2ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

『恩』はヤヴァイ!

1 :考える名無しさん:2005/06/14(火) 03:11:29
「菊と刀」を読んで、ひとつの疑問が生まれた。
日本人は他人から「恩」を頂いた時点で「債務者」となる。
「債務者」だから、その「恩」を頂いた人(他人)に返済しなければ
ならないと考える。しかし、「恩」は「義理」のようにある時点まで
行けば消滅するものではなく、無限に続くものであって返済できない
と考える。こういう考えはアメリカ人にはなく、日本人独特のものらしい。
しかし、どうだろう。「恩」は完全に債権者へ返済できるのではないだろうか?
成程、頭の何処かには「恩」は残るものであり、一生消えるものでは
ないと考える。それでもチャラに出来るのか…

2 :考える名無しさん:2005/06/14(火) 03:55:10
「恩」というだけでは債務履行の内容が明確でないので返済されたかどうか
わからず、永久に返済されないという感覚に陥る可能性がある。
「命の恩人」とはまさにその事である。自らの命を救ってくれた人に対して
一生頭が上がらない。いくら恩返しをしても足りないという事が言える。
そのことは人の命が金額に換算できないのと同様に、恩の値が金額のように
明確に表わす事ができない事による。金額であれば、何時までにいくら返済して
利息はどうのこうので済む。しかし、「恩」は計る事のできない感謝の気持ちである。
「恩師」という言葉もそれを示しているように思える。債務の履行は、銀行でも消費者金融でも
いいが、借りた金額を利息付きで返済するのが普通である。しかし、この場合は銀行に「恩」があるので
恩返しに返済するというのではない。それに対して「恩」は債務者とはなったとしても
返済義務が生じる訳ではところに注目しなければならない。その場合の返済は債務者の意思に関わるものであり
債務者が返済をする意思をもっていない場合、返済がなされなくとも問題はない。
しかし、日本人の人間関係の基本である相互依存の原則から生じる人間同士の信頼関係を
重視することはその恩返しが無いないことに対して、期待していたはずの恩返しがなされなかった
ということで債務者の人間的な評価が下がる事になる可能性が高い。
これは西洋的思考を相容れない日本独自のものである。そこでは「チャラ」という概念自体が
存在せず、もっぱら人間の共同体維持のためのシステムと考えられるのである。

3 :考える名無しさん:2005/06/14(火) 04:09:31
例えば、債務者は恩人に「恩」を全て返済しなくても良い(いや、完全に
返済する事は不可能とも思える)かもしれない。しかし、日本人は恩人に
返済を自分が好しとする時点まで出来なければ、何処かしこりが残って
自分自身に納得がいかない。これでは日本人は他国との金乃至物資などの
貸借で「恩」を与えられたと考えた時に、心理的に不利な立場に立っていると
考えるのは普通ではないだろうか?なぜなら、斯様の考えは日本人以外には
無いのだから。

4 :考える名無しさん:2005/06/14(火) 04:17:40
アメリカ人は無償で自国を守ろうとすることに矛盾を感じない。
愛国心あるし、家族などを大切にするから。
しかし日本人だって愛国心がまったくない訳でもない。
ただ、そこで日本人は無意識にメリット・デメリットを考えるんだ。

日本人はそういう独特な考えを持っているから、近隣諸国からも奇妙な
目で見られ、得に中国や韓国なんかには嫌われる。

5 :考える名無しさん:2005/06/14(火) 04:23:08
一番奇妙に思われてるのアメリカだぞ

6 :考える名無しさん:2005/06/14(火) 04:31:35
確かにね。エルバラダイ事務局長の3選に最後まで拒否してたのはアメリカだけだし。
どっかアメリカは主役になりたがろうとする行動が垣間見れる。
それも国の特徴なんだろうけども。その、国によって価値観や観念が違う
のは何故なんだ?例えば日本と韓国は全然考えが違う。
主題の「恩」だって国によっては全然違うんだろう?

7 :考える名無しさん:2005/06/14(火) 04:35:19
債務という話題で連帯保証責任が最近問題になっていることを思い出した
あれって日本だけのシステムなんだよな?

つーかすまん寝る

8 :考える名無しさん:2005/06/14(火) 04:37:47
なにが言いたいのか分からなくなってきた。
へたしたら政治板の問題に拠っているかもしれん…
只ね、日本人ってのは他国から見たら奇妙な存在なの。
そりゃ国々によっては日本人も理解出来ないこともあるだろう。

「恩」と云うものは日本人だけ、何処か債務者と云う責任を背負って、
必ず返さないといけないんでは、と云う考えは何故なんだろうと。

9 :考える名無しさん:2005/06/14(火) 14:47:24
祖先からの恩は返済不能でしょ。
代々祖先から生を受けた恩をいただきそれを子孫に伝えるという
不可逆な流れでしょ。

