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法務大臣の検事総長への指揮権はなぜある?

1 :法の下の名無し:2005/06/10(金) 07:41:37 ID:Kgb0hvsH
法務大臣は、具体的事件についても、検事総長に事件捜査を「命令」することができると
検察庁法に明記されている。
これってすごいことだと思うんです。
たとえば、政敵を追い落とす目的で、政治資金規正法違反などの容疑での捜査を命じることも
できますでしょうし。。。
いったいなぜ「法務大臣の指揮権」は存在するのでしょうか?
過去に佐藤栄作氏が検察に逮捕されそうになったことがありましたが、
犬養法相の指揮権発動で逮捕を免れた例があります。
過去に野党の議員が国会質問で、法相に対して執拗に「指揮権の発動はしてはならない」などと
追求していました。
しかし、必要だからこそ、この条文が存在するのです。その存在理由はいったいなぜでしょうか?

第十四条 法務大臣は、第四条及び第六条に規定する検察官の事務に関し、検察官を一般に指揮監督することができる。但し、個々の事件の取調又は処分については、
検事総長のみを指揮することができる。

第四条 検察官は、刑事について、公訴を行い、
裁判所に法の正当な適用を請求し、且つ、裁判の執行を監督し、
又、裁判所の権限に属するその他の事項についても
職務上必要と認めるときは、裁判所に、通知を求め、
又は意見を述べ、又、公益の代表者として
他の法令がその権限に属させた事務を行う。

第六条 検察官は、いかなる犯罪についても捜査をすることが
できる。
2 検察官と他の法令により捜査の職権を有する者との関係は、
刑事訴訟法の定めるところによる。




2 :法の下の名無し:2005/06/10(金) 11:00:09 ID:Ipp8ILEL
六十年程前にある帝国が官僚の暴走などもあり悲惨な戦争へと突入していったことがあってな

3 :法の下の名無し:2005/06/10(金) 11:41:06 ID:b4SwHw/J
単発質問禁止だろ。

4 :法の下の名無し:2005/06/10(金) 12:33:32 ID:ktpn3KvA
検察官のあれっておかしいよな。
各検察官が独立官庁とかいうんだろ?
それ自体がよく理解できない。

5 :法の下の名無し:2005/06/10(金) 13:17:46 ID:9dSlbAyL
各検察官が独立官庁(行政庁)なら、検察官は上司部下の関係にかかわらず
自分の判断で起訴・不起訴、求刑、訴訟の追行などを決めることができ、
他に拘束されないということか?当方、法律素人なんですが・・・。

6 :法の下の名無し:2005/06/10(金) 13:50:54 ID:Ipp8ILEL
★☆★検察★☆★
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/jurisp/1105373581/

行くべきかな。
でもあっち最近コピペ厨が貼り付いててうざいことこの上ない。

7 :法の下の名無し:2005/06/11(土) 03:02:12 ID:oSICw1Fm
>>5
なあ〜
刑訴法教科書や注釈書読んでもサラリと当然のように書いてあるがな。
前提自体が実はよくわからん。

政治的介入あっちゃいかんが、組織何だからなあ…
独立と言われても……

8 :法の下の名無し:2005/06/11(土) 11:40:14 ID:UIJrhYAV
アメリカみたいに検察官を公選制にするとか。
アメリカの検察官は公選制だから、指揮権があっても
わりと独立して動けるみたいなことを読んだ希ガス。
木下毅『アメリカ法入門総論』だったかな。

9 :法の下の名無し:2005/06/11(土) 16:01:55 ID:DqeK0IvV
「法務大臣の指揮権」って、実際には捜査を止めさせるのに使う。
だって、検察を抑制できる権力がないと怖いでしょ。
例えば、検察官部に創価学会員や日本国籍とった元朝鮮人が座った場合、
こいつら何するかわかんないじゃん。
逆に、創価学会員や在日が犯罪犯したとき、公明党出身の法務大臣が捜査を止めさせる
危険はあるけどね。でも、抑制的な権力なら、危険は少ないわけでね。

