立場でも、権利の性質上自然人のみに認められる権利、権利の性質上法人にも
認めらる権利という分け方をするので、具体的にどの権利が法人には認められず、どの権利が法人に
認められるかについての区分はあまり違いがない。

312 :法の下の名無し:2005/07/28(木) 22:51:21 ID:vxjpITqp
日本国憲法には
人権に対する法律の留保は存在しないって書いてあったんだけど
人権に関わらない法律の留保ならあるの?

313 :法の下の名無し:2005/07/28(木) 23:48:20 ID:iAgNM+Pp
夏休みのあとに試験があるのですが
手元には シケタイ 芦辺 百選があります
(問題集の購入も検討しています)
どのように使って行けばいいでしょうか? 百選も読むだけでは不安なので何かしたいのですが
みなさんはどう活用されていたのでしょうか
また、シケタイをまとめたりする必要はありますか? 論証カード覚えたりとか…
よろしくお願いします。

314 :法の下の名無し:2005/07/29(金) 21:48:30 ID:PrXeD0za
>>313
あなたがどのレベルどういった形式の試験を受けるが判明しないので
なんとも言えませんがシケタイは芦辺を司法試験対策に再構築した本なので
どちらか一つをメインにしたほうが良いということくらいしか言えないです。

315 :法の下の名無し:2005/07/29(金) 23:58:51 ID:wTJjrWX5
>>312
法律の留保、ていう言葉の意味をよく考えなさい

316 :法の下の名無し:2005/07/30(土) 11:04:17 ID:obGH2Wfe
人権に対する法律の留保は存在しないってどういう意味だ。
とりあえずどこに読点打つのか。

317 :法の下の名無し:2005/07/31(日) 00:02:01 ID:awP1Skgq
憲法の問題とは少し違うかも知れませんが、成人を越した後で国籍を2つ有することはできますか?

318 :法の下の名無し:2005/07/31(日) 00:31:43 ID:7r72RtWe
>>317
 「有する」っていうのは、もともと重国籍者たる者が重国籍を
保持し続けるという意味かな?新たに2番目の国籍を取得すると
いうことかな?

319 :法の下の名無し:2005/07/31(日) 00:51:59 ID:awP1Skgq
両方の場合について教えてもらえますか?
日本人がアメリカで生まれた場合は両方の国の国籍を有し、成人時にどちらかの国籍を選ぶらしいのですが、他国の場合どうなるのかとかの詳細や純粋に二つ以上の国籍を有することができるのか知りたいです。
私は憲法上、不可能だと思いますがご享受ください。

320 :法の下の名無し:2005/07/31(日) 01:05:58 ID:ZvRlQN/N
>>318
もともと重国籍である場合、保持が可能なケースが多い。日米重国籍の
場合、国籍選択義務(日本国籍法14I)があるが、14IIにより日本国籍の
選択届をしても米国籍は消滅しない。それに対して、日韓重国籍の場合、
22歳までにいずれか一つにしなければならない(韓国国籍法も22歳までに
重国籍を消滅させるとの立場をとっているため)。
 日本の憲法・法令で外国の国籍を強制的に消すことはできないから、重
国籍を保持できるかどうかは相手国の憲法や国籍法によることになる。
 重国籍に関しては、まず国際法を勉強したほうがいいよ。
 日本人が成年後に新たに2番目の国籍を取得できるのは限られたケース
のみ。例えば、日本人女性がイラン人男性と婚姻すると自動的にイラン国
籍が付与される。


321 :法の下の名無し:2005/07/31(日) 02:45:18 ID:awP1Skgq
では先に自分が述べたような例で、日本国籍を選択しても米国籍は消滅しないということですか?
となると日本国籍法における国籍選択とはどのような意味があるのでしょうか?

322 :法の下の名無し:2005/07/31(日) 03:15:06 ID:zr1RWE8h
質問です!
私人間効力の判例及び通説はすべてが間接適用説をとっているんですか?