まあ『原罪』よりずっとポジティブでいいと思うけどね。

10 :考える名無しさん:2005/06/14(火) 14:54:36
>>8
恩は儒教の概念。儒教文化圏ではどこでも恩はあるよ。

11 :考える名無しさん:2005/06/16(木) 17:59:17
一食一般の常識っていうじゃないですか。

12 :考える名無しさん:2005/06/16(木) 18:16:44
サラリーマンの基本心性はむしろこれを倒置した「享受される」に近いであろう。
しかし、この「不当に収奪されている」という実感が「自己を供物として捧げることで
共同体を維持する」という太古的・呪術的な社会観に深いところで通底していることに
気づいている人は少ない。
「自己を供物として捧げる」ということは、人間に深い感動をもたらす経験である。
おそらく「自己を他者への供物として捧げ、他者によって貪り食われる」という事況
そのもののうちに強烈な快感を覚える能力を得たことによって人類は他の霊長類と分岐したのであろう。

http://blog.tatsuru.com/archives/000973.php

13 :考える名無しさん:2005/06/16(木) 18:20:22
だが、残念ながら、マルクスの理路によるならば、
そこにたどりつく過程で労働者たちは「収奪された労働価値の奪還」
という社会主義革命を経由しなければならない。
それは言い換えると「オレの稼ぎはオレだけが享受する。
オレのものは誰にも渡さない」という言い分に理ありとすることである。
それは「人間的」な考え方ではない。



14 :考える名無しさん:2005/06/16(木) 18:21:10
人間は「すねを囓られる」という経験を通じてはじめて
「自分にはスネがある」ことを確認し、「骨までしゃぶられる」
という経験を通じてはじめて「自分には骨がある」ということを
知るという逆転した仕方でしかアイデンティティを獲得すること
ができない「生き物」である。

15 :考える名無しさん:2005/06/16(木) 18:52:42
精神科医芝伸太郎を知っているかえ?

16 :考える名無しさん:2005/06/16(木) 19:23:54
家族に育てられた恩。学校へ行かせてもらった恩。友達にジュースをおごってもらった恩。恩を返そうとすればキリがない。恩を返そうなどと考えない事だ

17 :考える名無しさん:2005/07/01(金) 19:31:45
返せない恩ってのはあるよね。
誰かから受けた恩は他の誰かに与えてこそ意味があるような気がする。

18 :考える名無しさん:2005/07/06(水) 21:08:25
生を授かるという恩を
自分が生を子孫に授け、自分自身の生も全うするということで
返済するのが人生なのか
そう考えるとやばいな

19 :考える名無しさん:2005/07/06(水) 21:41:41
> 11 名前:考える名無しさん :2005/06/16(木) 17:59:17
> 一食一般の常識っていうじゃないですか。

一宿一飯の恩義じゃないの…。

20 :考える名無しさん:2005/07/06(水) 21:43:54
恩ねぇ。

恩って「責任感」の一種だよね。
何か喜ばしいことをしてもらったことに対して、お返しをしなければ、という。

この責任っつうのが社会道徳の中枢だったりするんだけど、これがヤヴァイと思うね。
まずもって。

21 :考える名無しさん:2005/07/06(水) 22:20:34
>>20
やばいと感じるのはなんかやましい事したい人でしょ

22 :考える名無しさん:2005/07/06(水) 22:27:02
>>21
と、考えるのは、なんかやましい事した人でしょ

23 :考える名無しさん:2005/07/06(水) 22:29:59
>>22
した事あるけど社会道徳の存在じたいがやばいとは思わなかった。
なぜ社会道徳の中枢とやらがやばいの?

24 :20:2005/07/06(水) 23:14:04
だってさ、「責任取れよ」って言う人に対して、どうやったら責任取れるよ。

例えば政治家が失政したとする。
じゃあ政治を引退することが責任を取ったことになるのか?
その政治家のミスを誰かが尻拭いしないといけない。
だからと言って例えば継続して立て直すことが責任の取り方だ、なんて言ってみろよ。
お前権力の座にずっと君臨したいだけだろって言われる。
自殺したって許されない。

「どういう形で責任を取られますか?」と言われて、責任なんか取れないだろ。

そうすると無責任だって非難される。

結局政治家に限らず、普通の人間は保身や責任逃れに走る。
じゃあ最初っから言っちゃえばいいじゃないか。責任なんか存在しないんだって。
よっぽど楽だよ。

25 :考える名無しさん:2005/07/06(水) 23:21:37
>>24
責任と恩は違うよ。
「責任」はいろいろ複雑だけど現代ではほとんどが有限の概念で
ほとんどの場合「責任」はとれる。
少なくとも「恩」のような無限を含む概念ではない。
「責任」の問題が複雑だから無くしてしまえというのは2重にスレ違い。
このスレは責任の話ではないし、
責任は恩とは微妙に異なる部分があると思う。