あと、法律みたいな説明書のお化けみたいな勉強ばかりやってきた人間は、
凄く頭はいいけど、大所高所から政治や国家を見ることが出来ない場合がある。
例えば、佐藤栄作をあんとき逮捕してたら、戦後日本の繁栄は危機に晒されていたかもしれない。
俺なんかは、リクルート事件は、指揮権発動して捜査を止めさせるべきだったと思う。
あの事件で、優秀な政治家はあらかた消えた。
そのせいで、今の日本は、非常に苦しんでいる。

10 :法の下の名無し:2005/06/11(土) 17:10:15 ID:iiNHyCKN
>>9
>あと、法律みたいな説明書のお化けみたいな勉強ばかりやってきた人間は、 
>凄く頭はいいけど、大所高所から政治や国家を見ることが出来ない場合がある。

激しく同意します。
法律学も社会科学の一分野に過ぎないという学問体系上の位置づけを知らずに
政治学や経済学をまともに勉強しないまま、いきなり法律学の勉強からはじめ
それ以外をまともにしていない人間があまりにも多すぎる弊害でしょう。

11 :法の下の名無し:2005/06/11(土) 17:20:14 ID:wO1zs58t
米国の司法長官や英国の法務総裁との違いなどはどんなモンなのかしら?

12 :法の下の名無し:2005/06/11(土) 17:54:43 ID:c3HcV2pO
大所高所から見る、みたいな理由で法の支配の潜脱がおおっぴらに
できるような世の中になれば、よろこぶ政治家やら実業家がいっぱい
いるだろうねw

13 :法の下の名無し:2005/06/11(土) 19:07:29 ID:wO1zs58t
おおっぴらにとはまた斬新な意見だね。君以外に唱えてる人はいないっぽいが。

14 :法の下の名無し:2005/06/11(土) 20:50:11 ID:TVGePYs8
>>13
そこしかつっこめないの?w

15 :法の下の名無し:2005/06/11(土) 20:56:20 ID:oSICw1Fm
>>9
阿呆? 「優秀な」政治家なら何してもゆるされるんかい。

その時点で優秀じゃないよ

16 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 08:27:51 ID:EX4r7QcL
>>15
そういうところが、頭が固いんだよ。
何やっても許されるというはなしじゃなく、国益の擁護という観点な。
基本的には、汚職は取り締まるべき。中国みれば明らか。
しかし、取り締まるのはあくまでも国の利益のため。
だから、取り締まった結果が、国の利益にならない場合は、止めさせるべき。
そういうことは、検察官には判断が難しい。
政治家にとっても難しいが、国民から選ばれた彼らにまかせるよりほかに正統性がない。

17 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 11:47:24 ID:3MfV8o8Q
そりゃ政治家にとっては判断がしやすいかもね。
しばしば国の利益=その政治家の利益になるから。


18 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 11:58:16 ID:u7+Bb1US
国益とか国の利益といったあいまいなもので汚職の取り締まりの適否が左右するのもあれだろう
今ある不逮捕特権やらについてでさえ批判が強いんだぞ

頭がやわらかいんじゃなくて腐ってるんじゃない?
それともただの素人さん?

19 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 13:55:56 ID:Pp7GkaHY
つ[井上馨]


そもそも国民が選択した代表を辞めさせる権利があるのは国民だけ。
法匪には分からんか。

20 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 15:15:31 ID:xhKR3uvS
国民が選出した代表により構成される国会が定めた法を検察官は執行しているわけだ。
その法が国益にかなわないというならば、立法で解決すればいいだろう。
国民に直接選出した代表により構成される国会と、その国会の多数派により選出された
内閣総理大臣が任命した法務大臣ではどちらがより民主的基盤を有するかは明らかだろう。
国益云々の話は少なくとも法務大臣の指揮権を正当化する理由にはならないだろう。

>そもそも国民が選択した代表を辞めさせる権利があるのは国民だけ。

そもそも逮捕されても国会議員の身分を失うわけではない。

21 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 16:46:44 ID:IfIZwbIV
>>11
原田前総長が雑誌で、
米司法長官=日法相+検事総長
って言ってた。重要ポストなわけだ。

日本でも戦前の司法大臣は、米国の司法長官並の権限あったみたいだ。


22 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 17:13:51 ID:tknIj40e
>>18
>今ある不逮捕特権やらについてでさえ批判が強いんだぞ