323 :法の下の名無し:2005/07/31(日) 10:57:29 ID:U47oq4Wi
>>321
国籍については、日本国内では日本法が適用されますが、相手国については相手国の法が適用されます。
結局は当該国内法の適用範囲の問題なので、それ以上はなんとも言いようがないです。

>>322
私人間効力について、通説は間接効力説。判例についても間接効力説とみるのが一般的です。
ただ、間接効力説もどの程度人権規定の趣旨を生かすかのさじ加減の幅が広く、三菱樹脂事件を
「無効力説と変わらない」と評する学者もいます。

324 :法の下の名無し:2005/07/31(日) 18:04:49 ID:zr1RWE8h
>>323
どうもです!
もう1つ質問したいんですが、憲法の論述で通説は〜であるという文を入れる場合、文末にもってきたほうがいいんでしょうか?

325 :法の下の名無し:2005/07/31(日) 23:04:04 ID:AHrqIiq5
>>320
日韓の2重国籍の場合、韓国の国籍を放棄しないと、
兵役の義務は課せられるのですか?
もし、課せられるとして、それを無視したらどうなるのですか?

326 :法の下の名無し:2005/07/31(日) 23:31:50 ID:AHrqIiq5
>>253以下
難しくてよく分からなかったのですが、
>>253さんの定義からすると
人権規定がおかれていない憲法は、「自称」憲法に過ぎないのでしょうか?
例えば、基本的人権法が制定され、そこには、日本国憲法第3章と全く同じ
規定があったとしても、憲法典の中に人権規定がなければ「自称」憲法に過ぎないのでしょうか?


327 :法の下の名無し:2005/08/01(月) 00:08:25 ID:VnAIQdNY
>>321>>323
日本国籍を選ぶと同時にアメリカ国籍を放棄する手続きを
することを国籍法は求めていると思いますが。

328 :法の下の名無し:2005/08/01(月) 00:22:37 ID:JeKYWjl0
>>327
国籍法は、アメリカ国籍を放棄することまでは求めていないと思うが。


ちなみに、戦前の日本では、アメリカ国籍を放棄せず、その結果、
アメリカ軍に徴兵された場合、必然的に日本国籍を失うことになった
(と、どこかで読んだ記憶がある)。


329 :国籍法:2005/08/01(月) 00:27:58 ID:JeKYWjl0
(国籍の選択)
第十四条 外国の国籍を有する日本国民は、外国及び日本の国籍を有すること
となつた時が二十歳に達する以前であるときは二十二歳に達するまでに、そ
の時が二十歳に達した後であるときはその時から二年以内に、いずれかの国
籍を選択しなければならない。
2 日本の国籍の選択は、外国の国籍を離脱することによるほかは、戸籍法の
定めるところにより、日本の国籍を選択し、かつ、外国の国籍を放棄する旨
の宣言(以下「選択の宣言」という。)をすることによつてする。
第十六条 選択の宣言をした日本国民は、外国の国籍の離脱に努めなければな
らない。
   
>>321>>323さんが正当に指摘するように、
日本国籍を、選択の宣言により選択した場合、当該宣言が、他方の国の
国内法上どのような効果を持つかは、当該国の国内法の規定に委ねられている。
だから、16条の規定があるのだと思う。

330 :法の下の名無し:2005/08/01(月) 10:19:13 ID:gyaSLv5Q
>>325
日本に永住資格がある者は徴兵の対象にはならない。韓国在住者は徴兵の対象。
>>327
>>329さんのおっしゃるとおり。16Iは訓示規定にすぎない。

331 :323:2005/08/01(月) 11:04:08 ID:O/YVxhSE
>>324
「これこれの見解があり、これが通説である(通説もこの見解である)」
「通説の見解はこれこれである」
「これこれの見解がある(通説)」
など、学説のいろいろがその意味や相互関係を明確に把握できていて、通説はこれ、少数説はこれ。と、
理解が正確であれば、少なくとも大学1,2年レベルなら上記の書き方どれでも良いでしょう。

担当教員の好みはあるかもしれませんが、そのあたりについては一度担当教員に質問してみるのが
良いと思います。話好きな教員ならいろいろと教えてくれると思います。

332 :法の下の名無し:2005/08/01(月) 11:25:07 ID:Oaspbow3
北海道在住の方で憲法に詳しい方いませんか?
憲法の基本的な知識がしっかりしている方
時給数万円のバイトがあります。至急募集しております。

333 :法の下の名無し:2005/08/01(月) 16:52:30 ID:T+jGzNG4
結局、特殊な条件下を除いた場合に二つ以上の国籍を有することは可能なのでしょうか?
日本国籍法はあくまで放棄を促す程度で、強制力はないのでしょうか?