26 :20:2005/07/06(水) 23:42:08
>>20を見てもらえばわかる通りオレは「恩」を「責任感」の一種としてとらえたわけですよ。

責任についてつっこんだ話をしたのは>>23の要請にもとづいて。
「責任」がとれるかとれないかで意見は食い違っているようだが、もちろんここはスレ違い。
ただ、ひとつだけ注意してほしいのは、オレは責任を「無くしてしまえ」とは言っていないということ。
オレの主張では、もともと「無いもの」なので。

恩を感じるということと責任を感じるということの共通点は「何かしなきゃ」であって、
では「何をすればいいのか」というと答が出ないところ。
うーむ。どうも責任の方も無限を含む概念のようにオレには思える。
社会道徳を信じてやまない人に説得するのは難しい。

まあ、責任にからめた>>20からここまでは水に流していただこう。

27 :考える名無しさん:2005/07/07(木) 20:54:09
恩なんてもんは与えた者が勝手に思っている自己満足なんじゃないだろうか。
いわばお節介。
こういうことしたらこいつにはこういうメリットがあるとか個人の主観であれこれやってあげる。
恩を与えられた者が本当に望んでいることとは限らない。
命の恩人とかは別として、本当に切羽詰った状況が生じにくい今の日本では
分かり易い恩のやりとりは見かけにくい。
逆にそういった切羽詰った状況であればある程、係わり合いを避ける。
ゆるい状況の中で与える者が取捨選択して気まぐれで与えてあげるのが今時の恩。


28 :考える名無しさん:2005/07/07(木) 23:56:22
>>24
ニーチェが問題にしたキリスト教的罪の概念を現代的な問題に置き換えて
提示しているような気がするんだが・・・
社会道徳にまで言及してるところがそれっぽいw

恩を"感じるべきである"とする社会的風潮(道徳ね)を問題にしたいんじゃ?
「感謝しましょう」とか「謙虚になりましょう」とか。

責任について言えば"他人に与えられる責任"すなわち「罪」(と言っていいかな)
については自分も本来「無いもの」だと考えてる。
(今述べたのは道徳的な意味で。
社会契約的な責任や罪は、本来「無いもの」だとしても、
社会で生きることを選択する以上やむを得ず必要だとは思う)

ただ、自発的に感じてしまう恩
(これがまた社会道徳の洗脳によるものだったりするから厄介だ)
については、そこから「何かしなきゃぁ」って気持ちになっても、
もう仕方ないんじゃないかな。
仮にこの世に責任があるとしたらそこに、
─自らの意思に─対する責任「自らの意思でこうすることを選んだ」
という部分にしかないと思う。

責任の取り方は 後悔しすぎないこと。かな。

29 :考える名無しさん:2005/07/08(金) 20:14:05
常識において、人は恩を感じる生き物であり
恩を感じない人間など居ない、感じない人間は非人なのだ
つまり恩がヤバイのではなく、そういう常識がヤバイのだ
その常識をヤバイと感じる人が、常識から見るとヤバイのだ


30 :20:2005/07/12(火) 23:13:06
>>29
おお、それよそれ。痒いところに手が届く物言いで嬉しい。
結局は「常識」の問題なのかもね。

てことで、バックするけど>>28
社会で生きることを選択するとはいえ、いろいろな社会があるわけで。
それぞれルールが違う。どの社会もまちまちな常識を持っている。
大事なのは、どの社会で生きるかを選択することなんだが……。
ここでは「社会」という言葉の代わりに「文化」を使ってもいいような気がする。

しかし選択できないんだよね、どこの家や国に生まれるってことは……。

31 :考える名無しさん:2005/07/13(水) 22:49:31
>>30
生まれは選べないけど、生き方は選べるから、
今の社会や文化が嫌なら、異文化で生きることも、無人島で生きることも、
世界と折り合いがつかなくなったら(異論はあるだろうが)自殺をすることも
選択肢としてはありえる。
自分の中ではこれらの選択肢を持ってるけど、
なんだかんだと不満はあっても(やむを得ずを含めて自分の意思で)
現状を選んでる。

本当に選択肢も無くどうしようもない状況。
例えば、自殺することもできない拷問状態、では
上のような理屈が成り立つこと自体幸せなのかもしれないけどね。

話が本題から脱線しまくりでスマン

32 :20:2005/07/14(木) 13:23:30
なぜ、現状を選ぶのか。
それはやはり選べない「生まれ」に起因するものだと思う。
外の世界を知らないで、内にいる方が安心できるから。
外の世界を知ってしまうと、そっちの方がよかったりするわけだし。
(例えば犯罪者が再犯する確率が高いのはそういうことなのかもね)

自分の生まれ置かれた境遇というのは、いわば卵の殻のようなもので、
そこから抜け出して、超人になるとニーチェは解いたのかもしれないね。

そう考えると、「恩」という思想環境は、ヤヴァイ殻かもしれない。

33 :考える名無しさん:2005/08/03(水) 22:00:36
村社会のシステムなんだよ

14 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.02.02 2014/06/23 Mango Mangüé ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)