それには憲法を改正しなければ。
個人的には不逮捕特権は必要だと思う。
日本ほど民主政治がある意味で成熟した国ではいいが、
独裁国家から移行したばかりの国とか、軍事政権なんかでは
政敵追い落としのために警察を動員なんてこともありうる。
しかも、絶対に逮捕できないわけではなくて、議会の許可を得ればいいだけ出し、
議員もマスコミを気にして不逮捕議決なんてほとんどできない。
こう考えると、この国の真の権力者はマスコミかもしれない。
法相の指揮権については、個人的には、「捜査機関そのもの犯罪」すなわち、
検察官や警察官の公費横領事件などに関して、捜査を命じることができると
解釈している。
現に北海道警の裏金事件でも、警察自身はまったく捜査する考えなし。
議会の追及にも横柄な態度をとり続け、「裏金がなければ現場が混乱するだけだ」などという
暴論も聞こえてくる。
法相が指揮権を発動して捜査を命じるべきだと思う。

23 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 17:16:47 ID:tknIj40e
>>20
>そもそも逮捕されても国会議員の身分を失うわけではない。


これは理論上の話。
よほどの「実力(田中角栄みたいな)」がなければ、無名議員の政治的身分は
逮捕によって事実上失う。

24 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 17:33:38 ID:tknIj40e
>>9
>凄く頭はいいけど、大所高所から政治や国家を見ることが出来ない場合がある。
例えば、佐藤栄作をあんとき逮捕してたら、戦後日本の繁栄は危機に晒されていたかもしれない。
俺なんかは、リクルート事件は、指揮権発動して捜査を止めさせるべきだったと思う。


これはよくいわれますよね。
田中角栄氏の件も、石原慎太郎氏などは「一国の首相経験者を外為法違反でひっくくる国がどこにある」
などと書いています。
私は政治家ではないからよくわからない部分があるのですが、
想像するに「偉大な政治家は、その国家への貢献に免じて罪を減免すべきだ」ということ
なのでしょう。
では、「法」をも超越する「政治家の偉大さ」とは一体なんなんでしょうか?
「罪を犯せば何人も罰せられる」というのは、小学生でも理解できる正論なのですが、
たとえば究極の仮定の問題として、
「現職の総理が殺人事件を犯して現行犯逮捕された場合」ならば総理を辞職して
法の裁きを受けるのは当然ですが。
「罪の重さ」と「その政治家が国家になした貢献」との比較考量とは、
どのような水準で「線」を引くべきなのでしょうか?
逆に考えると、
「かなりの水準まで国家に貢献してしまった後であれば、ある程度の罪は黙認される」という風な
政治家の行動基準が出来上がってしまうと思うのです。
よく、あと一歩で閣僚や首相になり損ねた政治家が、
「官邸と刑務所は塀の内と外で、政治家はその塀の上を歩いているのだ」ともいわれますし、
現職の国会議員で、小さな罪まで含めれば、無罪潔白な人間はいない。
逮捕された政治家は単に運が悪かっただけだなどと言われています。
現に小渕総理が交通違反もみ消しをした秘書が捕まった政治家について、
「俗に言えば『運が悪かった』ということなんでしょうが。。。」などと発言して
物議をかもしたことがありますが、それが政治家全体の本音でしょう。

25 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 17:54:58 ID:tknIj40e
>>9
>あの事件で、優秀な政治家はあらかた消えた。
そのせいで、今の日本は、非常に苦しんでいる。


その「優秀な」ということの意味ですよね。一般人がなかなか理解できないのは。
政治家の「優秀さ」と言えば、学歴などではもちろんなく、

「政治力=議員の反対を押し切って脅したり(選挙公認しないぞ)、
なだめすかした(金をやったり、閣僚や政党執行部への人事権をちらつかせたり)、
もちろん論理で押しまくるのも大事だが、法案を通す力」