334 :法の下の名無し:2005/08/01(月) 18:56:39 ID:UaYYLT3b
>>331
ありがとうございます!
また聞いてみます

335 :法の下の名無し:2005/08/01(月) 23:24:37 ID:yYVAk6/0
>>333
上のほうで回答があったでしょ。

336 :法の下の名無し:2005/08/10(水) 01:01:37 ID:aYmKsjdY
既出ですが、公共の福祉と私人間効力の違いがどうしても分かりません・・。
どなたか教えて頂けますか?

337 :323:2005/08/10(水) 23:34:50 ID:CLaahzOF
>>336
違いと言われても本来別物なので、説明しにくいです。

公共の福祉は基本的人権の制約原理ですが、私人間効力は基本的人権の妥当範囲域の問題です。
どちらも基本的人権の保障の限界に関連していますが、カテゴリーとしては別次元です。

これで満足できなければ、あなたなりの理解をアップして見ていただけませんか?
それを前提に議論しましょう。

338 :336:2005/08/11(木) 21:32:37 ID:rp//Mktg
レスありがとうございます!
別次元ですか・・根本自体が理解できてないのかもしれません・・
私の中のイメージとしては
公共の福祉も私人間効力も「人権と人権のぶつかり合いを調整する」
と考えれば、混乱してしまいます。
たとえば、出版社の表現の自由と一般人のプライバシー権が衝突した時
、公共の福祉によって制限しますよね?・・
これは、私人と私人の人権の衝突なのに、なぜ私人間効力が使用されないのでしょうか?

的外れでしたら、すみません・・。


339 :◆u0ZYnEjMF6 :2005/08/12(金) 06:49:04 ID:4hgcYO8A
こう考えてみてはどうか。
出版社の表現の自由と一般人のプライバシー権が衝突した時、第一義的には、これはプライバシー権を争うという、
民事上の紛争、不法行為を巡る争いとなる。損害賠償で片が付くのであれば、それはそれだけの話だ。
ただの私法上の権利が争われているにすぎない。
「基本的には」プライバシー侵害などに対して損害賠償を求めることは、表現の自由の制約ではないと考えられる。

さて、裁判権力が出版社の表現の自由を制約する−たとえば出版差し止め−としよう。
これは、私人と私人の争いと言うより、私人の利益を代弁する国家と出版社の争いであり、
これは人権問題となる。背後に私人がいようがいまいが、さしあたって国家権力が特定私人の表現の自由を
制約していることには変わりなく、結論としこの差し止めを認める認めないは別として、人権問題となる
−勿論、私法上の問題で「も」ある。人格権という概念は公法・私法にまたがっていると考えられる−。

こりような問題を私人間効力論の問題といえるかどうか。少なくとも言ってはいけないと言う理由はないとは思う。
私人間で人権問題が争われているのだから。
しかし、通常これらを私人間効力論とはあまり言わない。なぜかと言えば、
ここで言う私人とは対等な私人の関係、直接的に利害関係のない私人同士の関係にある私人と言うより、
事実上支配・従属関係にあるような私人同士の関係にある私人−例えば主人と奴隷、雇用者と被雇用者−であり、
私人間効力論はこのような国家と私人の関係と近しい性質を持った関係に適用される理論だからであると思われる。
例えば、企業内部での政治活動の不自由の問題は私人間効力論の問題となるだろう。

340 :323:2005/08/12(金) 13:54:39 ID:VkkKWPi3
>>338
すでにレスが付いているし、大体はその通りなんで、もし339氏のレスで理解できなかったら
「まだわかりません」とレスして下さい。改めてレス付けます。もし、理解できてれば問題なしです。

341 :336:2005/08/14(日) 10:48:57 ID:OBBS1KOS
>>339
>>340
理解できました☆
ありがとうございます。

342 :法の下の名無し:2005/08/31(水) 01:32:02 ID:AMuI1L9W
時代塾改憲フォーラム
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