です。

だから、僕は、小泉が「一内閣一閣僚」を投げ捨ててしまったのも仕方がないと
思っている。
金がない小泉は、解散と人事権と支持率だけがたよりだけど、解散はめったにできる
ことじゃないし、支持率は「風頼み」。結局人事権しかない。
>>9 の方がおしゃっているのは、そういう意味での「実力」のある政治家が
少なくなり、お役所が通したいと思っている法案が通らなくなってしまったという意味だと
思います。
たとえば消費税率値上げの問題にしても、財務省と国民が「ともに満足する」法案なんて、
本当の意味では作れるはずがない。
国民は、税金など安いほうがいいに決まっている。もちろん値上げ反対。
財務省は値上げしたい。しかし「大儀」がなければ値上げしづらい。
だから、少子高齢化社会の社会保障費が増大するためなどと主張しているが、
その言葉とは裏腹に福祉目的税化は拒否。
これでは話がまとまらない。
昔、山中貞則さんが党の税調会長だったときは、反対する議員をなだめたりすかしたり
特例措置(売上3000万円以下は免除)を作ったり、税率を3%にさげたり、
散々調整に苦労して通したわけだ。
これこそまさに政治家としての「実力」でしょう。

こうしたことは他の省庁にも言えて、通したいと思う法案が山ほどあるのに、
反対の大合唱で通せない。実力のある政治家の調整に期待できない。そもそも
実力のある政治家がいなくなってしまった。
法務省にだって通したい法律はあるでしょう。
その法律が通らなかったら、実力政治家を逮捕した検察庁に文句を言いましょう。




26 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 18:10:19 ID:tknIj40e
>>12
>大所高所から見る、みたいな理由で法の支配の潜脱がおおっぴらに
できるような世の中になれば、よろこぶ政治家やら実業家がいっぱい
いるだろうねw



だから、あまりにも「目に余り」かつ「政治的状況」次第で、「弾力的に」運用する
のが法律でしょう。
そもそも刑法に命を吹き込んだのが国会なんですから。
検察はその法によって動く。
逆に言えば、国会は「法を殺す(刑法改正)」こともできる権力なんですな。
センセーショナルな書き方をすれば「国会そのものが(ある意味で)法」。
国会は法を通すだけだなどといわれるが、「法案を書く」のと「通す」のでは
「汗のかきかたも量も桁違い」。政治的な問題にならないような法案は別の話だよ。
しかし、今回の郵政の件とか、とりわけ税金の件、自衛隊の海外派兵の件の法律になると
「通すための汗」はスコールなみだ。
「法案を書く」だけなら、マニュアルも売っているし、なれれば誰だってできるように
なるでしょうけど、「重要法案」を「通す」のはマニュアルには書いていないし、センスの
ないものには絶対にできることではない。
反対する政治家の背景・地盤もさまざまだし。
結局、検察が政治家を逮捕する際には、「ある種の法(国会)」と「別の法(刑法)」の
間の利益考量と、
実力政治家を逮捕することによって、重要法案が通らなくなる蓋然性(とあえて書きます)を
念頭において、「法の番人」としての役割を果たしてくださいな。




27 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 18:29:45 ID:tknIj40e
人権擁護法案が通らないのは
実力政治家がいなくなったからだ。

28 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 18:39:16 ID:7SRokP0n
通りすがりの素人の意見ですが。
「賢明かもしれないが恣意的な権力の(不)行使」を否定するために
「愚かな(時に国益すら損ねるような)判断の可能性」をも受け入れることが民主主義かと。

だから民主主義はダメなんだとおっしゃるのであれば、理解はしますが。

29 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 18:42:05 ID:tknIj40e
もし、万が一
人権擁護法案を通そうと努力している実力議員のだれかの
汚職事件が報道されたと仮定する。
マスコミが大バッシングをしていると仮定する。
これは捜査するしかない。と仮定しよう。
この問題は、法務省の刑事局と人権擁護局との権限争いになろう。
人権擁護局としては法案を通したい。しかし反対運動は強く成立の見通しがない。
実力議員にがんばってもらうしかない。
しかし、刑事局としては見てみぬ不利はできない。
そして刑事局が勝ち、汚職議員を逮捕。したと仮定する。
その結果、人権擁護法案は廃案となってしまった。としよう。

この場合、「刑法」を重視すべきか、それとも「人権擁護法(案)」を重視すべきか?
究極の問題として考えてほしい。

国会議員はさまざまな委員会に属している。扱う法案は多種多様。
法務省のおかげで国土交通省が「被害」を蒙ったり、法務省のおかげで
消費税率の値上げが断念させられたりということが起こりうる。
リクルートとかロッキードとかそのほかの事件にも当てはまるが、
民主主義のこの国で、
「国会議員といえども罪を犯せば必ず罰すべし」との検察庁の見解やいかに?

30 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 19:18:41 ID:7SRokP0n
>民主主義のこの国で、
>「国会議員といえども罪を犯せば必ず罰すべし」との検察庁の見解やいかに?

民主主義だからこそ「国会議員といえども罪を犯せば必ず罰すべし」なんだと思うのですが…。

「検察が立件のタイミングを計ることで民主的過程に不当に介入している!非民主主義だ!」というのなら理解できますが、
「民主主義だから、優秀な国会議員は罪を犯したとしても必ずしも罰すべきではない」というのは全く理解できません。

それともわたしの民主主義理解が間違っているのでしょうか。
当方、法学も政治学もプロパーではないもので、
よろしかったらどなたか解説して頂けるとありがたいです。

31 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 19:20:38 ID:tknIj40e
>>28
独裁政治と民主政治の関係ですな。
独裁政治は、もしも君主が英明であれば、国民の福祉は増大し衣食足り。。。。


とここまで書いてみて、その可能性がほとんどないことに気づいた。
国民の福祉を増大することを至上の喜びとした「独裁君主」が、
かつて歴史上存在したのかどうか?
歴史に疎い私にはわからないし、知らない。
中国の伝説の尭・舜の治世には、王宮はわらぶき屋根の粗悪なもので、国民は
衣食住に満足し、すばらしき政治が行われていたと伝えられ、中国の
歴代の王朝はそれを目標としていた。
しかし、尭・舜の治世はやはり伝説であって、実在したものではないのだろう。
歴史上の独裁政治(ヨーロッパの王権神授説も含め)では、領土拡大のために
頻繁に戦争を起こし、人民には重税を課し、刑罰は過酷(打ち首、獄門、貼り付け。。。)、
社会保障制度を立案した独裁政治家が歴史上存在したか? 存在しない。

一方、独裁政治では増税は容易だ。法律を書いて国民に提示して終わり。
消費税率の値上げなど一晩で決まる。ただしその税収が社会保障費に使われる
わけがないし、「王様」が贅沢して美女を囲い、隣国を侵略するための資金に使われよう。
違反すれば刑罰が待っている。
ここで問題だ。
現在の日本のように、「将来の社会保障費の増大に備えて増税する」ということが
独裁政権下で行われうるか?
独裁政権だから、警察権・軍事権・司法権は独裁者に属す。
「反対意見にも寛容に耳を傾けよう」などという「独裁者」がいたとしたら、
それはもはや独裁者ではない。
中国語でいう「王道政治」の非民主的なもの(決定権が国民にない。意見は聞くけど
決めるのは王様)。



逆に、民主政治は主権(法律決定権)が国民に属し、代表者を通じて行動する。
代表者といっても人数はそれなりに多く、政策をまとめるのも容易ではない。
あるものは財政規律回復のために増税やむなしといえば、別のものは、その前に
税金の無駄遣いをやめるのが先だと主張。
一方で、公共事業を求める地方の声もいまだ大きい。
「国民の嫌がることをやらせるのが政治家の仕事だ」といわれるが、
最近消費税増税を唱えた政治家が、解散のない参議院の所属であることが象徴的だ。

衆議院議員は、「国民がいやがることをさせた」責任は、選挙で必ずとらされることになる。
消費税率を上げた後の総選挙で与党が議席を伸ばしたら、その時点で国民は
聖人君主だ。
実際は野党転落だろう。
@国民の要望に「一票の格差、地方と都会の格差」はない
A公共事業を求めるのも国民
B社会保障の充実を求めるのも国民
C増税に反対するのも国民

相反する多種多様な要求を前に右往左往する国会議員たち。
それでも独裁政治よりはましだと確信する。
独裁政治では「社会保障費を増額しよう」などとは微塵も考えはしない。

32 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 19:30:18 ID:tknIj40e
>>30
>「民主主義だから、優秀な国会議員は罪を犯したとしても必ずしも罰すべきではない」というのは全く理解できません。

正論ですよね。
でも、「罪を犯したこと」と「罪を犯したことが公になる」ことと「罪を犯して罰せられる」ことは
まったく違いますよね?
報道されていないだけで、ロッキードとかリクルートなどや「1億円事件」なみの
大型汚職事件は存在する(と私は信じる)。
それらをすべて公にし、違反者全員を処罰していたら国会そのものが成り立たなくなるのでは?
「秘書給与事件」にしても、ほとんどの議員がしていたという噂を耳にしたことがあります。
この事件は彼女の「疑惑の総合商社」発言のような「目に余る発言」を前提に、法が「弾力運用」された
ものでは?




33 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 19:36:38 ID:3MfV8o8Q
>>29
まあぶっちゃけ主流の刑事局と人権局では法務省内での力関係は比較にならないし、
人権法案だって人権局の大半の人は通したいとも思っていない。っぽい。

本題と逸れるけど。

34 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 19:41:00 ID:tknIj40e
>>30
>民主主義だからこそ「国会議員といえども罪を犯せば必ず罰すべし」なんだと思うのですが…。


罪を犯さないような議員を選ぶ義務が国民にあるんですよね。
政治資金の問題にしても、国民が少しずつでもみんなで献金すれば
汚職事件などなくなるのに、って昔から言われてますけど。
考えてみれば、人間は対価がもらえなければ金を出さない存在でして。
「政治をクリーンにするために国民みんなで献金を」と呼びかけたところで
金など集まりませんよ。
政治家に個人個人が1万や2万献金したところで、何の「見返り」が得られます?
一方、企業や組織は献金の額も莫大にできるし、その見返りも大きい(公共事業の受注など)。


35 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 19:44:57 ID:tknIj40e
>>30
>民主主義だからこそ「国会議員といえども罪を犯せば必ず罰すべし」なんだと思うのですが…。


政治家の場合、
「国会議員といえども、罪を犯したことが公になれば(マスコミで報道されれば)、法の弾力運用によって
 必ず罰すべし」

となってしまっている。
ところで、政治資金規正法違反って親告罪だっけ? 

36 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 19:59:46 ID:0zzf3wne
現役検事は最近の法務省を通した政界からの口出しにイラついてる。
そのせいか法務省と検察庁の分離が叫ばれてるね。
法務省の刑事局と公調もぎ取って分離し、検察に裁判所並の独立性認めろって。
そうなると検事総長の権力が無茶苦茶大きくなりそうだけど。
法務大臣の指揮権の代わりのチェック機能ができるのだろうか?


37 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 20:12:34 ID:7SRokP0n
>>34-35
>政治家の場合、
>「国会議員といえども、罪を犯したことが公になれば(マスコミで報道されれば)、法の弾力運用によって
>必ず罰すべし」
>となってしまっている。

だから
>「検察が立件のタイミングを計ることで民主的過程に不当に介入している!非民主主義だ!」というのなら理解できますが、
と申し上げたのですが…。
そして、そのことから
「故に、優秀な国会議員は罪を犯したとしても必ずしも罰すべきではない」
という命題は演繹できないとも併せて申し上げているのですが…。

また、民主主義的でない政治体制は"独"裁に限らないと思いますし、
(その点においてポラライズをされているように思うのですが…)
「かつて歴史上存在したのかどうか」が問題であるとも思いません
(人間の営みに「自然の斉一性」のようなものが存在するとは思えないからです。
 一般にそのようなものの存在を認めるひとはほとんどないと思いますが…。マルクス?)。

>ところで、政治資金規正法違反って親告罪だっけ? 

違うと思います。

38 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 20:21:25 ID:tknIj40e
>>36
>そのせいか法務省と検察庁の分離が叫ばれてるね。
法務省の刑事局と公調もぎ取って分離し、検察に裁判所並の独立性認めろって。



検察上層部の気苦労も察しますな。
あの事件は捜査するな、この事件は捜査しろ。。。。
でも法務省と検察庁を分離するには、法改正が、法改正には法案を国会に通して。。。


ムリポ





39 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 20:51:06 ID:tknIj40e
>>37
>「検察が立件のタイミングを計ることで民主的過程に不当に介入している!非民主主義だ!」というのなら理解できますが、
と申し上げたのですが…。
そして、そのことから
「故に、優秀な国会議員は罪を犯したとしても必ずしも罰すべきではない」
という命題は演繹できないとも併せて申し上げているのですが…。



罰すべきだと信じますよ。まったく名誉も尊厳も感じられない政治家がいたとしたら。
でも罰することができるかどうかは、それこそ「政治状況」次第なのが
実情なのでしょうし。
そこが残念なところであります。
もしも旧小渕派の支配が続いていたとしたら、鈴木宗男氏の事件は
処罰されたかどうか? という疑問もあります。

ところで、
「罪を犯せば何人も罰せられる」→これは法理論ですな
「優秀な国会議員は罪を犯したとしても必ずしも罰すべきではない」→これは法理論ではない、感情論です。

「優秀な国会議員といえども、罪を犯したことが公になれば(マスコミで報道されれば)、法の弾力運用によって
必ず罰すべし」というのは法律論と感情論の折衷案です。


日本ではあまり考えられないことですが、通常は国会議員というものは
名誉ある職業です。
そのなかでも最高の業績を上げた方を処罰する(カンカン踊りさせるの?)というのは
感情論的に許せないということでしょう。

敗戦後、皇族の方も戦犯指定された方もあり、監獄でカンカン踊りさせられたのですが、
そうしたことを屈辱と感じるか感じられないかという問題です。

ちなみに、「一国の首相経験者を外為法違反でひっくくる国がどこにある」
と発言された方もやはり政治家ですね。
自分のしている職業に誇りを持てず、何が政治家でしょう。
検察官が、自分の仕事に誇りをもてなくてどうなるでしょう。

では、検事総長が罪(なんでもいいけど、たとえば業務上横領)を犯した場合、
検察官はその職責にかけてでも彼を裁き、監獄でかんかん踊りさせてください。

「検察官は罪を犯さない」ということはありえません。
必ず何らかの犯罪を組織内でも組織外でも起こす場合があるはずです。
でも、私は、検察官が犯罪を犯したというニュースは一度しか聞いたことがありません。


私が、>>22で、
「法相の指揮権については、個人的には、「捜査機関そのもの犯罪」すなわち、
検察官や警察官の公費横領事件などに関して、捜査を命じることができると
解釈している。
現に北海道警の裏金事件でも、警察自身はまったく捜査する考えなし。
議会の追及にも横柄な態度をとり続け、「裏金がなければ現場が混乱するだけだ」などという
暴論も聞こえてくる。
法相が指揮権を発動して捜査を命じるべきだと思う。 」

と書いたのもそのためです。

40 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 20:57:06 ID:Z+PkrO06
法務院総裁の下の法制局長(長官)と検事総長が並ぶ感じのとか。人事院、会計検査院と似た扱いで。

41 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 21:06:57 ID:tknIj40e
ところで、検察官は犯罪を犯さないのだろうか?
犯すとして、それがほとんど報道されないのはなぜか?
私は、検察官が犯罪を犯したのは、ニュースで一度しか
聞いたことがない。
その方も、検察は組織的に裏金作りをしていると証言している。
「捜査機関が自らの犯罪の捜査をする」ということは、
「泥棒が泥棒を捜査する」のとなんら変わりがないような気がする。


42 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 21:19:07 ID:tknIj40e
「罪を犯せば何人も罰せられる」→当然→「検察官といえども罪を犯せば罰せられる」
となります。
ところが、私は、検察官が犯罪を犯したのは、ニュースで一度しか
聞いたことがない。
本当に検察官って犯罪を犯さないの?
飲酒運転ぐらいしたことあるかもしれないし、魔がさして痴漢行為に及ぶこともあるかもしれない。
魔がさして業務上横領くらいすることもあるかもしれない。
しかし、起訴・不起訴の決定権は検察官が握っている。



43 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 21:22:44 ID:3MfV8o8Q
痴漢してニュースになった検察官がいたと思うが。

44 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 21:31:30 ID:tknIj40e
>>43
「検事総長(法務省事務次官より上)にまで上り詰めたほどの
 優秀な検察官の場合、罪を犯したとしても必ずしも罰すべきではない」
に同意していただけるならば、


「優秀な国会議員は罪を犯したとしても必ずしも罰すべきではない」

にも同意していただきます。
しかも、総理大臣といえば、検事総長よりもはるかに上です。
いちおう、これは感情論です。

45 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 21:37:17 ID:tknIj40e
検察官の方がいるかどうかわかりませんが、
自らが捜査を担当するだけに、自らが「捜査される」場合を
全く想定していないんですよね。
だから、政治家の感情論が理解できない。
もちろん、法理論的には
「検察官であろうが、検事総長であろうが、内閣総理大臣であろうが、
罪を犯せば必ず罰しなければならない」
であります。
でも、本当に検察官って犯罪を犯したことがないの?
ひょっとして内部で握りつぶしてるんじゃないの?
警察の不祥事はけっこうニュースになるけど。

46 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 21:40:12 ID:3MfV8o8Q
>>44
両方とも同意しないし。

47 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 21:48:10 ID:3MfV8o8Q
その流れで、検察官の犯罪に対しても身内びいきせずちゃんと捜査起訴しろ、
となるなら理解できるが、なぜ政治家も見逃せという話になるのか。

48 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 22:27:40 ID:DxjFZ5nc
何人だろうが、罪を犯せば罰せられる。
それだけのこと。

49 :法の下の名無し:2005/06/12(日) 23:41:11 ID:uKWW1+YO
賄賂なんかだと、なかなか難しいものがあるよね確かに。

50 :法の下の名無し:2005/06/13(月) 00:09:01 ID:7DHiIn4g
>>48
天皇は起訴することができない。(=罰せられない)

51 :法の下の名無し:2005/06/13(月) 00:32:36 ID:D6gKcCWM
テレビカメラが動いてるところで現行犯で何かおやらかしになってもそうだろうか?
いずれにしろ、日本中が大騒ぎだろうけどな。
ていうか、できないわけじゃなくて、単にしないって話でしょ。>>50
なんか法律的にあるの?

52 :法の下の名無し:2005/06/13(月) 00:43:59 ID:DFXNTcMi
>>51
基本中の基本でしょ。
皇室典範第21条に天皇の代理人である摂政は在任中訴追されない
と規定している。
代理人の摂政が訴追できないのなら、張本人の天皇も在位中は
訴追できないと通説になっている。
現在、天皇は退位ができないので現状では一回即位したら、
何をやっても罰せられない。

53 :法の下の名無し:2005/06/13(月) 00:48:12 ID:+fb6yrAJ
>>51
@天皇の象徴としての特殊性
A摂政・臨時代行を任された皇族は在任中訴追されないこと(皇室典範21条等)

これらの類推解釈から天皇に刑事裁判権は及ばないと考えるのが通説
つまり起訴すらできない
法律的な根拠はあるんですな一応は

54 :法の下の名無し:2005/06/13(月) 11:30:58 ID:Kst04OCo
しかし、法務大臣が素人ばかりの国って日本以外にあるんだろうか。

55 :法の下の名無し:2005/06/13(月) 13:34:48 ID:uppa8rOn
>>51
実際考えられないがお話として、
殺人などやらかしたらやはり法律上ともかく
うまく取り繕い病院かなにかに……闇へ

道義上の責任は勿論生じるし
他国ではこの辺論じられている?
他国は退位があるか

56 :法の下の名無し:2005/06/14(火) 15:23:15 ID:PXVXAkal
生前退位は認められないはず
精神病院送りにして摂政おくのが穏当?だろうな

57 :法の下の名無し:2005/07/17(日) 06:46:48 ID:eX+IJVyn
あげほしゅ

58 :法の下の名無し:2005/07/17(日) 16:00:18 ID:zXjcAoex
元助産婦のおばさんはお飾りです。
事実上のトップは事務次官です。

59 :法の下の名無し:2005/07/18(月) 02:32:46 ID:jDva6x9t
なぜ指揮権があるか?
ということであれば、そりゃ行政権は内閣に属するからでしょ。

検察庁も行政機関である以上大臣の監督に服するのは当然。

むしろ14条の趣旨は、大臣の指揮監督権を、
個々の事件に対については、
検事総長に対する指揮に限定する点でしょ。

60 :法の下の名無し:2005/07/19(火) 09:06:17 ID:LdUwmJFy
司法長官が検事総長を兼ねてるアメリカはどうなのだろう

61 :法の下の名無し:2005/07/20(水) 02:36:50 ID:DOKcdLyF
司法長官は大統領の意向を受けまくり。

なので大統領の犯罪については議会が特別検察官を任命。

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